豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック|小規模認可保育園 那珂市菅谷【サンライズキッズ保育園 那珂園】【公式】

なかえん
那珂園
茨城県那珂市菅谷字竹ノ内2655番1
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サンライズキッズ保育園 那珂園のカリキュラム

豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック

子どもの心身の発達を助けるとされ、近年では初めての習い事としても人気の高い「リトミック」。多くの保育園や幼稚園などでも取り入れられている、音楽を用いた教育法です。もちろん、全国のサンライズキッズ保育園も例外ではなく、那珂園でも子どもたちみんなで歌やリズムを楽しんでいます。
このページでは、そんなリトミックの概要や年齢別の内容などについて、詳しくご案内します。

目次

リトミックとは

那珂園の様子


リトミックは、音楽を使った教育法。スイスの作曲家、兼音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズ博士が考案しました。
リトミックは、音楽に合わせて体を自由に動かします。音を「聴く」・「判断する」・「表現する」という3要素から、さまざまな子どもの能力を発達させるのが目的です。
ダルクローズ博士が生み出した当初、リトミックの対象は音楽を学ぶ若者でしたが、やがて子ども向けにシフトしていきました。最近では日本でも、保育園や幼稚園、音楽教室などで取り入れられています。

リトミックの効果

リトミックが子どもに与える効果はたくさんあります。主なものをご紹介しましょう。

■音楽的感覚が発達する

いろいろなタイプの音楽に合わせて身体を動かすことで、リズムや音の高低・強弱の違いなどを感じ取れるようになります。継続することでやがて、音楽の拍子や曲の最初と最後の感覚など、さらなる発展的な要素が自然とわかるようになることも可能です。
また、日常生活においても身近な音や音楽を楽しめるようになるため、子どもが自身の感性に気が付くきっかけになるかもしれません。

■身体能力が向上する

乳幼児期の子どもは、歩く・走る・ジャンプする・スキップする、などの運動が段階的できるようになるものです。リトミックで身体を動かすことは、運動能力の発達を助けることにもつながります
さらに、這う・転がる・揺れる・ひねる、といった少し複雑な動きについても、リトミックを通して全身の使い方を理解できるように。動きを楽しむことで、バランス感覚や柔軟性が養われるでしょう。
また、音を聞き分けるうちに集中力や判断力、反射神経などの能力も鍛えられます。

■社会性が身に付く

那珂園の様子

リトミックはグループレッスンが基本。みんなで同じ動きをしたり、同じ年の子とチームを組んで発表し合うことが少なくありません。そのため、協調性やコミュニケーション能力を養うきっかけになります。
また、みんなで一緒に歌ったり踊ったりするときに一体感を感じ、集団行動の楽しさもおぼえるでしょう。

おゆうぎとリトミックの違い

那珂園の様子

音楽に合わせてダンスするなら、おゆうぎと同じではないかと疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。
もちろん、保育園で行うおゆうぎやダンスの時間も、音楽教育のひとつです。しかし、こうしたただのリズム遊びとリトミックとでは、目的が異なります。
リズム遊びは音楽に合わせて決まった動きを再現したり、先生の動きを真似したりするもの。一方でリトミックは音楽を流すところまでは一緒ですが、それに合わせて自分で自由に表現します。すぐに曲調を理解して、表現方法を考えるという思考をともなうのです。

リトミックの年齢別めやす

リトミックの効果をより高めるために、ぜひ以下を参考にして、おうちでもリトミックを楽しんでみてください。

■0歳

リトミックは0歳児でも参加することが可能です。
「ベビーリトミック」とも呼ばれ、音楽に合わせてパパやママが赤ちゃんにタッチしたり、腕や足を持ち上げたりなど、スキンシップをメインに行います。いろんな音楽を聞かせて、音やリズムを感じさせてあげましょう。

■1歳

大人の真似ができるようになってくるころです。手を叩いたりジャンプしたり、音に合わせていろんな動きをさせるのがポイント。手遊び歌で遊ぶのもおススメです。
タンバリンやマラカスなどの打楽器を持たせて、音楽に合わせて叩かせても良いでしょう。

■2~3歳

園ではこの年頃になると、お友達と一緒にグループで発表したりできるようになります。
言葉も身体も発達してくるので、おうちでも即興演奏・即興ダンスに挑戦してみてはいかがでしょうか。動物や乗り物をイメージしたテーマがおススメです。
リトミックに正解はないので、お子さんが発想した自由な表現を尊重してあげてください。

運動能力や感性の発達、想像力・思考力・集中力のアップ、情緒の安定など、リトミックには子どものさまざまな能力を育てる効果が期待できます。
サンライズキッズ保育園那珂園でも、入園当初はリズムに合わせるのが苦手な子もいますが、やがて音楽を使った表現の楽しさをおぼえると、誰より楽しめるように。
子どもたち一人ひとりの個性は宝物です。これからもリトミックを通して、みんなの感性を育てていきたいと思っています。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

リトミックを取り入れることで、リトミックカリキュラム研修を通して、
子どもたちに変化が見られたか。また、変化が見られた場合
どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

