育脳と食事の関係|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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育脳教育について

育脳教育についてAbout Brain Development Education

育脳と食事の関係

育脳教育について 2021.03.01

 

こんにちは小規模保育園サンライズキッズ保育園です。

本日は育脳と食事の関係についてお話をしたいと思います。

「賢い子に育ってほしい」と願うのはご家族皆様共通の願いでしょう。

脳の成長と食べ物には深い関わりがあります。毎日の食事で脳を育てていきましょう。

 

⓵なぜ食事が大切なのか

人間の脳の神経細胞が最も発達するのは3歳までで、その後6歳で大人の脳の90%にまで成長し12歳までにはほぼ完成すると言われています。

脳の成長はお母様のお腹の中にいるときから赤ちゃん期~幼少期がピーク、小学校卒業までにほぼ終了するということ。将来、かしこい人になるかどうかは、この時期の脳の発達にかかっているといえそうなのです。

脳を働かせるためには、まず『ブドウ糖』という栄養素が必要です。ブドウ糖は、最後の食事からおよそ7〜8時間で効果がなくなるので、夜ごはんで接種しても翌朝目覚めた時には体内のブドウ糖をほとんど使ってしまっています。ですから朝ごはんは、脳を働かせるためのブドウ糖を補給するために、大切なものとなります。

次に賢い脳とはシナプスが多く、神経伝達物質が活発に受け渡しされている状態です。そうした脳はしなやかでよく働きます。その為に大切なのがDHAとレシチンです。ただ単体で接種するのではなくビタミンやカルシムなど他の栄養素の助けが必要です。脳を活性化するためにはさまざまな食品・栄養素を食べ合わせることが大事なのです

②どんな食材を食べると効果的か。

脳はタンパク質と脂質からなっているので、バランスのいい食事は脳の話そのものです。

子どもの脳の基本構造は、3歳までに作られます。

0〜2歳まではあまり偏食が見られず、口にするものはほぼすべて、「育脳」に欠かせない食材です。その中でも特に子どもの脳と体をつくるために欠かせない、以下の5つの栄養素を紹介いたします。下記に記載させて頂きました食材を上手に取り入れられると効果的だと思います。

◎筋肉をつくる「たんぱく質」・・・肉、魚、豆腐、チーズ、卵

◎骨をつくる「カルシウム」・・・ヨーグルト、チーズ、ひじき、高野豆腐、小松菜

◎脳をつくる「DHA」・・・さば、さんま、鮭、しらす干し

◎血液をつくる「鉄」・・・牛もも赤身肉、豚ヒレ肉、マグロ、あさり、卵

◎腸を整える「発酵食品」・・・納豆、味噌、ヨーグルト

その中でも、魚の脂に多く含まれる必須脂肪酸のDHAは、脳の神経細胞の主な成分となって、記憶や学習などの脳の働きを高め、神経伝達をスムーズに行うと言われています。DHAが豊富に含まれている食材が「魚」なのです。魚は良質なたんぱく質源としても優秀な食材。DHAとたんぱく質が同時に摂れるのです。

DHAを多く含む魚は、マグロ、カツオ、ブリ、サバ、サンマ、イワシなどの青魚のほか、サケ、ウナギなどです。毎日の食事の中で上手に取り入れていきたいですね。

 

③普段の食事に取り入れるために・・

脳に良い食事や食材のお話をしてきましたが、毎日家事や育児・仕事に大忙しの皆様にとって、脳に良い食事・バランスの良い食事と聞くと大変な事だと思われがちになると思いますが、普段の食事にひと手間加えればよい物が多いです。

朝がパンならヨーグルトやチーズを1品に加えたり、ご飯なら鮭フレークをかけて鮭ご飯にしたり、同じように納豆ご飯など簡単に取り入れることが出来るものが多いです。

スーパーのお惣菜を取り入れるのも上手な方法だと思います。

ひと手間を加え楽しい食事にすることを心掛け、毎日のご家族の団欒のひと時にすることをお勧めいたします。

今は、簡単レシピなどもネットなどで発信されています。ぜひご活用くださいね。

 

美味しそうに食べている子どもたちの顔を見るのは作り手にとってはとても幸せな時間だと思います。

美味しく食べて、脳の成長を促していきましょう・・

 

育脳と食事のお話はここまでとします。

また、見に来てくださると幸いです。