豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック|小規模認可保育園 高槻市登町【サンライズキッズ保育園 高槻園】【公式】

たかつきえん
高槻園
大阪府高槻市登町43番5号カサエステ一番館1階
阪急京都線 高槻市駅よりバス10分
 下田部団地下車 徒歩4分
050-5807-2233 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 高槻園のカリキュラム

豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック

皆さんはリトミックという教育法についてご存じでしょうか。
0歳児から始めることができることもあって、近年では保育園や幼稚園など多くの施設で取り入れられています。
リトミックがこれだけたくさんの専門家や子育て家族から支持を集めるのには、どのような理由があるのでしょうか。

目次

リトミックとは何か

高槻園の様子

リトミックとは、音やリズムを聞いてイメージしたものを体で表現して表現力や感性を養う、音楽をつかった教育法のことです。
さらには基本的な音楽能力だけでなく身体や感性、知能を刺激することもにもつながるため、子どもの中にある様々な「潜在的な基礎能力」の発達が促され、健全な成長をサポートするのに役立ちます。

リトミックが子どもに与える能力

1.身体能力

音楽に合わせて、走る・歩く・スキップ・ジャンプといった動きをするので全身の筋肉を使います。さらに、這う・転がる・ゆれる・ねじるなどの動きをして体の使い方を覚え、継続して行う事で柔軟性やバランス感覚も育まれるので、リトミックを通して総合的な身体能力が発達します。

2.集中力

視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚という五感の集中力(外的集中力)と、自分の頭の中で物事を順序立てて考える集中力(内的集中力)という、2つの集中力が身につきます。音楽を注意深く聞くことで外的集中力が、音楽からイメージされる動きを考えることで内的集中力が鍛えられるのです。

3.コミュニケーション能力

リトミックでは耳にした音楽に共感し、音楽と自分の動きを調和させます。それには周りの空気を読み判断し、自己表現と協調のバランスを柔軟にとる必要があるため、コミュニケーション能力を養うことにつながります。
また、リトミックは友だちや集団で一緒に受けるのが一般的です。そこで音楽の聞き方や感じ方、表現方法は人それぞれだということに気づいたり、友だちの動きを見て共感したり尊敬したりするので、協調性や社会性も育まれます。

4.音楽的感性

高槻園の様子

リズム感が養われるのはもちろんですが、リトミックは音楽を通して、音程や音の高低・強弱などを聞き分ける耳や子どもの音楽的な感性を育てるとされています。
幼い頃に楽しく身に付けた音楽の感性は、大きくなって何かしらの楽器や音楽活動をする際に役立つでしょう。

大人が気を付けるべきポイント

リトミックで大切なのは、「音楽に合わせて動くと楽しい!」という経験をさせてあげることです。初めのうちは特に上手くできないこともありますが、保育園でも子どもたちが笑顔で楽しめるよう、焦らずにゆっくりと見守ることを心がけています
また、リトミックにはそもそも体操やお遊戯と違って決められた動きがありません。こうしなければいけない、これができなければいけない、といった考え方ではなく自由な表現を尊重するのです。一人ひとりが生み出した自由な表現を認めることで、子どもの自己肯定感も育まれます。

なぜ乳幼児期からリトミックを始めるのか

高槻園の様子

まだ思った通りに体を動かすのが難しい赤ちゃんでも、リトミックで様々な音に触れそれぞれの音色の違いを知ることは可能です。また、聴いた音をイメージし自由に表現することで、子どもたちは想像力や表現力豊かに成長します。
リトミックは長期的に続けることで様々な効果が得られるので、0~2歳児といった幼い頃から始めることで、より高い効果が感じられるようになるでしょう。

保育園でも行っている〇〇に変身リトミック

▼動物ごっこ

音楽に合わせて、動物の動きを真似て体を動かします。動物をモチーフにした曲を流すと、子どもたちも動きをイメージしやいので好評です。
また、子どもがさらにイメージを広げられるよう「お鼻の長いぞうさん」「ぺたぺた歩くぺんぎんさん」など、動物の特徴を言葉で伝えています。

