豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック|小規模認可保育園 八尾市山本町南【サンライズキッズ保育園 八尾園】【公式】

やおえん
八尾園
大阪府八尾市山本町南 1 丁目 4-29 2階
050-5807-2427 (平日10:00-17:00 )
採用応募
お問い合わせ
サンライズキッズ保育園 八尾園のカリキュラム

豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック

保育園や幼稚園など、いまでは数多くの幼児教育の現場で取り入れられているリトミックですが、元々は音楽学校の生徒の表現力をつけるために作られた教育法。それがなぜ、早くから始めるのが良いとされるようになったのでしょうか。
このページでは、リトミックが子どもに与える具体的な教育効果や、リトミックの年齢別レッスン方法などについてご案内します。

目次

リトミックの誕生

八尾園の様子

リトミックはスイスの作曲家、兼音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズによって考案された音楽教育法です。当初は、教え子たちの音楽を感じ取る力や、音楽について考える力を伸ばすためにと作り出されたものでした。
ところが、リトミックは音楽的な能力だけでなく、思考力や注意力、社会性なども養うことができて、さらに大人よりも子どもに対しての効果が高いことがわかりました。
そのため、子どもの教育にリトミックが使われるようになったのです。

リトミックとは?

八尾園の様子

そんなリトミックの最大の特徴は、音楽や楽器の音に合わせて体を動かし表現すること。五感に働きかけるため、さまざまな能力の発達が促されます。
また、リトミックは音楽教育としてはもちろん、人間教育の観点からも効果的な教育法です。ただ音楽を聴くのではなく、全身でそれを表現したりコミュニケーションとして体感したりする機会が得られます。さらに、苦手な課題にも挑戦・克服することで、心の成長にもつながるでしょう。

リトミックの効果

具体的には、主に次の4つのような効果が期待できます。

●音楽的能力が身に付く

リトミックを通していろいろなタイプの音や音楽を聴くうちに、音の強弱や高低、リズムをはじめとする音楽的な能力が自然に養われます。
さらに継続することで、曲の始まりと終わりの感覚や拍子の感覚、さまざまな音色やニュアンスといった発展的な音楽センスも身に付きます。

●運動能力が向上する

音楽に合わせて走ったり飛んだり、手指を動かしたり、リトミックは全身を使います。これにより体の使い方や各部位の動かし方をおぼえ、柔軟性やバランス感覚、反射神経といった運動能力が鍛えられます。
また、ピアノの音に合わせて動いたりすることで、自然とリズム感も養われるでしょう。リズム感は総合的な運動センスにもつながるので、大きくなって何かスポーツをはじめるときも飲み込みが早くなります。

●さまざまな感覚が刺激される

八尾園の様子

リトミックの最中、子どもたちは音や音楽を注意深く聴くので集中力が鍛えられます。
また、そこから感じたことを表現しようとするとさらに記憶力や想像力、判断力、表現力といった能力を使うことになるので、リトミックは子どもの潜在的な力をバランスよく育むのに適しているのです。

●コミュニケーション能力が育まれる

サンライズキッズ保育園でもそうですが、一般的なリトミック教室でもレッスンは先生やおともだちと一緒に活動します。
みんなに自分の考えや感じ方を伝えたり、みんなで同じ課題に挑戦したり、お互いのマネをしたり、集団行動でしか味わえない経験をすることに。これが協調性や社会性、コミュニケーション力を発達させることにつながります。

年齢に合わせた課題

決まりごとがないのがリトミックの魅力。やり方や手順に「絶対これ!」というルールはありません。自由に楽しみましょう。
また、「ベビーリトミック」と呼ばれる赤ちゃん向けのものがあるように、リトミックは0歳のころから参加することができます。ただし、年齢別にできることとできないことや適した内容はもちろん違うので、一般的には以下のような内容を目安としています。

●0~1歳児

0歳の赤ちゃんは自分で動くことがまだ難しいので、両親や保育士とのスキンシップが中心。大人にだっこされながら、メロディやリズムを感じていきます。
1歳ころからは大人と一緒に音楽に合わせて体を揺らしたり、タンバリンを叩いたりします。見守られる安心感を得ることで、ひとりでできることが少しずつ増えてくるでしょう。

●2~3歳児

体の動きと関連づけた音階トレーニングや、リズムに合わせた打楽器演奏ができるようになってきます。
言葉が発達してくるころなので、身近にある物の名前をリズムに合わせて言わせるなど、リズム感の発達だけでなく日常生活にも役立つ課題にも挑戦。
また、周りのおともだちとも一緒にひとつの課題を楽しめるようになるでしょう。

ここまでご紹介してきたように、リトミックは子どもの音楽的素養だけでないたくさんの能力を伸ばすのに役立ちます。
リトミックの基本となる「①感じる」・「②考える」・「③行動する」という行動パターンは、我々のふだんの生活と同じものです。
お子さんの豊かな感性やさまざまな潜在的能力を伸ばすために、サンライズキッズ保育園八尾園のリトミックをぜひご活用ください。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

リトミックを取り入れることで、リトミックカリキュラム研修を通して、
子どもたちに変化が見られたか。また、変化が見られた場合
どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

