イヤイヤ期について|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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イヤイヤ期について

育脳お役立ちコンテンツ 2022.02.01 キーワード ,

こんにちは。サンライズキッズ保育園です。

まだまだ寒い日が続きますが、子どもたちは元気に外で遊んでいます。

年始から雪が降ったりと、一大イベントのようになりましたね。保育園でも雪だるまを作ったり雪遊びをしました。

凍結した道路や歩道は危険なので、お気をつけください。

春の訪れを待つばかりですね!

 

今回は子どものイヤイヤ期についてお話したいと思います。

少なからず苦労もあると思います。

イヤイヤ期…

でも実はとっても大事な時期なのです。

【イヤイヤ期とは】

子どもに自我が芽生え、何でも「自分でやってみたい」「自分でできるはず」といった思いが芽生えたり、「イヤ!」などの自己主張が強くなる事です。

同時に、欲求や感情のコントロール(抑制機能)がまだ未熟で、言葉もまだ流暢ではないという、とても難しい時期です。

そして、脳がどんどん発達し、シナプスが爆発的に増加していく入り口の時期が2歳ごろ。

様々な刺激に敏感に反応し、脳の中の緊張が高まっていきます。この時期特有の「イヤイヤ」も脳の発達の表れなのです。

 

 

反抗期は、主に2〜3歳頃の幼児期と思春期の二回来ると言われていて、それぞれ「第一反抗期」「第二反抗期」と呼びます。また、小学校2〜3年生頃にも反抗的な態度が表れる事があり、これは「中間反抗期」と呼ばれています。

 

子どもの個性により、個人差が大きいというのもイヤイヤ期の特徴です。ですので、対応は人それぞれ変わってくると思います。

前回のブログにて「怒ると叱るの違いは脳への影響も違う?」にも記載があるように、否定・否定語が多くなってしまわないように対応していきたいですね。

毎日イヤイヤ期に触れていると気持ちが滅入ってしまう事もありますが、子どもの自我の芽生えを否定することは自己肯定感が無くなってしまい、常に顔色を伺うようになってしまうのです。

なぜ、ダメなのか?なぜ、叱られているのか?をきちんと理由を伝え、出来るだけ前向きな言葉を心がける事が大事です。

 

 

2歳前後の年齢でピークを迎える事が多いイヤイヤ期には、子どもの気持ちに寄り添う事が大切です。「自分がしたい」という欲求にはさりげないサポートで応え、子どもが納得して行動できるようにワンクッション置くなど工夫し、また、感情的に怒らないように大人が自身をコントロールする事も大切です。

子どもの事だけでなく、ストレスを溜めずに上手く目線を合わせ、子どもと親、両者共に笑顔で過ごせたらと思います。

 

子どもたちが思春期を迎えるころ、内臓的な不快感にかかわる島皮質が発達します。身も世もなく人を好きになったり、憎くなったり。同時に感情をモニターしコントロールする前部帯状回も再発達し、折り合いをつけていきます。幼児期の愛着関係がこの時のもめ事を小さくするといった報告もあります。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。