ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ|小規模認可保育園 足柄上郡松田町【サンライズキッズ なのはな保育園】【公式】

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ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせには、子どもの心を成長させたり学力を向上させたりなど、さまざまな効果があることをご存じでしょうか。そのため、近年では多くの保育園や幼稚園で絵本の時間が確保されるようになりました。ここでは、その具体的な効果や読むときのポイントについてご紹介。
おうちでも寝る前などお子さんに絵本を読んであげるときがあると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

子どもに絵本を読み聞かせる効果

まずは、絵本が子どもにもたらす4つの効果をご案内します。

想像力が発達する

さまざまな世界や物語が描かれた絵本は、子どもたちに人の気持ちや未来の世界を想像するきっかけを与えてくれます。それにより視野や世界が広がり、想像力が養われるのでしょう。
想像力とは、目に見えないものを頭の中で思い描く力のこと。想像力豊かな人は、他人に思いやりを持って接することができます。
将来的に大人になったときにも、仕事で良いアイデアを考えついたり、日常生活における危険や失敗を未然に防いだりなど、いろいろな場面で想像力が役立つはず。

感情が豊かになる

子どもたちは絵本を読んでもらっているとき、主人公や登場キャラクターたちに共感しながら聞いているもの。一緒になって喜んだり悲しんだり、怒ったり…たくさんの感情を疑似体験することで、自分の心の変化を知って、感情の表現方法を学ぶのです。
さらに、感情が豊かになると人の心の動きも感じ取りやすくなるので、友達やクラスメートといった周りとの人間関係を良好にすることができるでしょう。

言語能力がアップする

絵本には、子どもの語彙力や読解力など言語能力を向上させる効果も。
子どもたちにとって絵本は、初めて聞く言葉や表現ばかりですが、絵を見ながら楽しく言葉を覚えることができるのです。まだ一人で読むことができない小さな子でも、大人に読んでもらって耳にした単語を真似して発することで、次第に自分の言葉としてつかえるように。
言語力が身に付くと、自分が言いたいことを言語化しやすくなるので、周りとのコミュニケーションにも役立ちます。また、小学校に上がってからも授業内容や教科書を理解しやすくなるため、学業にもよい影響があるでしょう。

集中力が高まる

子どもは小さいうちほど集中できる時間が短く、気が散ってしまいがち。そのため、読み聞かせをしても最初のうちはお話を最後までじっと聞いていられないかもしれません。 しかし毎日続けていくうちに、徐々に集中力が身に付いて終わりまで夢中になって聞いてくれるようになります。
集中力は、今後の生活にも欠かせない大切な能力です。学校の授業や習い事など、集中することで学習効率がアップします。

絵本を読み聞かせるときのポイント

サンライズキッズ なのはな保育園の保育士たちは、複数人の園児たちを前に読むので、絵本の時間に気を付けているポイントがたくさんあります。
おうちでの1対1、もしくは1対2くらいの読み聞かせの場合はポイントが少し違うので、ここからはそれをお伝えしましょう。

子どもから絵が見える位置にキープ

子どもたちが読み聞かせの最中に見ているのは、絵。どんなに上手に読んでいても、子どもから絵が見えなかったら台無しです。
絵本は開いた状態で下の中央部分を片手で持って、もう片方の手でページをめくります。
おうちで寝る前などに一緒に横になって読んであげる場合も、絵本が揺れないようにしっかり持って位置をキープしてください。絵本がゆらゆらしていると、子どもが船酔いのような状態になったり、集中できなくなったりしてしまいます。

パパ・ママも一緒に楽しむ

読み聞かせの最中は、ぜひパパやママも子どもと一緒に絵本の世界を楽しんでください。
子どもは大人の心を敏感に感じ取るもの。無理やり読んでいると、子どもは絵本を心から楽しむことができません。また、張り切るあまり「上手に読もう」と意識しすぎるとかえってぎこちなくなり、子どもが飽きてしまう結果に。
肩の力を抜いて、素直にお話を楽しみましょう。その方が、子どもたちも夢中になって聞いてくれます。

子どもの顔を見る

読み聞かせの最中は、子どもの反応を見ながら読んであげましょう。
お話に集中していない場合は、絵本の内容がまだ理解できないのかもしれませんし、ページをめくるのが早いのかもしれません。成長スピードも好みもその子によって違うので、子どもの表情を見ながらペースを合わせて読んであげてください。

文章を変えない

すべての絵本は、絵と文のバランスが計算された作品です。それぞれの世界観や、言葉のリズムをそのまま楽しむのがベスト。
アドリブを加えたり、絵やストーリーの説明を挟んだりするのはやめましょう。子どもの理解や集中の妨げになりかねません。
また、「この言い回しは2歳児には難しいな」と考えて文章を変えるような行為もNG。絵本は一つひとつの言葉にメッセージが込められています。ぜひ、そのまま伝えてあげてください。

いかがでしょうか。絵本のすばらしい効果や、読み聞かせが優れたコミュニケーションツールになることがご理解いただけたでしょう。
全国のサンライズキッズ保育園では、こうした絵本の可能性を最大限に活用するべく、1日10回以上、読み聞かせの時間を設けています。
おうちでもぜひ、親子で楽しい読み聞かせの時間を過ごしてください。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み聞かせ」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

なのはな保育園の保育士回答

  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 集中力がつき、全体の読み聞かせを静かに聞けるようになりました。
  • 絵本の読み聞かせを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • お気に入りの絵本ができ、読み聞かせの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。

なのはな保育園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み聞かせの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • 毎日読み聞かせを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み聞かせを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み聞かせる時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • 繰り返し読み聞かせることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み聞かせを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み聞かせていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。