. ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い|小規模認可保育園 甲賀市水口町【サンライズキッズ保育園 水口園】【公式】

ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い|小規模認可保育園 甲賀市水口町【サンライズキッズ保育園 水口園】【公式】

みなくちえん
水口園
滋賀県甲賀市水口町東名坂288-1
050-5807-2381 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 水口園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い

乳幼児や小学生から大人まで、様々な年代の人々に愛されている絵本。絵本を読むことで心が温かくなったりほっこりした気持ちになったりすることがありますよね。
そんな人々を癒してくれる絵本は、子どもに読み合いをすることでさらに良い影響をもたらします。

目次

絵本の読み合いによる効果5つ

1.コミュニケーションツールになる

ただ文章を読むだけではなく、子どもの反応を見たり読んだ後に感想を言い合ったりなど、読み合いによって親子でコミュニケーションを取ることができます。
子どもたちは絵本そのものはもちろんですが、読み合いの最中のパパやママとの会話も楽しんでいるのです。

2.言葉の発達が促される

子どもたちは絵本に出てくるたくさんの言葉に触れることができます。絵本をきかっけにオノマトペや簡単な単語、挨拶や日常会話など、様々な言葉を覚えることができるでしょう。
乳幼児は耳にした言葉をどんどん吸収し、そのうちに自然とそれを発するようになります。絵本を耳にする言葉の数が多くなるため、読み合いは言葉の発達を促すための非常に適した方法です。

3.感受性が養われる

水口園の様子

たくさんの色で描かれたものや温かみのある色彩で描かれたものなど、絵本の挿絵にも様々なタイプがあります。これらを見て美しさを感じたり優しい気持ちになったりすることで、子どもの感受性は豊かに育つでしょう。
感受性豊かな子は、他人の気持ちに共感することができます。つまり、絵本で養われた感受性が良好な人間関係を作ることにもつながるのです。

4.精神が安定する

絵本にはリラックス効果や癒し効果があり、子どもの心を安定させてくれます。加えて、パパやママ、保育士の先生など信頼できる大人が読み合いをすることで、子どもはその声に安心感をおぼえるので、精神を安定した状態に保つことができるのです。

5.豊かな人格が形成される

絵本の中のいろんな個性を持った登場人物を通して、人それぞれ違う考え方や感じ方をするということに気付くことができます。するとこの先自分と違った考えを持った人に出会っても、その相手の考えを否定せず尊重することができるようになるでしょう。
また、子どもたちは「次のページには何が出てくるのだろう」とワクワクしながら聞いているので、イメージを膨らませる発想力が育ちます。
このように、相手の考えを知ったり先のことをイメージしたりすることで、豊かな人格が形成されていくでしょう。

0・1・2歳児向け絵本選びのポイント

●0歳児向け:オノマトペが使われているもの

まだ言葉の意味がよくわからない0歳児も、音やリズムから少しずつ言葉を覚えていきます。この時期の赤ちゃんには、オノマトペ(擬音語や擬態語など)が使われている絵本を選ぶのがおススメです。様々な擬音語や擬態語に触れて、言葉の楽しさを知っていくことができるでしょう。

●1歳児向け:言葉のリズムが楽しいもの

少しずつおしゃべりを始める1歳の子には、シンプルな言葉が並んでいたり同じような言葉が繰り返されていたりなど、言葉のリズムが強調された絵本がぴったり。楽しみながらたくさんの言葉を覚えることができます。

●2歳児向け:簡単な物語を楽しめるもの

水口園の様子

2歳ころになるとだんだんとお話の内容を理解して絵本を楽しむことができるようになってきます。そのため、簡単なストーリーを楽しむことができる絵本を選ぶと良いでしょう。短いお話から始めて、少しずつ長めの物語にも挑戦。これまでとは違った絵本の楽しみ方をすることができるでしょう。

0・1・2歳児向け年齢別おススメ絵本

●0歳児向け

ごぶごぶごぼごぼ

「ぷーん」「ごぶごぶぼごぼご」など、オノマトペを楽しむことができる絵本です。形や色で言葉の音の楽しさを伝えてくれています。

ぶーぶーぶー

自動車が主役の絵本。自動車の色によって「プープー」「パッパッ」など音の違いを楽しむことができるので、赤ちゃんが夢中になります。

●1歳児向け

てんてんてん

「てんてんてん」「ぐるぐるぐる」などリズミカルな言葉が並ぶので、それを心地良く楽しむことができる絵本です。

ぽんちんぱん

パンをテーマにした作品です。「ぽんちんぱん」というリズミカルな表現とともに描かれている美味しそうなパンに、子どもたちも目が離せなくなるでしょう。

●2歳児向け

いやだいやだの絵本

「イヤイヤ期」と呼ばれるこの時期にぴったり。子どもが絵本の内容に自分を重ね合わせながら聞くことができるでしょう。

よくきたね

「おいでおいで」や「いいこだね」などのあたたかい言葉で親子の愛情が描かれています。パパやママがやさしい声で読んであげてください。

ご家庭で絵本の読み合いをする時のポイント

水口園の様子

おうちで読み合いをしてあげている最中に、絵本の内容に対して疑問に思ったことや感じたことをお子さんが言ってくることがあるでしょう。そんなとき、お子さんから出た素直な反応は否定せずに受け止めてあげてください。
子どもたちはパパやママに受け止めてもらうことで、自分の考えや感じたことを否定しなくなるので、発想力や想像力をより豊かにしていくことができるのです。

たくさんの絵本に触れられる滋賀県内・甲賀市内の施設

●滋賀県立図書館

●甲賀市立図書館

  • ・中央図書館(一宮市)
  • ・水口図書館(水口町)
  • ・土山図書館(土山町)
  • ・甲賀図書情報館(甲賀町)
  • ・甲南図書交流館(甲南町)
  • ・信楽図書館(信楽町)

サンライズキッズ保育園水口園では、あらゆるジャンルの絵本を取り入れながら、毎日10冊以上の読み合いを行っています。
順番に読み手となる保育士を変えたり、絵本の内容に合わせて体を動かしたりすることで、子どもたちに飽きずに聞いてもらえるよう様々な工夫を凝らす毎日です。
絵本の時間は子どもたちにとってはもちろん、我々保育士も楽しみにしているひととき。今後も、絵本の楽しさを伝えながら子どもたちにたくさんの絵本を読んであげたいと思います。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み合い」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

水口園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み合いの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 集中力がつき、全体の読み合いを静かに聞けるようになりました。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 繰り返し読み合いすることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。

水口園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 毎日読み合いを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み合いを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み合いを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み合いする時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • お気に入りの絵本ができ、読み合いの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み合いを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み合いしていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。