2023-08-30
夏バテ対策して元気に残暑を乗り切ろう
Category：子育てにお役立ち情報
暦の上ではもうすぐ秋なのに、実際にはまだまだうだるような暑さが続いています。
そんな暑い時期に気を付けたいのが、子どもの夏バテ。
もうしばらく続く残暑を元気に乗り切るために、ご家族で夏バテ対策をしましょう。
そもそも夏バテとは？
気温も湿度も高くなる夏のあいだは、体がだるくなったり食欲が落ちたりしがちです。
こうした夏の暑さが原因で起こる体調不良を総称して「夏バテ」と呼びます。
夏バテの主な原因は食事と睡眠のどちらか、または両方。
「食べる」「寝る」「遊ぶ」という3つのパターンから、子どもの生活リズムは成り立っています。
これらは相互に影響しあっていて、たくさん遊んで体が適度に疲れていないと、食欲がなかったり寝つきが悪かったりしがち。
お子さんが毎日元気よく過ごせるよう、生活リズムを意識してあげることが大切です。
夏バテ対策法
では、夏バテにならないためには、どのような対策をすると良いのでしょうか？
●水分
まずは水分補給です。
といっても糖分の多いジュースより、水や麦茶、経口補水液を飲ませましょう。
●食事
1日3食、バランスの取れた食事を規則正しく食べることが大切です。
たんぱく質に加えて、暑い時期は特にビタミンB1やＣ、クエン酸を積極的に摂取することで、夏バテの回復や予防が期待できます。
これらの栄養素が含まれる豚肉やかんきつ類、枝豆などは子どもも好きな食材なので、食べさせやすいはず。
●睡眠
疲れをため込まないように、十分な睡眠をとらせましょう。
寝苦しいと睡眠の質が下がるので、ゆるめの冷房や冷感グッズを上手に使うのがオススメ。
●運動
おうちの中で体を動かす遊びができる場合は良いですが、日本の住宅事情ではほとんどのご家庭では難しいはず。
朝夕の暑さがやわらぐ時間帯に外遊びやおさんぽなどをさせましょう。
●環境
外気と室温の差が大きいと、自律神経に支障をきたします。
冷房は設定を25～28度にして、それでも暑いときはサーキュレーターや扇風機を上手く併用するのがオススメです。
こんな症状のときは病院へ
夏バテといっても軽い症状なら上記のような対策で解消しますが、以下のような症状がみられたら熱中症の恐れがあるので、早めに受診してください。
・吐き気がする、嘔吐する
・大量に汗をかいている
・頭痛
・全身のだるさ
・めまい、立ちくらみ
・手足のしびれ
・こむらがえり、足がつる