ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い|小規模認可保育園 広島市西区観音新町【サンライズキッズ保育園 観音新町園】【公式】

かんおんしんまちえん
観音新町園
広島県広島市西区観音新町1丁目18-17 SGビル1階
広島電鉄江波線 舟入南町駅 徒歩16分
JR広島駅よりバス「総合グランド入口」下車すぐ
050-5807-2306 (平日10:00-17:00 )
採用応募
お問い合わせ
サンライズキッズ保育園 観音新町園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い

言葉だけでなく絵でも楽しむことができる絵本。たくさんの色を使って描かれたカラフルな絵本や、ページをめくるたびに様々な展開のある絵本まで、子どもも大人も目が離せません。
そんないろんな魅力が詰まった絵本ですが、大人が子どもに読み合いをすることでさらなる効果が期待できるのです。

目次

絵本の読み合いによる効果

1.国語力アップ

読み合いで多くの言葉を耳にすることで、使える言葉が増えると同時に文章を読み取る力が身に付くでしょう。すると、自分の考えを人にうまく伝えられたり、文章に込められた意味を理解できたりなど、今後の学習において大切な国語力も高まります。

2.親子でのコミュニケーションが増える

子どもが夜寝る前に、読み合いをするご家庭も多いのではないでしょうか。
絵本を通して、親子でコミュニケーションを図ることができます。パパやママの声をすぐそばで聞いたり、読み終わった後に感想を言い合ったりできるので、子どもにとって安心感をおぼえる大切な時間なのです。また、パパやママも絵本に触れるとゆったりとした気持ちになるので、心に余裕を持ってお子さんの話を聞いてあげることができるでしょう。

3.共感力が身に付く

絵本の内容によっては、子どもは現在の自分と主人公の姿を重ね合わせることができます。すると主人公の気持ちに共感し、話の展開を想像しながら主人公の心の変化にも気付けるように。
そして相手の立場になって物事を考えるくせがつくと、今後実際の人間関係においても周りと上手に付き合っていけるでしょう。

4.心が穏やかになる

絵本の世界に入り込むと、イメージしたり想像したりすることでリラックスできるので、子どもの心は穏やかになります。すると、ゆとりある心で周囲と接する、思いやりを持った人間になるでしょう。

5.イメージする力が高まる

観音新町園の様子

どのように話が進むのか、どんな人物が出てきてどんな会話をするのかなど、読み合いの最中に子どもたちはその先のイメージを膨らませています。
多くの絵本に触れることで、こうしたイメージする力が高まるでしょう。イメージ力は目の前の相手の気持ちを想像するということにも繋がるので、人の気持ちを考える力も高まります。

乳幼児向け絵本の選び方

●0歳児向け:音の響きから言葉を楽しめるもの

0歳のうちはまだ、言葉の意味を理解して絵本を見ることは難しいでしょう。そのため、音や響きで言葉を楽しめる絵本を選ぶのがおススメ。「わんわん」や「ブーブー」といった繰り返し言葉やオノマトペが多い絵本は、赤ちゃんの言葉の発達に良い刺激となるでしょう。

●1歳児向け:リズムに合わせて楽しめるもの

話せる言葉が増え、少しずつ言われているこども理解し始めるころです。そんな1歳児におススメなのは、リズムに合わせて言葉を楽しむ絵本です。歌を歌うようにリズミカルな言葉を耳にすることで、楽しみながら多くの言葉を理解できるようになります。

●2歳児向け:生活に関するもの

観音新町園の様子

日常生活において、自分でできるようになることが増えてくる2歳児。身の回りのことに挑戦したくなるような内容の1冊を選ぶことで、自分でやってみようという意欲を引き出すことができるでしょう。

0・1・2歳児向け年齢別おすすめ絵本

●0歳児向け

・わんわん わんわん

たくさんの動物が出てくる絵本。「わんわん」という犬の鳴き声をはじめ、様々な動物の鳴き声を楽しむことができます。

・ぽぱーぺぽぴぱっぷ

タイトルからわかるように「パピプペポ」の言葉が次々にでてきます。色鮮やかな絵と不思議な言葉を同時に楽しむことができる絵本です。

●1歳児向け

・お弁当バス

内容に沿って歌いながら読むことができます。歌と一緒にお弁当の具材たちがどんどん集まる様子に、子どもたちの視線は釘付けです。

・こんこんこんなかお

歌に合わせていろんな表情が登場します。簡単な歌なので、1歳児後半から2歳児ぐらいになると一緒に歌いながら楽しめるでしょう。

●2歳児向け

・はみがきれっしゃ

歯ブラシが列車になってお口の中を綺麗にお掃除してくれる、というお話。この絵本を読めば、歯磨きが苦手なお子さんも楽しく歯磨きできるようになるかもしれません。

・どうすればいいのかな

くまくんが一生懸命お着替えをする様子が描かれています。どのようにお着替えをしたら良いのか一緒に考えたり、自分でお着替えをする意欲を引き出したりできるでしょう。

おうちで絵本を読む時のポイント

観音新町園の様子

ご家庭でお子さんに絵本を読んであげるときは、ぜひ感情を込めて読んであげましょう。
特に登場人物の会話などは、それぞれの気持ちや場面を踏まえるのがポイント。人物によって声色を変えたり抑揚をつけたりすることで、お子さんはより絵本の世界観に入り込んで楽しめるでしょう。

たくさんの絵本に触れられる広島県内や観音新町の公共施設

●広島県立図書館

●広島市立図書館

https://www.library.city.hiroshima.jp

  • ・中央図書館(中区基町)
  • ・子ども図書館(中区基町)
  • ・中区図書館(中区加古町)
  • ・東区図書館(東区東蟹屋町)
  • ・南区図書館(南区比治山本町)
  • ・西区図書館(西区横川新町)

ここまでご紹介してきたように、絵本の読み合いは優れた国語力を養うだけでなく、共感力や思いやりの心など子どもの精神面にも様々な効果をもたらします。
そのため、サンライズキッズ保育園観音新町園でも、読み合いは特に力を入れているカリキュラムです。その量は1日10冊以上、つまり年間2400冊以上。
子どもたちは絵本が大好きですが、保育士にとっても絵本の時間はみんなと過ごす大事なコミュニケーションの時間になっています。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み合い」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

観音新町園の保育士回答

  • 毎日読み合いを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • お気に入りの絵本ができ、読み合いの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。

観音新町園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み合いの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み合いを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 集中力がつき、全体の読み合いを静かに聞けるようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み合いを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み合いする時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 繰り返し読み合いすることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み合いを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み合いしていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。