伊丹園ブログ

熱中症に備えよう!

2025-08-05

熱中症に備えよう!

今年は例年より暑くなるのが早くいですね。そんな高温多湿な環境下で起こるのが熱中症。特に子どもは熱中症になりやすいため、日頃から注意が必要です。

子どもは体温調節機能が未熟でうまく汗をかけません。また身長が低いので地面からの熱の影響を受けやすく、大人よりも熱中症になりやすいとされています。熱中症はまれに重症化してけいれんや意識障害を起こす恐れもあるため、しっかり対策する必要があります。

・こまめな水分補給

喉の渇きを自覚するころには、すでに多くの水分が失われています。子どもが飲み物を欲しがっていなくても、定期的に水分を補給が出来るようにしましょう。

室内などの涼しい場所で遊んでいる場合は、麦茶や湯冷ましなどで大丈夫ですが、屋外で遊んでいるときや大量に汗をかいているときは、スポーツドリンクや子ども用のイオン飲料など、水分と塩分が同時に補給できる飲み物を飲ませてあげてください。

・服装で調整

首元や袖口がゆったりしている服や、麻やコットン素材の服は通気性がよく、体の熱を逃しやすくしてくれます。また屋外で遊ぶときは、太陽の熱を吸収しにくい白やベージュの服も効果的です。

・適度な休息

元気そうにみえる場合でも、定期的に休憩させて顔色や汗をどれだかかいているかを見てあげて下さい。休憩する時は屋内や木陰など、涼しい場所で休みましょう。

・温度と湿度

屋内でも熱中症になる恐れがあります。エアコンや扇風機を活用して温度や湿度を適切に保ちましょう。ただ外気温との差が大きすぎると、部屋を出入りするときに体に負担がかかります。室温を28度くらいに保つのがおすすめです。

・睡眠時間の確保

睡眠不足は体温調節機能を低下させ、熱中症のリスクを高める可能性があります。よく眠れるように、夜間もエアコンを使用したり、通気性や吸水性に優れた寝具を使ったりして眠れるようにしましょう。

・冷たいものは適度に食べる

暑い日にはアイスやジュースなど冷たいものばかり口にしがちですよね。でも冷たいものを多く摂取すると胃腸の働きが低下することで、栄養の吸収が十分できなくなり、体力が低下し熱中症のリスクが高まるという可能性があります。冷たいものは適度に楽しむようにして、食べすぎには気をつけましょう。

以上のような対策をしてこの暑い季節を元気に乗り切っていきたいですね。