ママと赤ちゃんの快適な暮らしのために-生後7ヶ月~1年まで|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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ママと赤ちゃんの快適な暮らしのために 生後7ヶ月~1年まで

赤ちゃんを育てる上で何よりも大切な点は育児をし続けることです。そのためにはママが気持ち良く子育て出来る環境作りがとても大切です。そこでここでは、1ヶ月ごとに期間を区切って生後7ヶ月から1年目までのママライフを快適なものにするポイントを順番にご紹介していきます。

赤ちゃんの生活リズムが整えばママの時間は生まれます

一日のうちで赤ちゃんがいつ、何をするかという生活のリズムは、大人の影響を強く受けて決まります。朝はきちんと起きて朝日を浴びなければしっかり目覚めることが出来ず、食事を取る時間はどんどん後ろ倒しになってしまいます。逆に朝早めに起きる生活習慣作りを意識すれば眠る時間も少しずつ早まり、赤ちゃんの全体的な生活のリズムも安定していくはずです。

赤ちゃんの一日のスケジュールが決まってくれば、ママも家事や休憩などに使える時間が定まっていくでしょう。そうすれば、ママの育児負担はどんどん緩和されていきます。一方で例えば、お父さんの帰宅時間が遅いからとその時間まで起きたままでいさせていてしまっては、赤ちゃんの生活も夜型になってしまいます。夜型生活はホルモンバランスを乱れに繋がるなど、赤ちゃんの成長にとって良いものではありません。

パパを始め、周りにどんどん協力を求めましょう

生後8ヶ月目くらいに入ると、首を始めとして赤ちゃんの身体もしっかりとしてきます。体重も増え、運動の範囲も広がります。抱っこしながらの動作も大きくなるので、肩こりや腰痛に悩むママが増え始めるのがこの頃です。この時期の赤ちゃんは身体を大きく上下に動かすようなダイナミックな遊びをしてあげるととても喜びますが、そのような遊びはママだと体力的に厳しい面があるため、ここはパパに協力を頼みましょう。パパと赤ちゃんが遊んでいる間はママにとっての家事をしたり、リラックスしたりする時間にもなることでしょう。

なおこの頃は、出産以降の育児疲れがたまってくる時期です。精神的なストレスは身体の疲労を抜けにくくする要因になりますので、可能な限り、周囲にサポートを頼むようにしましょう。

ママのストレスは赤ちゃんに良いものではありません

生後10ヶ月目のいわゆる「10ヶ月検診」が、赤ちゃんの健康診断として主流ですが、自治体によっては9ヶ月目から受診出来る場合もあります。赤ちゃんの成長について不安に思うことがあれば早めに検診を受けておくのもおすすめです。お母さんに心配ごとがあってストレスを感じているとそれが赤ちゃんに伝わって良くない影響を及ぼすこともあるので悩みは早めに解消しておきましょう。

また離乳食が始まれば、他の人に赤ちゃんを預けやすくなります。人見知りをしない祖母や祖父に預けて少しでも外の空気を吸えば、ストレスを発散出来ます。真面目なママほど育児ストレスを抱え、ひどいと鬱気味になってしまうことも。義理母などから赤ちゃんを預かってくれるというからの申し出があったなら、有り難く受け入れてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんの成長には個人差が、悩みは気軽に相談を

既に書いた「10ヶ月検診」を受けると、身長や体重など赤ちゃんの成長に関する様々な数値がはっきりするとともに周りの赤ちゃんのつい比べてしまい、「自分の子は大丈夫だろうか」と深く悩んでしまうママがいます。先輩ママである双方の母親や友人などが身近にいれば相談もしやすいでしょうが、そういかない場合もあるでしょう。そんな際におすすめしたい相談先が自治体による子育て支援施設や近隣の病院です。

不明点や悩みが少しでもあるのなら、遠慮なく周囲にサポートやアドバイスをお願いして、ひとりで悩まないようにして下さい。ママが今後の育児を気持ち良く続けられることが何よりも大切なことです。

「疳(かん)の虫」の原因がママということも

赤ちゃんが一日中泣いてばかりいたり、僅かな物音や光にも過剰に反応し神経が高ぶったりしてしまう状態の原因を、「疳(かん)の虫」という虫だとする迷信がかつてありました。現在、このような症状は医学的に解明され「小児神経症」と呼ばれています。小児神経症はそもそも未熟な存在である赤ちゃんの自律神経が乱れた状態のことで、生後6ヶ月から1歳半の赤ちゃんに多く見られ、3歳頃には治まります。
自律神経のバランスが崩れる原因は様々あるとされていますが、一つの要因とされるのがストレスを抱えたママの表情や態度です。育児はママだけの仕事ではないのですから、一週間のうち一定時間はパパに協力を頼み、1人になる時間を作ってリフレッシュしてみてはどうでしょうか。それは必要不可欠なことであって、決して無責任な行為ではありません。

ママの職場復帰のために必要なこと

生後11ヶ月目といえば、育児休暇を取っているママなら、そろそろ職場復帰の準備を始める頃でしょう。生活リズムが赤ちゃんに合わせたものになっていた方は、徐々に仕事に戻った場合のリズムに自分の暮らしを慣らしていきましょう。ただし、体力的に本調子でない今、無理は禁物です。加えて家事や育児に加えて仕事も、となると以前には考えられなかったほどの体力が消耗されるはず。事前の入念なシミュレーションが必要です。

そして復職後、職場に託児所がある場合はある程度安心ですが、保育園や幼稚園に預ける場合にはお弁当作りや送り迎えも必要になってきます。さらに実際に職場、復帰後はパパもママも仕事の状況しだいでは定刻に帰宅出来るとは限りません。とはいえ、赤ちゃんの健全な発育には規則正しい生活リズムを守ることが重要。パパとママが連携を取り、両親などのサポートも適宜頼むようにして下さい。

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