那珂園の保育士回答

  • 遊びの中でカリキュラムごっこをしたり、ピアノに親しみを持ったりしていました。
  • さまざまな音の聴き分けができるようになりました。
  • 研修で学んだことを実践すると、子どもたちが積極的に取り組んでくれたと感じました。
  • 楽器の音を止めたり、鳴らしたりのメリハリがついて成長したと思います。
  • 音や言葉を聞いて、静と動の動きが出来るようになってきました。
  • 子どもたちが音楽やリズムに親しむ経験を重ねたことで、新しい曲や活動にも積極的になったり、朝の会などでの季節の歌を楽しんだりする姿が増えました。

那珂園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 音楽を聴いて楽しそうに反応するようになりました。音の高低やリズムを感じられるようになりました。
  • 歌に合わせて手拍子をしたり、首をふったりするようになりました。
  • みんなでリズムに合わせて楽しむような雰囲気をもち、自由な表現を楽しんでいるようになってきたと思います。
  • ピアノを使って取り組むことで興味をもち、音をよく聞こうとしていました。
  • カリキュラム活動に積極的に取り組むようになったと感じました。
  • 音楽が流れたり、保育士の手拍子などに自然に反応して身体を動かしたりする姿が見られるようになりました。
  • 楽器を使った際、初めは自由に楽器を鳴らしていたが、今では保育士やピアノの音に合わせて楽器を鳴らす姿がみられるようになりました。
  • 音楽を聞いてリズムを取れるようになってきました。
  • 音楽や音など、耳で聞こえたものに合わせて動く姿が見られ始めました。
  • 音楽に興味をもち、耳を傾けてよく聞くようになりました。
  • 符号を覚えるようになりました。符号の区別を理解し、声に出しながら手合わせを積極的に行うようになりました。リズム感を養うことができ、ピアノの音に耳を傾けながら表現することができるようになりました。
  • 音を聞いて、それに合わせて動くことができるようになりました。
  • 以前より物事に取り組む際の集中力がつきました。
  • 初めは乗り気でなかった子どもも、友達や保育士が楽しんでいる様子を見て「一緒にやってみよう」と言う気持ちで取り組む様になったため、変化を感じました。また音符カードを取り入れた当初は、見たままの音符を覚えているだけなように感じましたが、しっかりとリズムを理解して表現するようになってきています。
  • リトミックを通じてさまざまなことに対する自己表現が豊かになったと感じます。
  • 四拍子の手拍子の最後の休符を待てるようになり、成長を感じて良かったと思いました。
  • はじめは保育士と同じ事をする姿が多かった子ども達ですが、保育士も自由に身体を動かす事によって正解、不正解がない事を子どもたちなりに理解して、自由に動く姿が増えてきました。
  • 保育士の真似をしてリズムを取ったり、音楽に合わせて身体を動かしたりすることが上手になりました。
  • 毎回の研修で実践的なものを見せて頂けたので、子ども達にも伝えやすかったです。特に音を聞いて身体を動かす即興的なリトミックにおいては、ピアノの音をよく聞いて身体で感じられるようになったと思います。
  • 保育士自身も楽しみながらリトミックに参加したことで、子どもたちも興味や関心を持ってできました。遊びの中で自然と子どもたち同士で楽しんでいました。家庭でも子どもが披露をし、保護者にもリトミックを知ってもらい一緒に楽しむ機会につながっているようで良かったです。
  • 音楽に興味を持って楽しく取り組んでいたと感じました。
  • 「ストップ&ゴー」などを通して音を聴きながら動きを判断する力がついたり、活動中の集中力が高くなったりといった成長を感じました。
  • リズムの拍を意識する姿が見られるようになりました。2 歳児になると音の強弱、早さの変化など、自分で気づき、動作につなげられるようになったと感じます。
  • 楽しく取り組むことによって楽器を使うのが上手になったと思います。
  • 最近では短調と長調をとりいれると『、寒そうだね...』と言いながら音の変化に耳を傾けることができるようになっていました。
  • ピアノに合わせて表現遊びを楽しんでいたことに成長を感じました。
  • 具体的に実践を見ることで保育士が意図を理解して行うため、子どもたちにスムーズに実践して楽しむ様子を見ることができました。
  • 音楽が聞こえるとリズムに合わせて身体を揺らしたり、リトミックで使用している曲だと「○○だ!」と動きで表現する姿が見られたりするようになりました。
  • 音楽が好きになり、自由表現やリズム打ちを楽しめるようになりました。

リトミックカリキュラム活動を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • カリキュラムの時間を設けていることで園児たちの集中力が増したり、表現の幅が広がったことが良かったと思う
  • 来年も子どもたちに合わせたカリキュラムを楽しんでいきたい
  • リトミックに関してはとにかく初心者だったので、前半の研修内容は難しく感じました。
    後半の0〜2歳児向けの内容(実践例)を実演していただくことによって、自園にあった内容に落としていけたと思います。保育者が恥ずかしがることなく、自信を持って行うことを心がけていきたいです。
  • 楽しみながらカリキュラムに取り組むことができた。子どもたちも積極的に参加できるカリキュラムになった
  • 子どもたちの興味に合わせながら工夫もしていきたいです