2022-08-08
赤ちゃんのあせもはホームケアで治そう
Category:お知らせ・イベント
いつの間にかできている赤ちゃんのあせも。
かき壊してしまって悪化してしまうと見ていて痛々しいですが、ホームケアで自然治癒するあせももあるのです。
赤ちゃんはあせもができやすく、一年中ケアが大切になりますが、赤ちゃんが快適に過ごせるようにして、特にあせもができやすい夏場を乗り越えましょう。
赤ちゃんはあせもができやすい
大人と赤ちゃんの汗腺の数は同じと言われています。
小さな身体に密集していて、その上新陳代謝が良いため汗をかきやすく、汗腺がつまりやすいためあせもができやすいのです。
特に額や首回り、わきの下、背中やおしり、肘や膝の裏などの汗をかきやすい場所にできやすいので、あせもができていないか定期的にチェックをすることをオススメします。
あせもの種類
あせもには大きく2種類あり、透明でぷつぷつとしたあせもを水晶様汗疹、赤くてかきむしってしまう赤ちゃんもいるあせもを紅色汗疹といいます。
水晶様汗疹はホームケアで清潔に保つことで数日で自然に良くなることが多いです。
一方の紅色汗疹は皮膚が炎症を起こしていることになるため、病院を受診し炎症を抑えるお薬を塗布すると良いでしょう。
ホームケアで自然治癒
水晶様汗疹のようなあせもはホームケアをすることで自然に治ります。
汗をかいたらふきとったり、シャワーをあびたりしてスキンケアを。
肌が乾燥するとバリア機能が落ちてしまうので、しっかりと保湿をして肌を守りましょう。
タオルで汗をふきとるときには、ゴシゴシふくのではなく、汗を吸い取るように押し当ててふきとってください。
肌に直接触れる衣類や寝具は吸水通気性の良い素材にして、涼感素材などの吸水性がなく張り付く素材は避けましょう。
高温多湿の場所に長い時間いると汗をたくさんかいてしまうため、涼しく快適にすごせる環境を用意。
上記のあせもができやすい場所にあせもができていないかをチェックすることも忘れないようにしましょう。
こんなときには受診を
ホームケアで数日たってもなかなか治らない、あせもを赤ちゃんがかきこわしてしまったなど、悪化してしまった場合は、小児科も良いですが、できれば専門医のいる皮膚科を受診しましょう。
あせもと似た症状で違う皮膚のトラブルの可能性もあるため、何度も同じ症状を繰り返す場合も受診をオススメします。
赤ちゃんがあせもをかいてしまうとそこから細菌が入り、炎症を起こしている場合もあります。
爪を切ったり、ミトンで保護してあげてください。