ママと赤ちゃんの快適な暮らしのために-1歳の頃|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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ママと赤ちゃんの快適な暮らしのために 1歳の頃

日々、成長を続ける赤ちゃんですが、それに伴ってママが対処しなければいけない問題も
少しずつ増えていきます。ここでは、1歳児に関する様々な事態への対応のポイントを幾つかご紹介することにしましょう。

ママは赤ちゃんを成長させるサポート役です

1歳といえば、話せるようになる、歩けるようになるなど、赤ちゃんに多くの発育上の変化が見られる時期です。でも、お子さんの成長は本当に人それぞれ、遅い早いについて神経質になる必要はありません。
とはいえ、赤ちゃんの成長を促すためにママが手助けして上げることは可能です。
例えば言葉の発達は、普段、どのくらい言葉を聴くことが出来るかと深く関係します。なるべく多く言葉を聴いて、その意味を理解し、赤ちゃん自身が自分の言葉として声に出すことが大切です。そこで、ご飯の時は「まんま美味しいね」、朝起きたら「○○ちゃん、おはよう」といった声掛けから始めてみましょう。やがて赤ちゃんは、「ママ」のような単語だけでなく、「ママどこ?」のように文章で話せるようになってきます。

言葉で伝えることが楽しいと感じられれば赤ちゃんはさらに言葉を覚え、上手に話せるようになります。そのため、犬のイラストを指差して「これは何?」と訊ね、「ワンワン」と答えられたら褒めてあげたり、リンゴが好きなら「リンゴ、美味しいね」などと言葉を体験として理解させてあげたりすることが大切です。

赤ちゃんの「しつけ」は早めに、しっかり取り組みましょう

1歳を過ぎたら少しずつ「しつけ」を始めましょう。早い時期から始めれば、それだけ早く身に付きます。その際に大切なのは、一度にあれこれ教えると混乱させてしまうので、まずは最も重要な「してはいけないこと」から教え始める、ということです。この時期の赤ちゃんはありとあらゆることに興味を示すため、危険な物事については特にしっかり教える必要があるでしょう。
その際の方法ですが、熱いやかんを触ろうとしたら「アチチだよ!」と熱がるしぐさをしてあげるなど、リアクションをプラスすると赤ちゃんの理解が一気に深まります。

また遊んでいる時と同じ雰囲気で赤ちゃんはしっかり受け取ってくれません。真剣な顔と低い声で「それは危ないよ」と伝えましょう。いつもとは違うママの表情と言葉のトーンに赤ちゃんは「これはしてはいけないこと」だと解ります。そんなママの様子に赤ちゃんが泣きだしてしまうこともあるかもしれませんが、今後を考えれば、適度な厳しさが必要です。またその際は、何に対して怒られているのかが赤ちゃんに伝わるよう、「話をする」、「え教る」という気持ちで接して下さい。また、同時に褒めてあげることも忘れずに。怒られた行為をきちんとやめられたなら「えらいね」と笑顔で伝えて上げましょう。
一度「いけない」と教えたことを繰り返してしまう場合もありますが、これは記憶時間の短い赤ちゃんの特性です。根気よく地道に、何度でも教えてあげましょう。

赤ちゃんが癇癪を起こしたら、まずは落ち着かせて

1歳 2ヶ月頃から赤ちゃんは喜怒哀楽の感情表現が豊かになってきます。楽しいとニコニコと笑いますが、嫌なことがあると不機嫌な表情になって大声で叫ぶことも。
自分の思い通りにならずに赤ちゃんが癇癪を起こすのは自分の気持ち(欲求)を表現する方法がまだわからず、下手だからです。伝えようとしてもママがよく分かってくれないのでイライラが募ってしまいます。このような赤ちゃんの癇癪は「自分は●●がしたい」という自我が芽生えている証拠。癇癪そのものはネガティブなものではありません。

とはいえ、例えば外出先等で赤ちゃんが癇癪を起こしたらママも困るでしょう。そんな時に大切なことは、まず、赤ちゃんを落ち着かせること。その場を離れたり、当初の予定を臨機応変に変更したり、時には好きなお菓子や飲み物をあげてもよいでしょう。
少し待って気持ちが落ち着いてきたら「ブーブーで遊ぼうか?」などと赤ちゃんが興味を持ちそうな新しいことを提案し、気持ちをうまく切り替えてあげましょう。

「イヤイヤ期」は選択肢をあげる方法で乗り切りましょう

1歳7ヶ月頃になると赤ちゃんに自立心が芽生えてきます。「(何でも)自分でやりたい」気持ちが強くなり、食事も着替えもお風呂も、ママの提案全てを拒否する、いわゆる「イヤイヤ期」が始まります。
「イヤイヤ期」は誰もが通過するもの、イライラしても仕方ありません。もしやってみたいというなら、ぜひ、やらせてあげましょう。最初は時間がかかりますし、上手く出来ないことがほとんどです。だからと言って無理にママがさせてしまうと赤ちゃんの自立心を損なわせてしまう恐れがあります。

また、例えば「着替えがイヤ」と言うなら、ふたつの服を見せて「どっちがいい?」と赤ちゃんに選ばせ、相手の意志を尊重してあげるようにするとスムーズです。
そして(時間がかかっても、下手でも)無事に着替えられたなら「えらいね」と褒めてあげましょう。ひとつひとつの物事に選択肢を与え、それを自分で選んだ結果、褒められて嬉しい気持ちになる体験を重ねることで赤ちゃんの「イヤイヤ」病もしだいに治まるはずです。

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