「抱っことふれあいあそび」|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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育脳教育について

育脳教育についてAbout Brain Development Education

「抱っことふれあいあそび」

育脳教育について 2021.11.01

 

こんにちは。

サンライズキッズ保育園です。

過ごしやすい秋空の下、外気浴に出掛けることが増えました。銀杏の木も黄色に染まり、葉っぱがひらひらと落ちるころとなりました。お子さま達は、落ち葉をたくさん集めて、

ままごと遊びや、足で落ち葉を踏んでみた音や、感触に興味を示し、この季節ならではの遊びを楽しんでいます。

 

サンライズキッズ保育園では、絵本の読み聞かせをはじめ、フラッシュカ―ドやリトミック等、様々な育脳教育に取り組んでいます。

上記は『教育面の育脳』ですが今回は『心の育脳』として

「抱っこやふれあい遊び」からどのような育脳の効果が得られるかについてお伝えさせていただきます。

 

【体の温かさと心の温かさ】

 

生まれたばかりや歩き始めの頃は、よく抱っこをしていたけど、歩行もだんだん上手になり

自分の思いも少しずつ伝えられるようになってきた2歳ごろになると「もう大きくなったし…」「お兄さんなんだから…」等と抱っこをする回数も減ってきたのではないでしょうか。

人の五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)のうち最も早く発達するのが「触覚」で

皮膚から受ける様々な情報は脳に直接伝わり、脳を活性化します。皮膚に気持ちのいい刺激は安らぎを感じさせ、脳の発達に良い影響を与えるといわれています。

「体の温かさ」と「心の温かさ」には、密接な関係があります。体に優しく触れたり、抱っこをされたりして皮膚に温かさを感じると大脳皮質を介して人に対して温かい気持ちが高まるそうです。

抱っこなどによるスキンシップをとることで安心感を得て温かい気持ちになる、愛されている、大切にされているという経験を、小さなうちから何度も繰り返すことで育まれていくものだと思います。小さな頃の密接な触れ合いやコミュニケ―ションの記憶は記憶として覚えていなくても、脳の奥にずっと残り続けると思います。温かいふれあいや、スキンシップの経験が、その後の人生に影響する心の基盤づくりに大きくかかわっているのです。

 

【オキシトシンとは】

抱っこや触れ合いによる、温かなスキンシップには「リラックス」や「安心」をもたらす効果があります。この反応に深くかかわっているのが、脳内に作られる「オキシトシン」という物質。サンライズキッズの育納カリキュラムでも何度かお伝えさせていただきました、

「オキシトシン」には、ホルモンとしての働きと、神経物資としての働きがあり、体中に多彩な作用を及ぼすといわれています。脳内にオキシトシンが分泌されると、リラックスして心拍数が低下し、血圧が下がり、ストレスホルモンが減り、血液循環もよくなるといわれています。このオキシトシンの働きが体の成長や学習面、心の安定、社会性を育むなどお子さまにとっても、親御さんにとっても非常に好ましい作用をもたらしてくれるようです。オキシトシンの分泌を促すには、抱っこや、マッサ-ジ、ふれあい遊びなどのスキンシップが最も効果的であります。どちらか一方だけではなく、お子さま、親御さん両者の脳に分泌されることがポイントです。

さらにオキシトシンの神経はドーパミン神経の活動を促進します。ドーパミンは快感や楽しさにかかわるほか、やる気や記憶・スキルの定着の促進にかかわりますから、親子での心地よさは学習効果を促進します。

 

【親子で効果的】

体もだんだん大きくなってきて、ずっと抱っこをするのも大変な時は、親御さんのお膝の上に乗せて、ギュウっと抱きしめたり、歌に合わせて体をくすぐったりする、ふれあい遊びでも十分スキンシップが取れると思います。

そこでサンライズキッズ保育園では、ベビーマッサ-ジや、歌や音楽に合わせ体をくすぐったりする、ふれあい遊びもご紹介しております。機会がございましたら、ぜひ保育体験会にお越しいただき、一緒にふれあい遊びを楽しんでみませんか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。