ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い|小規模認可保育園 生駒市西松ケ丘【サンライズキッズ保育園 西松ケ丘園】【公式】

にしまつがおかえん
西松ケ丘園
奈良県生駒市西松ケ丘11-8
近鉄線生駒駅から徒歩10分
050-5807-2426 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 西松ケ丘園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い

信頼できる大人のとの絵本の読み合いの時間は、子どもにとってかけがえのないひとときです。絵本の内容に親しむだけでなく、一緒に楽しい時間を共有することは、子ども情緒の発達には大切なこと。保護者の方も子どもと一緒に絵本に触れる機会を大切にしている方は多いのではないでしょうか。
絵本の読み合いにはどんな効果があるのか、もう一度おさらいしてみましょう。

目次

絵本の読み合いにはメリットがたくさん!

①情緒が豊かになる

西松ケ丘園の様子

情緒とは、楽しい・嬉しい・悲しいなどのさまざまな感情を指します。
子どもは絵本の登場人物を通じて喜怒哀楽の場面に触れることで、自分の心の中の感情の変化を感じ取ります。一緒になって楽しい気持ちになったり悲しい気持ちになったり。そしてそんな自分の感情とも向き合うのです。
絵本の読み合いをすることで、いwろいろな感情が湧き出る経験ができますし、それを自然と自分も表現できるようになっていきます。

②コミュニケーション能力がつく

情緒が発達してくると、他人と接するときに、相手の気持ちを感じ取ることが自然にできるようになってきます。相手の表情や言葉から、接し方に工夫をすることもあるでしょう。時には意見が合わずけんかになったり、思いのほか意気投合したり。
こんな経験を幼少期から重ねていくことで、相手とのより良い関係性を築く能力は育っていきます。
子どもが最初から上手にできるわけではありません。失敗したり間違えたりしながら対人コミュニケーション能力を育んでいきます。
逆に、このような経験をせずに大人になってしまう方が心配ではないでしょうか?

③想像力が豊かになる

テレビの画像と違って絵本の絵は動きません。そのため、そこからいろいろなことが想像できます。子どもは絵を見ながら物語の中に入り込み、想像力を膨らませ、自由に妄想ができるのです。
何の先入観もなく縛りもない純粋無垢な子どもの創造力は大人のはるか上。子どもなりの柔軟な発想力で、自由に思考をめぐらすことで、想像力はどんどん豊かになっていきます。
また、想像力や養われると、相手の立場や気持ちも想像できるようになるとも言われています。これも対人関係を築くうえで必要な能力でしょう。

④語彙力が増す

西松ケ丘園の様子

絵本を通じて様々な言葉に触れると、自然と語彙力や表現力が身に付いていきます。
絵本を見ている時間は、単に言葉を聞くだけの時間ではありません。どんな場面でどんな風に使われているのか、シチュエーションも一緒に学べますね。そうすることで徐々にその言葉を自分の言葉として獲得していけるでしょう。
語彙力が増せば、自分の気持ちを相手に上手く伝えることができますし、また相手の言葉もよく理解できるようになります。他人と信頼関係を築くうえで、語彙力が多い方がうまく行くでしょう。

⑤集中力が身に付く

絵本を読みきかせている間、子ども達はじっと集中し、頭の中で想像力をめぐらせています。このような体験を積むことで自然と集中力が身に付いていきます。
集中力はこれから大きくなって勉強やスポーツをするうえで必要となる能力。絵本の読み合いを通じて少しずつ身に付けていけるといいですね。
一方で、大人でも集中力を持続させるのは限界があります。大切なのはONとOFFの切り替え。絵本の読み合いを通じて、ON・OFFや気持ちの切り替えが徐々にできるようになっていくでしょう。

赤ちゃん向け 絵本の選び方と読み合いのコツ

①0歳児:おもちゃといっしょと考えて!

読み合いが難しい0歳児には、あまり神経質に考えず、おもちゃと同じと考えましょう。
丈夫な素材でできていて単純な色や形で構成されているものがおすすめ。仕掛け絵本も楽しめます。言葉の響きや音・リズムが楽しめるものがいいでしょう。

②1歳児:日常生活と楽しく結びつけて!

西松ケ丘園の様子

日常の中にある音やリズムが楽しめる絵本がおすすめです。動物の鳴き声や車や電車の音、お風呂の中やキッチンの音など、日常にはいろいろな音であふれています。車がブーブー、太鼓がトントンなど、状況がイメージしやすいオノマトペを楽しみましょう。
戸外で見つけたものが絵本に出てきたら一緒に盛り上がれますね。
冊数やジャンルにこだわらず、お気に入りの絵本を何回でも楽しんでください。

③2歳児:簡単なストーリー展開も!

言葉が発達してくる2歳児は、簡単なストーリーが理解できるようになってくるので、お話に展開がある絵本がおすすめです。
情緒も豊かになっていくので、絵本の主人公になりきって、絵本の世界に浸りましょう。
また、好きな物にこだわりが出てくる子もいます。その子の好きを認め、興味を引きだすような絵本を選んであげてください。

絵本の読み合いには決まりごとはなく、大人目線のルールは不要。「最後まで読まなきゃ、上手に読まなきゃ、今日は目標〇冊・・・」と縛られる必要はありません。
同じページばかり見て楽しんだり、ページが進んでもすぐに後戻りしたりするのは普通のこと。子どもの反応をよく見ながら大いに脱線をして楽しみましょう。
なによりも信頼できる大人とのかけがえのない時間を共有することが大切。健全な情緒の発達が促され、人格の基礎が形成されるでしょう。
サンライズキッズ西松ヶ丘園では、絵本を読み合いする時間をたくさん設けています。絵本を通じて一人ひとりの笑顔がさらにはじけるように、職員一同日々頑張っています。
ご家庭でもぜひたくさんの絵本に触れる時間を作ってあげてくださいね。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み合い」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

西松ケ丘園の保育士回答

  • 毎日読み合いを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 毎日読み合いする時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。

西松ケ丘園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み合いの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 繰り返し絵本の読み合いを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 集中力がつき、全体の読み合いを静かに聞けるようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み合いを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • 繰り返し読み合いすることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • お気に入りの絵本ができ、読み合いの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み合いを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み合いしていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。