豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック|小規模認可保育園 稲沢市国府宮【サンライズキッズ保育園 国府宮園】【公式】

こうのみやえん
国府宮園
愛知県稲沢市国府宮3丁目4-23 レジデンス大津1階
名鉄名古屋本線 国府宮駅 徒歩6分
050-5807-2282 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 国府宮園のカリキュラム

豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック

リトミックとは乳幼児期から取る組める音楽教育法。近年大変注目を浴びており、乳幼児の感覚的、知的、身体的な部分にやさしく働きかけ、子どもの心と体の基礎を形成するのに大変効果があるとされています。
周りの大人が日々驚かされるくらい成長が早く、日々何でも吸収していく乳幼児期。だからこそリトミックを始めるのに適しているのは言うまでもありません。
ぜひ今からリトミックを始めて、赤ちゃん自身が成長・発達する力をサポートしてあげましょう。

目次

リトミックとは

国府宮園の様子

リトミックとは、音楽で音程を確かめる「ソルフェージュ」と、音楽に合わせて身体を使う「リズム」、自分で動きを作る「即興」の3つで成り立つ音楽教育法です。
体操や遊戯とは異なり、決まった動きがなく、音楽を聴いて自分でイメージした動きを楽しむのがリトミックの醍醐味であり、狙いでもあります。
リトミックの最大の特徴として、表現力や創造力を司る右脳と、思考力や分析力を司る左脳をバランスよく使えることが挙げられます。さらに音楽を用いて全身を動かすため、心身の健全な成長・発達を促し、社会性や協調性も身に付くとされています。

リトミックを行うことで子どもにどんなメリットがある?

▼コミュニケーション能力が高くなる

同年代の友だち同士、集団で行うリトミックでは、周りと意思の疎通が必要になる場面が多く出てきます。相手の思いを感じ取ったり、自分の思いを伝えたりすることが必要となってくるのです。
自分の気持ちを押し通すだけでは相手から理解を得られません。相手の考えや気持ちも良く聞く姿勢が必要。このような経験を積みながら、子どもは周りとうまくコミュニケーションを取るにはどうしたいいかを学習していきます。
もちろん乳幼児期ですからけんかはつきもの。最初から上手に周りとコミュニケーションを取れる子はいません。みんな失敗を繰り返しながら成長していきます。こうしてコミュニケーション能力は育つと考えられていますし、逆に幼少期にこのような経験を積まずに大人になる方がリスクではないでしょうか。

▼表現力がつく

リトミックでは、音やリズムに合わせて自分なりに自由に表現することが最大の楽しみ。大きな音の時は大きな動きをしたり、小さな音の時は静かな動きをしたり。また、高い音の時はどうやって動こうかな、低い音の時はどうしよう・・・?このように、自分の頭の中でイメージして動きを考えていきます。
このように、自分がイメージしたことや感じたことを表現力することで、表現力が身に付いていきます。リトミックを通じていろいろな表現をしていくと、表情も豊かになるでしょう。

▼集中力が身につく

リトミックでは音楽を集中して聴き、音楽に合わせた動きをイメージするので、集中力が身に付きます。集中力には2つあることをご存じですか?
1つ目は、外的集中力というもの。これは、五感(味覚、聴覚、触覚、視覚、嗅覚)を使って自分の外にあるものに注意を向けて集中することで身に付いていきます。
2つ目は内的集中力というもの。これは、自分の気持ちや考え、イメージを膨らませたり、筋肉を動かしたり呼吸をコントロールしたりと、自分の内にあるものに注意を向け、日常生活で無意識に取る行動などで付く集中力です。
リトミックではこの2つの集中力を高めることができると言われています。音楽を良く聴くことで外的集中力が高められ、聴いた音楽をイメージして動きに変えようと思考をめぐらすことで内的集中力を高めていけるしょう。

▼基礎体力がつく

国府宮園の様子

リトミックは全身を使って体を動かすため、基礎体力が養われます。基礎的な運動能力も身に付きますし、体力や持久力がアップすることも期待されています。
近年子どもの運動不足が問題視されているのは周知のとおり。幼少期から体を動かす習慣をつけていれば、おのずと体力や持久力は付いてくるでしょう。そうすれば、代謝も上がり、免疫力も強くなっていくかもしれません。

なぜ乳幼児期からリトミックを始めるの?

