2022-03-10
しが自然保育認定制度
Category:子育てにお役立ち情報
「しが自然保育認定制度」をご存知ですか?
「森のようちえん」をはじめとする「自然保育」に力を入れている保育施設を認定園とする制度です。
「自然保育」は子どもたちの将来に大きな影響を与えると言われています。
令和2年からスタートしたばかりの制度ですが、続々と認可園が増えています。
こちらでは「自然保育」や「しが自然保育認定制度」についてご紹介しましょう。
自然保育とは
自然に触れながらの幼児教育・保育になります。
主体性や協調性、自己肯定感などの「非認知能力」を育み、好奇心旺盛な子どもたちが自然の中で自由に遊びながらも安全を確認したり、自分たちのルールを理解したりといったことを学んでいきます。
森林の中でのことなので、専門的な知識と経験がある保育者のもと、安全に行われる「自然保育」。
しかし、メインは子どもたちの活動になるため、保育者は干渉しすぎず子どもたちを温かく見守ります。
年間を通じて繰り返される四季の移ろいに子どもたちは毎回発見の連続です。
保育施設の敷地内では収まりきれない子どもたちの好奇心を刺激し、自然の雄大さ、やさしさ、厳しさなどを受け取って楽しみながら過ごします。
しが自然保育認定制度とは
「自然保育」の認知及び信頼性の向上を図り、森林環境学習の裾野を広げるために始まった「しが自然保育認定制度」。
令和2年から始まり、「森のようちえん」をはじめ、幼稚園や保育園などの保育施設で認定園が徐々に増えています。
令和3年8月時点で8園ですが、自治体から認定園には助成金がでるため、今後も増えていくでしょう。
「森のようちえん」のような特化型の自然保育を行う保育施設は「自然体験活動の時間が平均して週10時間以上行われていること」という規定があり、一般の認定保育施設は「自然体験活動の時間が平均して週5時間以上行われていること」とされています。
子どもたちのさまざまな可能性を伸ばしていく保育であり、保育者も研修でスキルアップしていることから保育の質は向上するでしょう。
森林環境学習「やまのこ」事業へ
滋賀県の小学4年生は森林環境学習があります。
「しが自然保育認定」を受けている保育施設で行う自然保育・自然活動が小学校までつながってくるのです。
もちろん小学校に送付される保育要録にも盛り込まれており、滋賀県内の小学生の統一プログラムなので認定園に通っている園児たちは一歩先を進めることになるでしょう。
サンライズキッズ保育園水口園を卒園した後の3歳以上児さんが通う園をお探しの保護者の方は認定園を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。