八尾園の保育士回答

  • 遊びの中でカリキュラムごっこをしたり、ピアノに親しみを持ったりしていました。
  • 音を聞いて、それに合わせて動くことができるようになりました。
  • リトミックを通じてさまざまなことに対する自己表現が豊かになったと感じます。
  • 音楽に興味を持って楽しく取り組んでいたと感じました。
  • ピアノに合わせて表現遊びを楽しんでいたことに成長を感じました。

八尾園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 音楽を聴いて楽しそうに反応するようになりました。音の高低やリズムを感じられるようになりました。
  • 歌に合わせて手拍子をしたり、首をふったりするようになりました。
  • みんなでリズムに合わせて楽しむような雰囲気をもち、自由な表現を楽しんでいるようになってきたと思います。
  • ピアノを使って取り組むことで興味をもち、音をよく聞こうとしていました。
  • カリキュラム活動に積極的に取り組むようになったと感じました。
  • 音楽が流れたり、保育士の手拍子などに自然に反応して身体を動かしたりする姿が見られるようになりました。
  • 楽器を使った際、初めは自由に楽器を鳴らしていたが、今では保育士やピアノの音に合わせて楽器を鳴らす姿がみられるようになりました。
  • 音楽を聞いてリズムを取れるようになってきました。
  • 音楽や音など、耳で聞こえたものに合わせて動く姿が見られ始めました。
  • 音楽に興味をもち、耳を傾けてよく聞くようになりました。
  • 符号を覚えるようになりました。符号の区別を理解し、声に出しながら手合わせを積極的に行うようになりました。リズム感を養うことができ、ピアノの音に耳を傾けながら表現することができるようになりました。
  • さまざまな音の聴き分けができるようになりました。
  • 以前より物事に取り組む際の集中力がつきました。
  • 初めは乗り気でなかった子どもも、友達や保育士が楽しんでいる様子を見て「一緒にやってみよう」と言う気持ちで取り組む様になったため、変化を感じました。また音符カードを取り入れた当初は、見たままの音符を覚えているだけなように感じましたが、しっかりとリズムを理解して表現するようになってきています。
  • 研修で学んだことを実践すると、子どもたちが積極的に取り組んでくれたと感じました。
  • 四拍子の手拍子の最後の休符を待てるようになり、成長を感じて良かったと思いました。
  • はじめは保育士と同じ事をする姿が多かった子ども達ですが、保育士も自由に身体を動かす事によって正解、不正解がない事を子どもたちなりに理解して、自由に動く姿が増えてきました。
  • 保育士の真似をしてリズムを取ったり、音楽に合わせて身体を動かしたりすることが上手になりました。
  • 毎回の研修で実践的なものを見せて頂けたので、子ども達にも伝えやすかったです。特に音を聞いて身体を動かす即興的なリトミックにおいては、ピアノの音をよく聞いて身体で感じられるようになったと思います。
  • 保育士自身も楽しみながらリトミックに参加したことで、子どもたちも興味や関心を持ってできました。遊びの中で自然と子どもたち同士で楽しんでいました。家庭でも子どもが披露をし、保護者にもリトミックを知ってもらい一緒に楽しむ機会につながっているようで良かったです。
  • 楽器の音を止めたり、鳴らしたりのメリハリがついて成長したと思います。
  • 「ストップ&ゴー」などを通して音を聴きながら動きを判断する力がついたり、活動中の集中力が高くなったりといった成長を感じました。
  • リズムの拍を意識する姿が見られるようになりました。2 歳児になると音の強弱、早さの変化など、自分で気づき、動作につなげられるようになったと感じます。
  • 楽しく取り組むことによって楽器を使うのが上手になったと思います。
  • 音や言葉を聞いて、静と動の動きが出来るようになってきました。
  • 最近では短調と長調をとりいれると『、寒そうだね...』と言いながら音の変化に耳を傾けることができるようになっていました。
  • 具体的に実践を見ることで保育士が意図を理解して行うため、子どもたちにスムーズに実践して楽しむ様子を見ることができました。
  • 音楽が聞こえるとリズムに合わせて身体を揺らしたり、リトミックで使用している曲だと「○○だ!」と動きで表現する姿が見られたりするようになりました。
  • 子どもたちが音楽やリズムに親しむ経験を重ねたことで、新しい曲や活動にも積極的になったり、朝の会などでの季節の歌を楽しんだりする姿が増えました。
  • 音楽が好きになり、自由表現やリズム打ちを楽しめるようになりました。

リトミックカリキュラム活動を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • カリキュラムの時間を設けていることで園児たちの集中力が増したり、表現の幅が広がったことが良かったと思う
  • 来年も子どもたちに合わせたカリキュラムを楽しんでいきたい
  • リトミックに関してはとにかく初心者だったので、前半の研修内容は難しく感じました。
    後半の0〜2歳児向けの内容(実践例)を実演していただくことによって、自園にあった内容に落としていけたと思います。保育者が恥ずかしがることなく、自信を持って行うことを心がけていきたいです。
  • 楽しみながらカリキュラムに取り組むことができた。子どもたちも積極的に参加できるカリキュラムになった
  • 子どもたちの興味に合わせながら工夫もしていきたいです