ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ|小規模認可保育園 高槻市登町【サンライズキッズ保育園 高槻園】【公式】

たかつきえん
高槻園
大阪府高槻市登町43番5号カサエステ一番館1階
阪急京都線 高槻市駅よりバス10分
 下田部団地下車 徒歩4分
050-5807-2233 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 高槻園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ

絵本に触れることで身に付けられるのが様々な言葉や高い集中力。絵本の内容を楽しみながら、子どもの発達をサポートできるなんて、嬉しいですよね。
しかし読み聞かせの力はこれだけではないのです。絵本に触れることで、他にもたくさんの能力が身に付けられるとされています。

目次

絵本の読み聞かせによる効果

1.語彙力が身に付き言葉の使い方が学習できる

たくさんの言葉が綴られている絵本。多くの絵本に接することで数えきれないくらいの量の言葉に触れることができます。このように多くの言葉に触れることは、自然と言葉を覚えていく良いきっかけとなります。
乳幼児期には絵本の読み聞かせを通して少しずつ語彙力が身に付き、それに伴って様々な言葉の使い方を学習していくのです。

2.理解力が高まる

絵本のページをめくるたびに変わっていく場面。「どうしてこのようになったのだろう」「登場人物はなぜそのような表情をしているのだろう」など、疑問を持ちながら読み進めていくことで「だからこうなったのか」「こんな気持ちだったからあんな表情だったのか」というように、絵本の内容を理解していくことができます。
そのため、絵本を読むことで文章の理解力が高まるということが言えるでしょう。

3.表情や感情が豊かなものになる

高槻園の様子

様々な表情や感情を絵や言葉で表現してくれる絵本。中にはページの真ん中にどんと大きく顔が描かれており、ページをめくるたびに表情が変わっていく絵本もあります。このような絵本を通して、人間には様々な表情や感情があることを理解していきます。
絵本を通じて、自分がその時の感情によって表情を変えることもありますし、相手も同様だということを感じることができるでしょう。この気付きがあることで表情や感情が豊かなものに変化していきますし、人とコミュニケーションを取る時、表情などから相手の気持ちを汲み取る能力も育っていきます。

4.心を成長させることができる

絵本には主人公やその仲間たちなど、あらゆる個性を持った人物が登場します。絵本に出てくる人物は、人間と同じようにそれぞれ違った考え方や感じ方を持っており、絵本を読むことで、人それぞれ違う考えを持っているのだ、ということに気付くことができるでしょう。
このような経験を積んでいくと、相手を理解することや許容すること、また意見が違う時にはきちんと伝えることなど、人とのコミュニケーションでの基礎を学ぶことにつながります。このように自分の心を成長させることができるのです。

5.集中力が培われる

絵本の読み聞かせを初めて間もない頃は、なかなか絵本に集中することができないでしょう。だからといって心配になったり無理に絵本を見せようとしたりする必要はありません。
絵本に触れる機会や読み聞かせの場面が増えていくうちに、絵本に対する興味が高まっていき自然と絵本に集中できるようになっていきます。
絵本の時間が心地よく楽しい時間になっていけば、意欲的に絵本を読もうとしますし、読み聞かせにも集中できるようになっていきます。このことから、絵本や読み聞かせを通して集中力が培われるということが言えます。

乳幼児向け絵本の選び方

●0歳児向け:絵が大きく原色で描かれているもの

高槻園の様子

0歳児はまだ視力が発達していないため、絵が大きく原色で描かれているものを選ぶことで、形や色を認識しながら絵本を楽しむことができます。また、そのような絵と一緒に綴られている言葉を耳にすることで、言葉を身に付けるための基礎が育まれます。

●1歳児向け:リズムを楽しめるもの

言葉の意味をだんだんと理解し始める1歳児。ですが、まだまだ集中して最後までお話を聞くのは難しいでしょう。そのため、言葉のリズムを楽しめるものを選ぶことで、言葉を楽しく覚えつつ、「次はどんなリズムが始まるのだろう」と興味をそそってみましょう。こうすることで、少しずつ絵本に集中することができるようになるでしょう。

●2歳児向け:主人公が出てくるもの

言葉のやりとりに面白さを感じると同時にお話の内容を理解できるようになってくる2歳児では、主人公が出てきて物語を楽しむことができる絵本がおすすめ。主人公に自分を重ね合わせるなど、より絵本の世界観に入り込むことができるでしょう。

0・1・2歳児向け年齢別おすすめ絵本

●0歳児向け

・しましまぐるぐる

カラフルな色合いが特徴の1冊。「しましま」「ぐるぐる」などの言葉のリズムを楽しみながら赤ちゃんでも夢中になることができる絵本です。

・くだものどうぞ

開くと果物の中身が出てくるという仕掛けがある絵本。リズムの良い言葉が繰り返されながら次々と出てくる果物にどんどん興味が湧いてくることでしょう。

●1歳児向け

・もこ もこもこ

「もこもこもこ」「にょき」など面白い言葉のリズムを楽しみながら、次は何が出てくるのだろうという期待感を持って読むことができる絵本です。

・ひつじのぱんやさん

「ぱんやさんぱんやさんひつじぱんやさん」という言葉が何回も登場して、自然と言葉を真似してしまう子も。とても心地の良いリズムで形成されている絵本です。

●2歳児向け

・ぐりとぐら

ぐりとぐらという2匹のねずみが主人公の絵本。2匹が協力しながら楽しく困難に立ち向かっていく様子に大人も子どもも夢中になるでしょう。

・えんそくバス

みんなでえんそくに行くまでの様子を描いた絵本。ハラハラドキドキする展開に子どもたちも釘付けです。

ご家庭でも行える絵本を読む時のポイント

うまく読もうとせず子どもとのコミュニケーションを大事にする

高槻園の様子

読み聞かせを行う際に上手に読もうとする必要はありません。子どもの反応を見ながら、絵本の内容について子どもとやりとりするなど、子どもとのコミュニケーションを大事にしながら読み進めることで、読み聞かせの時間はさらに充実したものとなるでしょう。
子どもは自分の感じたことや考えたことを受け止めてもらえることで安心することができます。絵本を読み聞かせながら、見て感じたことや感想などを親子で共感したり、自分ならどうするか話してみたりすることは、親子での良いコミュニケーションになるはずです。

大阪府や高槻市の図書館

●大阪府立中央図書館、大阪府立中之島図書館

●高槻市立図書館

https://www.library.city.takatsuki.osaka.jp

  • ・中央図書館(桃園町)
  • ・小寺池図書館(西五百住町)
  • ・芝生図書館(芝生町)

絵本の読み聞かせが始まると、目をキラキラと輝かせながら絵本に釘付けになる子どもたち。サンライズキッズ高槻園では、毎日10冊以上の絵本を用いて読み聞かせに取り組んでいます。
たくさんの絵本に触れる中でそれぞれのお気に入りの絵本が出てきたり、新しい絵本に興味津々になったりなど、子どもたちも毎日親しみを持っている読み聞かせの時間。絵本を通して、子どもたち一人ひとりの能力を伸ばしていけるよう、今後も様々な絵本の読み聞かせを行い、保育者も一緒に楽しんでいけたらと思っています。
ご家庭でもぜひ親子で絵本に触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み聞かせ」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

高槻園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • 毎日読み聞かせを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 集中力がつき、全体の読み聞かせを静かに聞けるようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。

高槻園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み聞かせの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み聞かせを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み聞かせを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み聞かせる時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • 繰り返し読み聞かせることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • お気に入りの絵本ができ、読み聞かせの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み聞かせを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み聞かせていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。