2023-04-11「子どもの出来は遺伝」は間違い! 51件のいいね!
「頭がいいいかどうかということは、生まれつきですべてが決まってしまうわけではなく、育ち方によって、あるいは自分の自発性や、体験の仕方によって大きく変わる」
脳の発達が著しく行われる未満児の時期にどれだけの経験、どのような環境で過ごすかが大きく関わってきます。
特に経験。いろいろな経験をすることで子どもはたくさんのことを学び、吸収し成長します!
「頭がいいいかどうかということは、生まれつきですべてが決まってしまうわけではなく、育ち方によって、あるいは自分の自発性や、体験の仕方によって大きく変わる」
脳の発達が著しく行われる未満児の時期にどれだけの経験、どのような環境で過ごすかが大きく関わってきます。
特に経験。いろいろな経験をすることで子どもはたくさんのことを学び、吸収し成長します!
男の子の脳は右脳と左脳を別々に使うことができます。
そうすることによって
・1つのことにのめりこむ
・1つのことに集中して行うことができる
・何かに熱中しているときには話しかけても反応がない
なんてことが起きるわけです。
1つのことに集中して行うその姿は言い方を変えれば、「のめりこんでいる」状態なのかもしれないですね。
上記の点を悪くとらえず、よく見ていくと息子さんとのかかわりも少し変わってくるかもしれないですね。
よく聞かれる言葉として
男性から「女性はわからないな」だったり
女性から「男性の○○のところがわからない」などの言葉が聞かれますね。
これは大人の男女の間で起こる会話ですが、このすれ違いは父と娘、母と息子でも起こりうるすれ違いです。
男の子と女の子では脳の使われ方や働きが広範囲にわたって異なるから起きるすれ違いなのです。
これを理解できているといざ、すれ違ってしまった時にも相手を見る視点が違ってくるかもしれないですね。
お子さんに対して保護者が望むものはたくさんあると思います。
お子さんにどのようになってほしいか…。難しい問題ですよね!
きっとどの保護者様も「世の中のため、人のために連なるようになってほしい」というのがベースなのではないでしょうか。
何を行う際にも、「目的」をもって行うと良いかもしれません。
1つのことを長く続けていくにしても、いろんなことを続けるにしても、「目的」や「目標」は大切ですよね!
そのためにも、オールマイティーな視点が必要なのかもしれません。
お子さんがなかなか話を聞いてくれない。
そんな時ありますよね。
お子さんは親の言葉には耳を貸さなくとも、親の行動は無意識に真似してしまうそうです。
脳と脳が向き合った際にお互いの脳は同じような活動をしたがるということがわかっています。
このような脳のメカニズムを「ミラーニューロン」や「ミラーシステム」と言います。
このミラーニューロンをうまく使えば、行動をスムーズにすることもできるかもしれないですね!
人間の脳には楽をしたがる特性があります。
毎日同じことをしているほうが楽な仕組みが備わっているのです。
これを脳の保持性と言います。
何かをしてほしい時には何かを目標にして進めていくと、脳の保持性によってスムーズにいくことが多いかもしれないですね。
前回は「ワクワク」「ドキドキ」についてお話ししました。
今回もそのつながりの話になります。
お子さんが何かしているときに「ワクワク」「ドキドキ」するのはどんな時でしょうか。
それはほめられた時です。
お子さんはほめられることによってドーパミン神経が活動をします。
それを繰り返していくことで、ほめられる前からドーパミン神経が活動をするようになります。
つまり、行動する前から「ワクワク」「ドキドキ」しているということですね!
それだけほめることは大きな力を秘めているのです。
線条体の大好物…それは何でしょう?
それは「わくわくすること」と「ドキドキすること」です。
線条体の腹側には側坐核(そくざかく)と言って、快感系のドーパミン神経がアクセスする場所があります。
ここでのドーパミン放出が「快」のバロメーターです。
ここを活性化させる「ワクワク」「ドキドキ」した快感が、線条体を活性化させる重要なキーになります。
皆さんも経験があるかと思うのですが、気が付くと1つのことを集中してい行っている経験などありますよね。
その状態のことを今回は「ハマる」という言い方をさせていただきます。
ハマっている状態というの脳の中ではどうなっている状態でしょうか。
線条体で「無意識的な行動」と「快感」が結びつき、ドーパミン神経系が活発に働いてハマっていく…というのは一連の流れになっています。
脳にはこんなメカニズムがあるからこそ、「気が付いたらやっていた」「知らぬ間に繰り返していた」という無意識の行動が起きやすくなるのです。
この特性はうまく付き合うことができれば、お子さんたちの可能性を無限大に引き出すことができるのではないのでしょうか。
今回は前回の続きになります。
お子さんと過ごしている中で「なんでできないの」や「さぼっている」と感じてしまうこともあるかと思います。
そんなとき、「なんでやらないの!」と怒りたくなってしまいますが、言われたお子さんはどう感じるのでしょう?
上記のような状態の時には、脳内でお子さんの「偏桃体」を刺激して「恐怖反応」「すくみ反応」「反撃反応」を引き起こすといわれています。
結果としてはこの反応が「線条体」の活動を邪魔し、「やる気」を阻害してしまうのです。
やらないときにはそっとしておいたり、お子様に向ける視野を変えて声のかけ方を工夫するというのが、お子さんにとっての最善の形なのかもしれないですね。