リトミックは、幼少期から長期的に行うことで、より高い効果が実感できます。乳児期から始めておけば、心身の成長発達を促す働きも得られるでしょう。

◆年齢別のリトミックの内容について

●0歳児:0歳児は自分から動くのは難しいので、スキンシップが中心となります。音楽に合わせて、大人が身体を触ってあげたりさすってあげたりしましょう。
リズムを付けて身体を優しく触れ合うのが0歳児のリトミックです。

●1歳児:1歳過ぎると動くことが楽しくなってくる時期。大人と一緒に音楽に合わせて歩いてみたり、大人が手を叩いた数を真似して手をたたいたりしてリズムを楽しみましょう。
簡単な楽器も扱えるようになってくるので、カスタネットやタンバリン、マラカスなどを用いて、音が鳴る楽しさも味わってみましょう。楽器ごとに音の出し方が異なることや、楽器ごとに出る音色の違いに気付いていけるでしょう。

●2歳児:音に合わせて身体を動かし、リズムをとりながら手を叩けるようになります。また、手を1回叩いたら座る、足を鳴らしたら立つ、などもできるようになりますので、大人と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。即時反応も身につけられるでしょう。

地域のイベント・子育て情報

稲沢市には、子育て支援センターや児童館、児童センターがあり、各施設で様々なイベントを行っています。親子で身体を動かすことができたり、おうちの方がリフレッシュできたりするイベントもあるので、ぜひ近くの支援センターや児童館、児童センターに遊びに行ってみてください。同年代の保護者やお子さんと接することができるでしょう。

  • ・信竜子育て支援センター
  • ・文教おやこ園
  • ・平和子育て支援センター
  • ・長野子育て支援センター
  • ・中央子育て支援センター
  • ・西町さざんか児童センター
  • ・小正すみれ児童センター
  • ・高御堂カトレア児童センター
  • ・大里オリーブ児童センター
  • ・明治スズラン児童センター
  • ・下津クローバー児童センター
  • ・千代田ヒナギク児童センター
  • ・大里東チューリップ児童センター
  • ・祖父江あじさい児童館
  • ・平和さくら児童館
  • ・信竜こどもの森児童館(私立)

https://sukusuku.city.inazawa.aichi.jp/index.html

おうちで行えるリトミック

難しいことは一切なし。おうちでもリトミックを楽しんでみましょう。

▼うどんここねこね

愛知県と言ったら味噌煮込みうどん。ということで、うどんの触れ合い遊びのご紹介です。まずは、子どもを仰向けに寝かせましょう。歌詞に合わせて、子どもの体をリズムを取りながらさわっていきます。
♪うどんここねこね まあるくまあるくかためましょう♪ながーくながーくのばしましょう♪ほそーくほそーくのばしましょう♪とんとんとんとんきりましょう♪なべのなかではぐらぐらぐらぐら…

▼グーパー遊び

親子で対面になって座ります。両手を出して、テンポよく両手でグーパーを繰り返します。この時声は出しません。真似できるようになったら、速さに変化を付けてみましょう。さらに慣れてきたら、左右で違う動きをします。
右がグーで左がパー。チョキもいれていきましょう。どこでも遊べるので、覚えておくと公共機関などで静かにしなければならない時に便利です。これは手の動きに集中するので、心を落ち着かせることができるでしょう。

▼ちいさなはたけ

保育園では絵本の読み聞かせ前によく「ちいさなはたけ」を手遊びとして行っています。最初は右と左の人差し指で小さい畑を作って、指で畑を耕していきます。次に、小さい種を植えましょう。種は指でつまむように。そして、種から芽が出ます。芽が出るところは身体で表現しましょう。最後は、手で花を作っておわりです。
上手にできたら「小さい」という歌詞のところを「中くらい」「大きい」にして行ってみます。歌詞が変われば動きもおのずと変化するでしょう。

国府宮園の様子

大人にとっては簡単にできる動きでも、子どもにとっては難しく感じるものです。決して無理をせず、楽しめる言葉や好きな歌に合わせて身体を動かすことで、「音楽って楽しい」「リトミックっておもしろい」と感じられるように、大人が働きかけてあげましょう。
ずっと続けていけば、できなかった動きができるようになるかもしれません。親子でスキンシップを図るきっかけになるので、ぜひおうちリトミックを楽しんでみてはいかがでしょうか。

リトミックは、音楽をよく聴き、自分で考え、自分で行動する、という自己表現につながるので「生きる力」を育んでくれます。これから成長していくうえで「生きる力」が身に付いていれば、どんなことがあってもあきらめず、立ち向かうことのできる子どもに育ってくれるのではないでしょうか。
サンライズキッズ国府宮園の子どもたちは、リトミックの時間をとても楽しみにしています。子どもたちが自分を自由に表現できる場として、これからも楽しいリトミックのカリキュラムを展開していきたいと思っています。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

リトミックを取り入れることで、リトミックカリキュラム研修を通して、
子どもたちに変化が見られたか。また、変化が見られた場合
どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

