0歳からの育脳が大切!!|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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育脳お役立ちコンテンツUseful content for Brain Development

0歳からの育脳が大切!!

育脳お役立ちコンテンツ 2022.07.01

0歳児から育脳って何をするの?と思うかもしれません。

しかし、どれもすぐに取り入れられることばかりですので、保育園だけでなく、ご家庭でも一緒に行い、子どもの発達の可能性を最大限に伸ばしていきましょう!

 

 

?0歳児の脳の発達

 

シナプス(脳の神経回路のつなぎ目)の数が、頭の良さに関わってくるということはご存じでしょうか?

 

赤ちゃんは、誕生するまでに成人と同じ数の脳細胞(ニューロン)が作られると言われていますが、脳細胞をつなぐ神経回路が無い為に、歩いたり、話したりすることができません。

誕生した後に日々の外界の刺激を通して、シナプスを増やしていきます。

特に6ヵ月までは、シナプスが爆発的に増える時期と言われています。

脳細胞の数は変えられませんが、シナプスの数は、良い刺激により成長が促進される為、増やすことができ経験を重ねることで、細かった神経回路を太くしていくことができます。

 

では良い刺激とは、具体的にどのようなことをすればよいのか、紹介していきます。

 

?シナプスを増やす為にお薦めの方法

 

①生活リズムを整え、心地よい刺激を

 

「快」の刺激を受けることで、シナプスが増えることが分かっています。

太陽の動きに合わせた起床・就寝、栄養のある食事、おむつの交換を通して、赤ちゃんが心地よく快適に感じられるようにしましょう。

赤ちゃんの気持ちを察することも大切です。お腹がいっぱいの時に、食べさせようとする等、子どもが望んでいない刺激は、タイミングによっては良くない影響があります。

今子どもが何を求めているのかを察知し、求めている刺激を与えることで脳を発達させていきます。その為に、子どもと過ごす時間を増やし、コミュニケーションを取りながら、見守ることが大切です。

 

 

②たくさんの語りかけ

 

毎日の生活の中で、たくさん声をかけてあげましょう。

まだ何も分かっていないのではないかと感じるかもしれませんが、赤ちゃんの耳には、きちんと届いています。言葉を聞き取り、脳に入力しています。

話す内容に困る場合は、ママがすること、赤ちゃんにしてあげることをその都度伝えたり、赤ちゃんの気持ちを代弁したり、今日あった出来事をお話ししたりしてみましょう。

 

絵本の読み聞かせも効果的です。

たくさんの言葉が出てくるため、語彙力を補うことができ、視覚、聴覚から良質な刺激を得ることができます。自然に親子のやり取りが生まれる為、赤ちゃんへの声かけが苦手な方にもおすすめです。

0歳は、言語・語学力に関するシナプスが急成長する為、絵本に興味を持てる環境を与えることで、その後成長した時に自分で本を読む力につながっていきます。

 

体が成長し、自分で自由に遊べるようになってから読み聞かせを始めても、おもちゃや体を動かすことに興味が行く為、絵本に集中できず、言語に関するシナプスを増やすことが難しくなることがあります。

 

 

サンライズキッズ保育園では、0歳児からたくさんの絵本の読み聞かせを行っています。

その為、自分で動くことができるようになると、自分から「絵本を読んで!」と本を持ってきたり、自分で見たりする姿がたくさん見られます。また、絵本の読み聞かせが大好きな様子で、じっと集中して見ています。毎日の積み重ねから絵本に興味を持ってくれていることを実感しています。

 

③たくさん遊ぶ

 

危険が無いかだけはしっかり注意して見守りましょう。

その他は赤ちゃんが興味関心のあるものに自発的に関わっていくことで学びが増え、育脳につながります。

赤ちゃんは好奇心の塊です。見たい、触れたい、聴きたいなどというという要求を受け止め、集中して遊んでいる時は、遊び方に危険が無ければ温かく見守りましょう。

 

自由に体を動かせないうちは、見て楽しめるおもちゃを用意することも1つの手です。

動くおもちゃを注視したり、追視したり、視覚に働きかけることが育脳につながります。

育能おもちゃを使うことも1つの方法ですが、興味を持っていなければ無理に遊ばせないようにし、説明通りの遊び方でなくても気にしないようにしましょう。

 

 

0歳児は脳が急成長する時期の為、上記のことを少し意識してみて下さい。

早期教育をしようとして、年齢より進んだことを子どもにさせようとしたり、子どもがやろうとしていることを先回りして止めてしまったりすると、脳の発達につながりません。

子どもの欲求、今興味を持っていることに注目し、日常生活から育脳を行っていきましょう。