昔から親しまれている日本の伝統的な遊び。お正月になると、こま回しやすごろく、かるたで遊んだ思い出がある方も多いのではないでしょうか?
実はこれらの遊び、楽しいだけでなく「育脳」にもとても効果的だと言われています。今回は、そんな“昔ながらの遊び”がもつ脳への良い刺激について、わかりやすくご紹介します。
昔遊びがなぜ“育脳”にいいの?
昔ながらの遊びは、ただの「懐かしい遊び」ではありません。手や耳、目をたくさん使い、想像したり考えたりすることで、自然と脳が刺激される“育脳遊び”なのです。
特に、未就学児にとっては五感を使って楽しむ経験が、脳のネットワークを活性化させる大きなチャンスになります。親子で笑いながら楽しむ時間が、心と脳の両方を育ててくれるのです。
指先を使う「こま回し」は集中力と巧緻性を育てる
こま回しは、見た目以上に「手先の器用さ」と「集中力」が必要な遊び。うまく回すには、力加減やタイミングを自分で調整する必要があります。
こうした動きは脳と手を連動させる訓練になり、特に前頭前野や運動野が刺激されます。また、「できた!」「ちょっとコツをつかんだかも」といった達成感も、子どもの意欲を育てる大切な経験に。

「すごろく」で育つ論理的思考と社会性
すごろくは、単にサイコロを振って進むだけの遊び…と思いがちですが、実はとても奥深い育脳効果があります。
まず、数字や順番の感覚、ルールを理解することで論理的思考が養われます。さらに、順番を守ったり、勝ち負けを経験したりする中で、社会性や我慢する力、共感力も自然と育っていきます。

「かるた」は耳と目と反応力を使う最高の脳トレ
読み札の声を聞き、絵札を探し、すばやく手を伸ばす――かるた遊びは、まさに全身の感覚と判断力をフル活用する知育遊びです。
特に、聞く力(聴覚)と見る力(視覚)を同時に使うことで、情報処理能力や集中力、反応スピードが鍛えられます。また、言葉にふれる機会にもなるので、語彙力や記憶力の向上にもつながります。

遊びは最高の学び。親子で楽しむ時間こそ宝物
昔遊びのいちばんの魅力は、大人も子どもも一緒に楽しめること。ルールがシンプルだからこそ、年齢差があっても一緒に笑い合える時間が生まれます。
親子のふれあいの中で感じる安心感や楽しさは、脳の発達だけでなく、心の育ちにも大きな影響を与えてくれます。
「育脳になるからやらせる」ではなく、「一緒に楽しむ」がなによりのポイントです。
おわりに
お正月の定番ともいえる、こま・すごろく・かるた。昔から親しまれてきたのには、ちゃんと理由があるのかもしれませんね。
冬休みのひとときに、ぜひ親子で手に取ってみてはいかがでしょうか?楽しく笑い合いながら、気づけば子どもの力がしっかり育っている――そんな素敵な時間になりますように。












