伊丹園ブログ

お正月の遊び

2026-01-07

お正月の遊び

新年あけましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します。

お正月の遊びといえば、すごろく、凧あげ、かるたなどの遊びがあります。これらの古くから伝承されてきたお正月遊びには、昔の人の知恵や願いが込められています。それらを紹介して行きます。

・コマ回し

コマ回しは、コマがクルクルと回る姿から、うまく回ると「早く子どもが独り立ちする」と言われ、お正月によく遊ばれるようになりました。回転するコマの模様を楽しんだり、コマ同士をぶつけて競わせたり、一人でも大人数でも遊ぶことができます。指でひねって回転させる「ひねりごま」、紐を使って回転させる「糸巻きごま」、「投げごま」など回し方もたくさんありますよ。

・けん玉

けん玉は、本体のけん先と3つのお皿に、紐でつながった玉をのせて遊びます。お正月遊びとして定着した理由は明らかではありません。けん玉にはさまざまな技がありますが、初めてチャレンジするときは、まず、玉をお皿に乗せる基本の技からスタートするのがおすすめ。何度も練習して、成功したときに「できた!」と達成感があるのも、けん玉の楽しさのひとつです。

・羽根つき

羽子板に使う黒い球は、ムクロジという植物の種が使われています。ムクロジは漢字で「無患子」と書き、「子どもが患わ無い(わずらわない)」という意味を持った縁起の良い木。丸いムクロジの種はとても硬いので、羽子板で叩いても割れないそうです。すごいですね。

・凧上げ

凧揚げの由来は、江戸時代に親が男の子の出生を祝い、健康を願う儀式として行われていたもの。願い事を凧に乗せて、天まで届ける意味があります。子どもに意味を伝えて、親子それぞれの願い事を込めながら、大空高く凧を飛ばしてくださいね。

・福笑い

福笑いは、目隠しをされた人が目、鼻、口など顔のパーツを、顔の輪郭が書かれた紙の上に並べる遊び。勝ち負けを決めるものではなく、完成したユニークな顔を見て、みんなで笑ったり、驚いたり、ワイワイと盛り上がることができます。失敗しても笑えることで、「挑戦する楽しさ」や「笑われてもいい」という心の柔軟性も育ちます。
「笑う門には福来る」のことわざがあるように、楽しく笑えることから、お正月遊びとして定着したと言われていますよ。

・双六

すごろくでは、サイコロを2つふって出た目の数だけ、自分の駒を進めます。2つのサイコロで6のゾロ目を出すことがもっとも有利となることから、「双六」と名付けられたと言われています。

・かるた

かるたは、読み札と絵札に分けられた2種類の札を使って、読み上げられた札を競って取るゲーム。楽しく遊びながら、瞬時の判断力や集中力を養うことができます。いろは歌を用いた「いろはかるた」は、子どもが遊びながら字やことわざを学べるように江戸時代後期に考案されたそうです。

お正月遊びは楽しいだけでなく、子どもの成長や発達にも大きな効果があります。

「けん玉」は、体のバランスを取りながら行う遊びで、全身の動きを調整する力と体幹の強化に効果的です。体幹が鍛えられると、姿勢が良くなり、運動能力全般の向上にもつながります。

「かるた」や「百人一首」は、注意力や記憶力、判断力を高め、学習に必要な集中力の育成に効果的です。

また、お正月遊びには単なる遊び以上の社会性や道徳性を育む効果も。ルールに従って遊ぶことで、社会のルールを守ることの大切さを体験的に学ぶことができます。

日本ならではのお正月遊びは、子どもの成長や一年の良運を願う気持ちが込められて伝わってきたものが多くあります。家族や親戚たちと一緒に、ぜひお正月遊びを通して、コミュニケーションを楽しんでくださいね。