ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ|小規模認可保育園 那珂市菅谷【サンライズキッズ保育園 那珂園】【公式】

なかえん
那珂園
茨城県那珂市菅谷字竹ノ内2655番1
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サンライズキッズ保育園 那珂園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ

「絵本の読み聞かせ」は、サンライズキッズが全園を挙げてもっとも力を入れているカリキュラム。
おうちでも寝かしつけの時間などに、お子さんに絵本を読んであげているパパやママも多くいらっしゃると思います。
一般的によく、絵本を読み聞かせることが子どもの成長に大切だと言われていますが、それはなぜでしょうか。
このページでは、絵本の読み聞かせが子どもにもたらす効果や、おうちでも参考にしてほしい年齢別の絵本の選び方などについてご案内します。

目次

絵本を子どもに読み聞かせるメリット

絵本の読み聞かせには、たくさんの効果があることがわかっています。

■集中力がアップする

那珂園の様子

集中力は、大人になって社会に出てからも必要なものですが、子どもの集中力は短く、すぐに気が散ってしまいがち。園でも、入園当初は途中で飽きてしまう子が少なくありません。
しかし、そんな短い時間しか集中できなかった子も、毎日読み聞かせを続けていくうちに、やがて最後まで夢中になって聞いてくれるようになります。
絵本で培った集中力は、学校の授業や習い事などこの先も生かされるので、いろんなことに対して成果が出やすくなるでしょう。

■感情が豊かになる

絵本の読み聞かせには、子どもの感情を豊かにする効果も。
絵本の主人公や登場キャラクターを介して、子どもたちは他者の行動や気持ちの移り変わりを疑似体験します。一緒になって喜怒哀楽や心の変化を感じることで、感情が豊かになるのです。
さらに、感情が豊かだと他者への共感力も高まります。人の心の動きにも敏感になるので、周囲と良好な人間関係を構築するのに役立つでしょう。

■想像力を育む

乳幼児向けの絵本は、短い文章とハッキリした絵が描かれているのが特徴です。
子どもたちは耳にした言葉と目に飛び込んできた絵を見ながら、頭の中で想像を膨らませます。また同時に、子どもはさまざまな物語や世界観に入り込むことで、登場人物たちのいろいろな考え方に触れています。
人間はまったく知らないことを想像するのは難しいものです。しかし、何冊も絵本を聞くうちに子どもの視野が広がり、他者の気持ちや未来の出来事を想像できるようになるでしょう。

■言語能力が発達する

那珂園の様子

絵本は子どもにとって、初めて耳にする言葉や表現がたくさん詰まっています。まだ字が読めないうちから、絵と一緒に楽しく言葉を覚えることができるのです。
また、繰り返し読んでもらううちに、子どもたちは絵本の言葉を真似して発するようになります。やがてそれを自分の言葉として使い、語彙力が向上。小さいうちから語彙力をつけておくと、早くから章の理解もできるようになるでしょう。

読み聞かせは何歳から?

那珂園の様子

絵本の読み聞かせは、何歳から何歳までというものではありません。おうちでも、始めようと思ったその日に、ぜひ始めてみてください。
とはいえ、0歳の赤ちゃんに対して読み聞かせても、期待通りの反応が返ってくることはほとんどありません。そのため、「これでは意味がないのでは?」と不安になってしまうことでしょう。
しかし、絵本の読み聞かせは赤ちゃんにもじゅうぶんに効果が期待できます。カラフルな挿絵が脳への良い刺激になったり、読んでいる最中のスキンシップに安心感をおぼえたりしているのです。
サンライズキッズ保育園那珂園でも、絵本の時間は0歳児からすべての子を対象にしています。

年齢別絵本の選び方

おうちでの絵本選びの参考にしてみてください。

■0歳

0歳の赤ちゃんへの読み聞かせには、文章よりも絵で楽しめるもの、それも大きくてシンプルな絵の絵本が良いでしょう。
ストーリーを理解するのは難しく視力もまだ弱いので、原色で描かれた作品の方が興味を持ちやすいかもしれません。たくさんの色を目にすることで、脳は刺激を受けて発達します。

■1歳

1歳の子も0歳児と同じく絵に興味を示すので、食べものや動物など、身近なものが描かれた作品や仕掛け絵本だと目を引きやすいはず。
言葉のリズムが楽しいものもおススメ。繰り返し言葉や擬音・擬態語が使われている絵本なら、子どもが真似しやすいでしょう。

■2歳

2歳ころになると、ストーリーのある絵本も少しずつ楽しめるようになるでしょう。ただし、1度では理解できないことが多いので、繰り返し読んであげてください。繰り返し聞いているうちに、子どものお話への理解度が高まり、やがて主人公にも感情移入するようになります。

■3歳

3歳くらいになれば、2歳のころよりさらに文章の理解力が高まります。本格的なストーリー絵本に挑戦しても良いかもしれません。個人差はありますが、小学校低学年向けの絵本を気に入る子もいます。
もちろん、その子が興味のある絵本がいちばんであることが大前提。お子さんに選ばせてあげると良いでしょう。

サンライズキッズ保育園では、全園で「絵本の読み聞かせプログラム」に力を注いでいます。
那珂園でも読み聞かせている冊数は、1日最低でも10冊。つまり、これを週5日×12か月続けると、年間でのべ2,400冊という数になります。
入園当初は興味を示さなかった子たちも、毎日続けているうちに絵本の時間が大好きに。
おうちでもぜひ、親子のコミュニケーションとして、絵本の読み聞かせをしてあげてください。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み聞かせ」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

那珂園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • 毎日読み聞かせを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の読み聞かせを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。

那珂園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み聞かせの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み聞かせを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 集中力がつき、全体の読み聞かせを静かに聞けるようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み聞かせる時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 繰り返し読み聞かせることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • お気に入りの絵本ができ、読み聞かせの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み聞かせを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み聞かせていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。