育脳カリキュラム英語活動|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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育脳教育について

育脳教育についてAbout Brain Development Education

育脳カリキュラム英語活動

育脳教育について 2018.11.01

【テ-マ英語活動】

赤ちゃんは耳に届く様々な音を聞き分ける能力を持って生まれます。しかし母国語など特定の言葉だけに触れる環境で育てられるうちに母国語以外の言葉を聞き分けたり聞き取ったりする能力は失われていきます。そこでサンライズとしては週2回のカリキュラムとして楽しみながら英語活動に触れることを大切にしています。

【絵本】

人の脳には生来、どの言語にも対応しうる言語習得器官が存在すると考えられています。ブローカ野、ウェルニッケ野などが、言語環境に応じて柔軟に変化し、その言語用の効率の良い言語処理システムを獲得していきます。これは素晴らしいことですが、同時に他の言語体系への適応能力が少しずつ失われていきます。英語の絵本を読み聞かせる等、英語の聞き流しを続けることは、日本語に特化しがちな言語器官の柔軟性を維持する上で役立ちうる、日本語英語同時対応型器官の構築に役立ちうると思われている為、サンライズでは英語の絵本の読み聞かせる等、英語の聞き流しを続けることで自然と英語に触れる機会が多くなり”英語耳“が維持・向上していくと考えています。英語の絵本を見始めたころは「一体なんだろう?」と見ていたお子様たちも、繰り返し見て聞いていくことで段々と慣れ親しみ、楽しめる様になってきています。繰り返し読み聞かせることで、保育者の真似をしながら絵本のフレ-ズを口ずさむ姿も見られる様になってきました。

【絵カ-ド】

日本語型に特化していく脳内の言語器官を、英語対応につなぎ留めておく上で”絵カ-ド“は効果的な方法だと思われます。また楽しくゲーム的に行うことで、やる気にかかわる線条体の活動(ド-パミンの関与が大きい)が高まりやすくなり、学習が促進されやすくなります。そこでサンライズでは”絵カ-ド”を使った英語活動に取り組んでいます。

フォニックスとは発音と文字を繋げる学習法です。サンライズでは、色、食べ物、動物等の身近な”絵カ-ド”を見ながら保育者の真似をし、発音してみます。何度も繰り返し行う事で楽しみながら自然と身につけることができます。少しずつ慣れてきたころに”色絵カ-ド“を使って「Where is this green card?」と質問すると、お子様は嬉しそうにカ-ドを探しに行きます。遊びの中で楽しみながら身近なものの単語や発音を学ぶことができます。

【リズム体操】

音楽を通じて体操をしたりジャンプをしたりすることはお子様たちの様々な能力向上に良い影響があります。リズムに乗る、ということは経験が全くないとなかなか出来ないものです。サンライズでは「one two three four」の歌を歌いながら手を繋いで円を作ったり、[Head Shoulders Knees and Toes]の歌を歌いながら体を上下に動かしたりする等、リズム体操を取り入れています。また、[If you are?]の歌を歌いながら“happy,angry,scared”等、様々な表情の表現を知ることを意識して取り組んでいます。1歳前後で言葉はほとんど話せませんが音楽に合わせて体を横に揺らしたり、手を叩いたりして個々に楽しんでいます。

 

言語はその意味内容だけでなく、音韻やリズムから成り立っています。人の多くは言語の意味内容処理を左のブローカ野、ウェルニッケ野で行い、音韻やリズム処理をブローカ野、ウェルニッケ野に当たる右の脳の部位で行います。このとき運動野や、やる気や行動の開始や維持にかかわる線条体が活動しやすくなります。歌詞自体を覚えるより、曲で覚えた方が覚えやすく忘れないのはこの活動により促進されていくのです。

 

★最後までお読みいただきありがとうございました。また次回もお楽しみにしてください★