▼電車ごっこ

車掌さんやお客さんになりきる電車ごっこのリトミックです。フープやタンバリンをハンドルに見立てたり、縄跳びで輪を作ってその中に入ったりと、具体物があるとより想像が膨らみます。
ピアノで電車の曲を演奏すると速さや強弱をつけることができるので、動きを早くしたり遅くしたりしてさらに楽しめます。
「坂道です」「特急列車がやってきたよ」と声をかけると、さらに子どもたちのイメージが広がるようです。

年齢別でみるリトミックの内容

●0歳児:スキンシップを大切に

0歳児は自分の思い通りに動くのがまだ難しいため、音に合わせた触れ合い遊びやベビーマッサージといったスキンシップをとるリトミックが中心です。

●1歳児:音楽に合わせて体を動かす

歩いたり走ったり、寝転んだり、という動きができるようになるころです。それらの動きを大人と一緒に音楽に合わせてやっています。

●2~3歳児:リズムをとって体を動かす

2歳以上になると、音楽のリズムに合わせて体を動かせるようになります。大きい動きや小さい動き、早い動きやゆっくりした動きなど、様々な動きを音に合わせて楽しみます。

高槻市の公共施設でリトミック

高槻市内の子育て支援センターでは、定期的にリトミックのイベントを開催しているところがあります。周りの子と楽しくリトミックをすれば、良い刺激になるのではないでしょうか。

https://www.city.takatsuki.osaka.jp/life/2/22/116/

▼ハイネ

  • ・利用方法:予約制(利用日前日までに電話で予約受付)
  • ・利用時間帯:(午前の部)午前10時から11時50分(ランチタイム)正午から午後1時(午後の部)午後1時から2時50分
  • ・リトミック:講座不定期

▼平安女学院大学どんぐりの森

  • ・実施日:月曜日から金曜日(午前10時から午後3時)
  • ・リトミック:第1火曜日、第2木曜日(1部:午前10時30分から11時)(2部:午前11時10分から11時40分)

おうちでリトミック

おうちでも楽しめるリトミックをご紹介します。簡単にできるので、親子で気軽にやってみてください。

▼あしぶみリトミック

となりのトトロでおなじみの人気曲「さんぽ」に合わせて足踏みします。その途中、急に音楽を止めてみてください。お子さんの動きも止まるはず。そしてまた続きを流して足踏みするのを繰り返して楽しみましょう。

▼スカーフでリトミック

薄めのハンカチかスカーフを用意してください。それを広げて持ち、顔を隠して「いないいないばぁ」をします。できたら音楽に合わせて、リズミカルないないないばぁを楽しんでみてください。

リトミックには様々な効果があり、それが子どもの体や心の発達を強くサポートしてくれるでしょう。
リトミックにご興味をお持ちいただけたら、まずは簡単なおうちリトミックから始めてみたらいかがでしょうか。お子さんの反応を見ながらできるので、興味を示しているかとか、どんなことが好きなのかなどがすぐにわかるはず。
サンライズキッズ保育園高槻園の子どもたちも、週に2回のペースでリトミックを楽しんでいます。ぜひサンライズキッズで、お子さんの想像力や表現力を伸ばしませんか?

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

リトミックを取り入れることで、リトミックカリキュラム研修を通して、
子どもたちに変化が見られたか。また、変化が見られた場合
どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

高槻園の保育士回答

  • 音楽を聴いて楽しそうに反応するようになりました。音の高低やリズムを感じられるようになりました。
  • 歌に合わせて手拍子をしたり、首をふったりするようになりました。
  • カリキュラム活動に積極的に取り組むようになったと感じました。
  • 音楽が流れたり、保育士の手拍子などに自然に反応して身体を動かしたりする姿が見られるようになりました。
  • 音楽を聞いてリズムを取れるようになってきました。
  • 研修で学んだことを実践すると、子どもたちが積極的に取り組んでくれたと感じました。
  • 保育士の真似をしてリズムを取ったり、音楽に合わせて身体を動かしたりすることが上手になりました。
  • 保育士自身も楽しみながらリトミックに参加したことで、子どもたちも興味や関心を持ってできました。遊びの中で自然と子どもたち同士で楽しんでいました。家庭でも子どもが披露をし、保護者にもリトミックを知ってもらい一緒に楽しむ機会につながっているようで良かったです。
  • 「ストップ&ゴー」などを通して音を聴きながら動きを判断する力がついたり、活動中の集中力が高くなったりといった成長を感じました。
  • リズムの拍を意識する姿が見られるようになりました。2 歳児になると音の強弱、早さの変化など、自分で気づき、動作につなげられるようになったと感じます。
  • 子どもたちが音楽やリズムに親しむ経験を重ねたことで、新しい曲や活動にも積極的になったり、朝の会などでの季節の歌を楽しんだりする姿が増えました。
  • 音楽が好きになり、自由表現やリズム打ちを楽しめるようになりました。