国府宮園の保育士回答

  • 音楽を聴いて楽しそうに反応するようになりました。音の高低やリズムを感じられるようになりました。
  • みんなでリズムに合わせて楽しむような雰囲気をもち、自由な表現を楽しんでいるようになってきたと思います。
  • 音楽が流れたり、保育士の手拍子などに自然に反応して身体を動かしたりする姿が見られるようになりました。
  • 以前より物事に取り組む際の集中力がつきました。
  • リトミックを通じてさまざまなことに対する自己表現が豊かになったと感じます。
  • はじめは保育士と同じ事をする姿が多かった子ども達ですが、保育士も自由に身体を動かす事によって正解、不正解がない事を子どもたちなりに理解して、自由に動く姿が増えてきました。
  • 保育士の真似をしてリズムを取ったり、音楽に合わせて身体を動かしたりすることが上手になりました。
  • 毎回の研修で実践的なものを見せて頂けたので、子ども達にも伝えやすかったです。特に音を聞いて身体を動かす即興的なリトミックにおいては、ピアノの音をよく聞いて身体で感じられるようになったと思います。
  • 楽器の音を止めたり、鳴らしたりのメリハリがついて成長したと思います。
  • 子どもたちが音楽やリズムに親しむ経験を重ねたことで、新しい曲や活動にも積極的になったり、朝の会などでの季節の歌を楽しんだりする姿が増えました。

国府宮園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 歌に合わせて手拍子をしたり、首をふったりするようになりました。
  • ピアノを使って取り組むことで興味をもち、音をよく聞こうとしていました。
  • 遊びの中でカリキュラムごっこをしたり、ピアノに親しみを持ったりしていました。
  • カリキュラム活動に積極的に取り組むようになったと感じました。
  • 楽器を使った際、初めは自由に楽器を鳴らしていたが、今では保育士やピアノの音に合わせて楽器を鳴らす姿がみられるようになりました。
  • 音楽を聞いてリズムを取れるようになってきました。
  • 音楽や音など、耳で聞こえたものに合わせて動く姿が見られ始めました。
  • 音楽に興味をもち、耳を傾けてよく聞くようになりました。
  • 符号を覚えるようになりました。符号の区別を理解し、声に出しながら手合わせを積極的に行うようになりました。リズム感を養うことができ、ピアノの音に耳を傾けながら表現することができるようになりました。
  • さまざまな音の聴き分けができるようになりました。
  • 音を聞いて、それに合わせて動くことができるようになりました。
  • 初めは乗り気でなかった子どもも、友達や保育士が楽しんでいる様子を見て「一緒にやってみよう」と言う気持ちで取り組む様になったため、変化を感じました。また音符カードを取り入れた当初は、見たままの音符を覚えているだけなように感じましたが、しっかりとリズムを理解して表現するようになってきています。
  • 研修で学んだことを実践すると、子どもたちが積極的に取り組んでくれたと感じました。
  • 四拍子の手拍子の最後の休符を待てるようになり、成長を感じて良かったと思いました。
  • 保育士自身も楽しみながらリトミックに参加したことで、子どもたちも興味や関心を持ってできました。遊びの中で自然と子どもたち同士で楽しんでいました。家庭でも子どもが披露をし、保護者にもリトミックを知ってもらい一緒に楽しむ機会につながっているようで良かったです。
  • 音楽に興味を持って楽しく取り組んでいたと感じました。
  • 「ストップ&ゴー」などを通して音を聴きながら動きを判断する力がついたり、活動中の集中力が高くなったりといった成長を感じました。
  • リズムの拍を意識する姿が見られるようになりました。2 歳児になると音の強弱、早さの変化など、自分で気づき、動作につなげられるようになったと感じます。
  • 楽しく取り組むことによって楽器を使うのが上手になったと思います。
  • 音や言葉を聞いて、静と動の動きが出来るようになってきました。
  • 最近では短調と長調をとりいれると『、寒そうだね...』と言いながら音の変化に耳を傾けることができるようになっていました。
  • ピアノに合わせて表現遊びを楽しんでいたことに成長を感じました。
  • 具体的に実践を見ることで保育士が意図を理解して行うため、子どもたちにスムーズに実践して楽しむ様子を見ることができました。
  • 音楽が聞こえるとリズムに合わせて身体を揺らしたり、リトミックで使用している曲だと「○○だ!」と動きで表現する姿が見られたりするようになりました。
  • 音楽が好きになり、自由表現やリズム打ちを楽しめるようになりました。

リトミックカリキュラム活動を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • カリキュラムの時間を設けていることで園児たちの集中力が増したり、表現の幅が広がったことが良かったと思う
  • 来年も子どもたちに合わせたカリキュラムを楽しんでいきたい
  • リトミックに関してはとにかく初心者だったので、前半の研修内容は難しく感じました。
    後半の0〜2歳児向けの内容(実践例)を実演していただくことによって、自園にあった内容に落としていけたと思います。保育者が恥ずかしがることなく、自信を持って行うことを心がけていきたいです。
  • 楽しみながらカリキュラムに取り組むことができた。子どもたちも積極的に参加できるカリキュラムになった
  • 子どもたちの興味に合わせながら工夫もしていきたいです