ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ|小規模認可保育園 松本市丸の内【サンライズキッズ保育園 松本園】【公式】

まつもとえん
松本園
長野県松本市丸の内5-2
JR北松本駅から徒歩14分
050-5807-2373 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 松本園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み聞かせ

子どもにも大人にも愛される絵本。子どもにとっては馴染み深いものであり、大人にとっては小さい頃を思い出したり懐かしさを感じたりするものでしょう。
そんな絵本の読み聞かせにはメリットがたくさんあります。

目次

絵本の読み聞かせを行う5つのメリット

1.言葉の発達を促す

たくさんの絵本に触れるということは、たくさんの言葉に触れること。たくさんの言葉に触れることで、覚える言葉がどんどん増えていきます。
また、乳幼児期は耳から言葉をたくさん吸収する時期です。絵本の読み聞かせを通してたくさんの言葉を聞くことで、早くから言葉の発達が促されます。

2.感受性が豊かになる

人の気持ちや考えを感じ取ったり人に共感したりできる人は、よく感受性が豊かだと言われます。
絵本の世界に入り込んでいるうちに、登場人物の気持ちや考えていることを想像するようになるので、絵本は子どもの感受性を養うためにも効果的です。そして感受性が豊かになると、他人の気持ちを考えながら行動することができる優しい子になるでしょう。

3.安心感を得ることができる

松本園の様子

保護者や保育士など、大人の声によって子どもが絵本に触れることができる読み聞かせ。子どもにとって親しみや信頼の持てる大人の声を聞くことで、子どもは安心感を得ることができます。
そのため、夜寝る前などは特におススメ。少しでも読み聞かせをしてあげることで、子どもは安心を感じたままぐっすりと眠りにつくことができるでしょう。

4.様々な表情や感情を知る

絵本の中に登場するキャラクターたちの表情はどれも丁寧に描かれていて、絵から様々な感情を読み取ることができます。また、中にはページをめくるたびに表情が変化していくような作品も。
そして、それらの絵は言葉と結びつけながらわかりやすく描かれているため、絵本をきっかけに人間の表情や感情の多さや複雑さを知ることができるでしょう。

5.読解力が身に付く

言葉をまた完全に理解していない乳幼児期でも、絵本を通して少しずつ言葉の意味を理解していくとともに、話せる言葉が増えていきます。また、そのうちにストーリーの内容を理解する力も身に付きます。
絵本は子どもの語彙力を増加させるだけでなく、読解力向上にも役立つのです。

乳幼児向け絵本の選び方

●0歳児向け

まだ言葉を話すことができない0歳児でも楽しめる絵本はたくさんあります。
言葉の意味がわからなくても、リズムを楽しむことができるのです。単純でリズミカルな単語が並んだものや、リズムを感じやすいものを選ぶのがおススメ。

●1歳児向け

1歳ころからは、段々と言葉の数が増えてくるはず。この時期におすすめなのが、わかりやすい言葉や短いフレーズで書かれた絵本です。
簡単な言葉が使われていると子どもにも真似しやすく、語彙力を高めることにも繋がります。

●2歳児向け

松本園の様子

好きなものや興味のあるものがはっきりしてくる2歳児。この時期になると食べ物に関する好き嫌いも出てきて、食べさせるのに困っているという保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでおススメなのが、食べ物に関する絵本です。食べ物をテーマにした絵本はたくさんあります。
絵本を通して食べ物に親しみを持つと、苦手な食材も「絵本に出てきた食べ物と同じだから食べてみよう」と、自ら進んで苦手意識を克服してくれるでしょう。

0・1・2歳児向けおススメ絵本

●0歳児向け

「じゃあじゃあびりびり」

「ぶーぶー」「わんわん」「じゃあじゃあ」「びりびり」といった擬音を楽しむ絵本です。単純な言葉やリズムに触れながら楽しく言葉を覚えることができます。

「だっだあー」

「だっだあー」「ぶっひゃひゃはー」など、擬態語がたくさん出てきます。赤ちゃんのおしゃべりに近いような発音からなる言葉を聞くことで、赤ちゃんもこの絵本を身近に感じながら言葉を楽しむことができるでしょう。

●1歳児向け

「きんぎょがにげた」

水槽から逃げ出した金魚が様々な場所に迷い込んでいるお話です。美しく描かれているイラストの中から金魚がどこにいるのかを探していく、参加型で楽しむ作品。

「うずらちゃんのかくれんぼ」

仲良くかくれんぼを始めた、ひよこちゃんとうずらちゃん。見つからないように隠れながら楽しく遊ぶ様子が描かれています。子どもも一緒にかくれんぼを楽しむことができるような絵本です。

●2歳児向け

「大きなかぶ」

昔から幅広い世代に親しまれている物語。「うんとこしょ、どっこいしょ」という掛け声に合わせて、みんなで協力することの楽しさや大切さに気付くことができます。

「いろいろごはん」

リズミカルな言葉に合わせながら、白いご飯が色々な形や味に変わっていく様子が楽しく描かれています。読み進めていくうちに、だんだんお腹が空いてくるかもしれません。

ご家庭で絵本を読み聞かせる時のポイント

松本園の様子

子どもにとって絵本は楽しいものですが、読み手が淡々と読んでいるとすぐに飽きてしまいます。
そこでポイントになるのが、強弱をつけて読むこと。
例えば、楽しい雰囲気の場面では声を少し高めに明るい声で読んだり、悲しげな場面では声の高さを低めにして読んだりなど、読み方からその場面の雰囲気を感じ取ることができるようにすることで、子どもはより絵本の世界に入り込むことができるのです。
また、強弱をつけ読むことで、子どもたちは興味を持ち続けたまま集中して聞くことができるので、ご家庭でもぜひ意識してみましょう。

長野県や松本市で絵本を見ることができる施設

長野県内や松本市内にある公共施設でも、たくさんの絵本を見ることができます。

●松本市立図書館

https://www.lib.city.matsumoto.lg.jp

  • ・中央図書館
  • ・南部図書館
  • ・本郷図書館
  • ・中山文庫
  • ・島内図書館

サンライズキッズ保育園松本園では、創立当初から「絵本読み聞かせプログラム」に取り組んできました。子どもたちにたくさんの絵本に親しんでもらえるように、毎日10冊以上の絵本の読み聞かせをするのが、私たちの日課です。
また、1人の保育士がずっと読み続けるのではなく、複数の保育士が交代で読み聞かせを行うなど、子どもたちが飽きずに絵本を楽しめるような工夫も重ねています。
これからも、人気や定番の絵本はもちろん、季節のイベントや伝統行事をテーマにした絵本や紙芝居など、さまざまな作品を取り入れながら楽しく読み聞かせを続けていきます。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み聞かせ」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

松本園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み聞かせの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 集中力がつき、全体の読み聞かせを静かに聞けるようになりました。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。

松本園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 毎日読み聞かせを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み聞かせを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み聞かせを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み聞かせる時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • 繰り返し読み聞かせることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • お気に入りの絵本ができ、読み聞かせの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み聞かせを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み聞かせていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。