高槻園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • みんなでリズムに合わせて楽しむような雰囲気をもち、自由な表現を楽しんでいるようになってきたと思います。
  • ピアノを使って取り組むことで興味をもち、音をよく聞こうとしていました。
  • 遊びの中でカリキュラムごっこをしたり、ピアノに親しみを持ったりしていました。
  • 楽器を使った際、初めは自由に楽器を鳴らしていたが、今では保育士やピアノの音に合わせて楽器を鳴らす姿がみられるようになりました。
  • 音楽や音など、耳で聞こえたものに合わせて動く姿が見られ始めました。
  • 音楽に興味をもち、耳を傾けてよく聞くようになりました。
  • 符号を覚えるようになりました。符号の区別を理解し、声に出しながら手合わせを積極的に行うようになりました。リズム感を養うことができ、ピアノの音に耳を傾けながら表現することができるようになりました。
  • さまざまな音の聴き分けができるようになりました。
  • 音を聞いて、それに合わせて動くことができるようになりました。
  • 以前より物事に取り組む際の集中力がつきました。
  • 初めは乗り気でなかった子どもも、友達や保育士が楽しんでいる様子を見て「一緒にやってみよう」と言う気持ちで取り組む様になったため、変化を感じました。また音符カードを取り入れた当初は、見たままの音符を覚えているだけなように感じましたが、しっかりとリズムを理解して表現するようになってきています。
  • リトミックを通じてさまざまなことに対する自己表現が豊かになったと感じます。
  • 四拍子の手拍子の最後の休符を待てるようになり、成長を感じて良かったと思いました。
  • はじめは保育士と同じ事をする姿が多かった子ども達ですが、保育士も自由に身体を動かす事によって正解、不正解がない事を子どもたちなりに理解して、自由に動く姿が増えてきました。
  • 毎回の研修で実践的なものを見せて頂けたので、子ども達にも伝えやすかったです。特に音を聞いて身体を動かす即興的なリトミックにおいては、ピアノの音をよく聞いて身体で感じられるようになったと思います。
  • 音楽に興味を持って楽しく取り組んでいたと感じました。
  • 楽器の音を止めたり、鳴らしたりのメリハリがついて成長したと思います。
  • 楽しく取り組むことによって楽器を使うのが上手になったと思います。
  • 音や言葉を聞いて、静と動の動きが出来るようになってきました。
  • 最近では短調と長調をとりいれると『、寒そうだね...』と言いながら音の変化に耳を傾けることができるようになっていました。
  • ピアノに合わせて表現遊びを楽しんでいたことに成長を感じました。
  • 具体的に実践を見ることで保育士が意図を理解して行うため、子どもたちにスムーズに実践して楽しむ様子を見ることができました。
  • 音楽が聞こえるとリズムに合わせて身体を揺らしたり、リトミックで使用している曲だと「○○だ!」と動きで表現する姿が見られたりするようになりました。

リトミックカリキュラム活動を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • カリキュラムの時間を設けていることで園児たちの集中力が増したり、表現の幅が広がったことが良かったと思う
  • 来年も子どもたちに合わせたカリキュラムを楽しんでいきたい
  • リトミックに関してはとにかく初心者だったので、前半の研修内容は難しく感じました。
    後半の0〜2歳児向けの内容(実践例)を実演していただくことによって、自園にあった内容に落としていけたと思います。保育者が恥ずかしがることなく、自信を持って行うことを心がけていきたいです。
  • 楽しみながらカリキュラムに取り組むことができた。子どもたちも積極的に参加できるカリキュラムになった
  • 子どもたちの興味に合わせながら工夫もしていきたいです