2024年度
サンライズキッズ保育園 君津園
絵本読み合いプログラム
サンライズキッズ保育園 君津園 絵本読み合いプログラムについて
子どもに絵本を読み合いすることで、さまざなま能力が向上します。それは、思考力、想像力、記憶力、集中力、他人への共感力などを育む効果など。
子どもの心身の発達に絶大な効果があるとされています。
しかし、一般的に文字が読めるようになるのは年長くらいから。文字が読めない月齢の子どもに絵本を読み合いする効果はどれだけあるのか、疑問に思っている保護者の方も多いでしょう。
文字が読めない0～2歳の子どもでも、絵や文字に対して視覚が反応します。そして声を聞くことで音声に反応します。そしてこれらを結び付けて見聞きしているものが何かを、幼いなりに認識します。
絵本を読み合いすることで、認知機能の向上が期待されます。
この3つは脳内で連動して結びついて徐々に文字を認する力がついてきます。絵本の読み合いは、文字が読めるようになる前段階の能力の底上げにつながります。
識字能力や読解力はある日突然できあがるものではありません。その子どもの段階に応じて準備期間があり、徐々に段階を経てできるようになっていくものです。
絵本の読み合いは、そのステップアップの土台を固めていくのにとても役立ちます。
1日10冊以上の読み合いを行います！
サンライズキッズ保育園 君津園では、1日10冊以上の絵本の読み合いを行うことで、以下の発達を促すことに力を入れています。
基礎的な学力や好奇心・探究心は絵本からたくさん得られます。しかし1日3冊程度の読み合いだと集中力を鍛えるまでにはなりません。
読み合いをする回数を増やし、同じ作業を繰り返すことで、集中力を持続する力が身についていきます。
●これを毎日継続することで…
読み合いの効果を最大限に高めるための取り組み
●保育士全員が順番で行う
日々10冊以上の絵本の読み合いを行う場合、いつも同じ先生が読んでいたら負担が偏りますし、子どもたちも飽きてしまうでしょう。集中力も続きません。
読み手が変わることで、その先生の声やトーン、早さ、抑揚の付け方、ページのめくり方などさまざまな違いがあります。
それが子どもたちの興味を引き、集中力を持続させます。
●昼寝の前に必ず読み合い
子ども教育専門家の松永暢史さんによると、読み合いに最も適している時間帯は、『寝る前』と断言しています。
脳は睡眠中に記憶を知識として定着させると言われています。そのため、寝る前の読み合いは学習効果が高いとされています。
昼寝の前に読み合いを行って眠りを誘う園は多いでしょう。登園でも昼寝の前の読み合いには力を入れています。
●日本の文化や行事、四季のイベントなどを盛り込んだ絵本を多数用意
サンライズキッズ保育園では、日本の文化や行事・四季のめぐりが感じられる絵本を中心に多数取り揃えています。その地域の民話も取り入れています。
絵本を通じて日本の文化や行事を学び、それらを実際に保育園で体験することで子どもの五感＝見る・聴く・嗅ぐ・味わう・触る をやさしく刺激します。感性豊かな子どもを育てます。
読み合いの絵本例
七夕会
- きつねのたなばたさま(世界文化社)
- たなばたこびとのおはなし(童心社)
- みんなのおねがい(ほるぷ出版)
十五夜会
- おやすみなさいおつきさま(評論社)
- まんまるおつきさん(偕成社)
- だんごたべたいおつきさま(ほるぷ出版)
ハロウィン
- ハロウィンのかくれんぼ(ポプラ社)
- ハッピーハロウィン(講談社)
- ペネロペのたのしいハロウィン(岩崎書店)
節分
- ちいちゃんとまめまき(ほるぷ出版)
- まめまきできるかな(ほるぷ出版)
- おにのパンツ(フレーベル館)
ひな祭り
- もりのひなまつり(福音館書店)
- おひなさまのいえ(世界文化社)
- みんあでおひなさま(教育画劇)
- ひなまつりこびとのおはなし(童心社)
千葉が舞台の絵本
- 出発進行！ 里山トロッコ列車（偕成社）
- なぞなぞのみせ（偕成社）
