子どもの体は食事から出来ています!食事の大切さ☆|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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育脳教育について

育脳教育についてAbout Brain Development Education

子どもの体は食事から出来ています!食事の大切さ☆

育脳教育について 2018.12.01

【食事】

サンライズキッズでは、給食を「自園調理」(保育園で調理)しております。体を作るもとになる赤群(主菜になる肉・魚・卵・大豆料理など)エネルギーのもとになる黄群(米・パン・油など)、体の調子を整える緑群(野菜・きのこ・海藻料理)を一日に必要な栄養量を栄養士が計算をして献立を作成、そしてその献立をもとに調理し温かい給食の提供をしております。サンライズキッズでは和食を中心とした献立が多いのも魅力的な点だと思います。
また午後おやつも自園調理しており、牛乳や乳製品・果物なども献立に沿ってバランス良く提供できるようにしております。

 

【バランスの良い栄養素の食事】
~子どもの体は食事から出来ている!~

サンライズキッズでは、先に述べた通り必要な栄養素がバランスよく取り入れられた給食を提供しております。献立では必要熱量(カロリー)、たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維、食塩相当量が計算されて作られております。
最近では、食事が欧米化しており脂っこい食事をとる機会が増え、好き嫌いから魚、野菜、海藻などを食べない子も増えています。その為、カルシウム不足で切れやすくなる、栄養バランスの悪い食事を続け元気や気力がない、などの症状が子どもに出てくることがあります。
また、3歳時点での食事内容が、8歳半時点でのIQ(知能指数)とどう関わるかを調べた研究によれば、3歳時点で脂肪/砂糖が豊富な食事(加工食など)をとっていると、8歳半時点での知能(IQ)低下と関連が認められたそうです。一方、3歳時点で健康留意食(サラダ、米、パスタ、魚、果物など)をとっているとIQ上昇と関連したそう。あくまで相関研究で因果関係までは踏み込めませんが、健康的な食事をとることは頭を良くすることと関わる可能性があります。
サンライズキッズでは、乳幼児期に必要な栄養素をバランスよく取り入れた食事を毎日提供することで、子ども達の体作りのサポートをしており、サンライズキッズの食事は子ども達にとって望ましい食事ということを脳育の専門家からおっしゃって頂いております。

 

 

【よく噛んで食べる】

給食の時には【よく噛んで食べること】を子ども達に伝えています。最近は柔らかい食べ物が増えていて子ども達がよく噛まなくても食べられると感じています。先日行った【歯科検診】でも保護者へのお願いとして【固いものを食べるように】との指導がありました。最近の子ども達の顎は小さい傾向にあるようです。《固いものを食べることは、よく噛んで食べる》という意味にも繋がります。【固いもの】は、顎をよく動かして噛んで食べることが体の発達にも繋がり、よく噛むことでより細かい状態になった食べ物が体の中に入るので消化にも良いのです。

【よく噛んで食べること】は脳に刺激を与えるという意味でとても重要な役割を担っています。よく噛んで食べることで、脳の発達が良くなりその結果頭の良い子どもになる、発想が豊かな子どもになります。
また、よく噛むと知的活動の中枢、前頭前野が活性化しやすくなるとの報告があります。しっかり噛んで食べる習慣は体だけでなく脳にとっても有用で、しっかり噛むとヒスタミンが分泌され、食欲の抑制も起きやすく、過剰なエネルギー摂取を抑えることにもつながります。
また、離乳食では「舌でつぶせるかたさ」の中期食、「歯茎でつぶせるかたさ」の後期食を経て幼児食へ移行します。乳児の離乳食期を大事にしながら段階を追って【噛むこと】の大切さを発達に繋げていくことに重点をおいています。

【みんなで給食を食べることの大切さ】
サンライズキッズでは、みんなで机を並べ同じ給食を一緒に食べています。はじめは、好き嫌いの多かった子どもも友達がおいしそうに食べている様子を見て‛食べてみよう‘という気持ちになることや、先生が励ましてくれるから‛頑張って食べてみよう’という気持ちになるなど、様々な理由から食べることへ意欲が湧いているようです。

 

食べてみたら、おいしかった!先生や友達に褒めてもらえた!応援をしてもらえた!など、子ども自身が嬉しい気持ちになることで、はじめは促されて食べていたものもいつの間にか【好きな物】に変わり、自分で食べることが出来るようになります。自分で食べた経験が子どもの【自信】に繋がっていて、誇らしそうに食べる姿には頼もしさも感じています。
人の脳にはミラーニューロンシステムといって目の前にいる人の動作や気持ちを写し取り、自分も同じような動作をしやすくなったり、同じ気持ちになりやすくなる仕組みがあります。しかも、このシステムの働きは近しい人ほど、近い距離ほど強く働くことが報告されているので、楽しく食べるお友達に囲まれての食事は楽しさを増し、また苦手を緩和してくれるかもしれません。個食に比べ集団食ではドーパミンやセロトニンなど快感や幸せ感にかかわる脳内ホルモンも分泌しやすいとされています
【みんなで給食を食べること】は子ども達の【食育】に必要不可欠な要素だと考えております。日々の保育から、食事に対するいいイメージを持ち食事をすること、友達や先生と一緒に食べること、もちろん家庭で家族揃って食事をすることは乳幼児期の成長にとても大切です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!
また、次回をお楽しみに(^_-)-☆