育ちについて|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

menu
育脳教育について

育脳教育についてAbout Brain Development Education

育ちについて

育脳教育について 2020.04.01

育ちについて

お子さんの成長はとても早く、生まれてから個人差はありますが、おおよそ3年で身の回りのことができるようになるなど、大人にはないスピードで成長してきます。

成長のスピードが速いということは、それだけ大切な時期だということも言えます。

今回はその大切な時期の関わりなどをまとめてみましたので是非ご覧になってください。

 

【3歳までの大切な時期】

子どもの脳は生まれてから約半年で2倍の重さになるといわれています。

また、3歳までには大人の脳の80%が形成されるといわれます。すさまじいスピードで脳の神経細胞同士をつなぎ、成長していくのです。

3歳くらいになると自分の身の回りのことに興味を持ち、自分で行おうとする姿が見られるようになるのは、この時期は急速に脳が成長していく時期だからです。

乳児期は体の成長と共に脳の中でも同じように成長が進み、様々なことができる「基礎」が作られているのです。

 

脳は自発的行動の開始によって急速に発達していきます。自発行動によって出力系⇔入力系のループができ、人工知能の深層学習のようなことが起き、新システムのシナプス重みづけを次々に更新していきます。

 

サンライズキッズでは0歳から2歳までのお子様をお預かりしています。

脳の成長が目まぐるしい時期でありますので「声掛け」「遊び」など、様々な状況の下で一人ひとりの成長に合わせた関わりを意識して保育を行っております。

 

【感情の効果】

大人もそうだと思うのですが、ポジティブな感情の時には仕事の効率が上がるなどプラスに働くことがありますよね。

お子さんの脳の成長も同じことが言えます。

「うれしい」「たのしい」等プラス感情の時には脳の伝達がスムーズにいき、回路が強化されます。

逆にネガティブな感情の時は逆のことが言えます。

「怖い」「悲しい」等マイナスの感情の時には体も委縮してしまい、脳の伝達も弱くなってしまいます。

その時々で状況も様々だとは思いますが、お子さんが「楽しい」等のプラスの感情を持てるような関わりが大切だと言えます。

 

 

脳には、やる気の中核である線条体を中心とする接近・行動学習系と、恐怖や不安・痛みにかかわる偏桃体、島皮質を中核とする回避・禁止学習系があります。前者ではドーパミンが前頭葉や運動野、海馬で働き、記憶やスキルの速やかな定着を促します。後者ではノルアドレナリンなどが働き、フリーズ、逃走、闘争などが起きます。

いずれも必要な系ですが、後者の方が強く、3倍程度の効果があるので、つい「ダメ」「~しちゃだめ」学習に頼りがちですが、自発性は前者で促されるので、「しかる」3倍以上はほめておいた方がいいでしょう。

 

 

サンライズキッズでは、お子さんが楽しいと思えるようにその時々の興味や関心を活かしていけるような活動を意識して取り入れています。

【遊びの環境】

お子さんと遊んでいると大人から見て「危険」や「やめてほしい」といった場面が出てくることがあります。

その時には遊びを中断してしまうといったこともあると思うのですが、子どもの興味を遮断してしまうことにもなります。

もちろん危険なことや不適切なものは止めるべきであります。

ただ、遊びを行う上で安全な環境をしっかりと作り「止める」といったことを少なくしていける環境を作れていれば、お子さんの興味を遮断することなく安全に遊ぶことができます。

興味や関心は成長に大きく関わってきます。

遊びを行うときにはその環境設定も重要です。

 

サンライズキッズでは日々の保育を行う上で環境設定等しっかりと行い安全で楽しく過ごせるように工夫をしております。

 

 

今月はここまでとなります。

最後までご覧になってくださりありがとうございました。

また来月もぜひ見に来ていただけますと幸いです。