豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック|小規模認可保育園 安曇野市三郷温【サンライズキッズ保育園 安曇野園】【公式】

あずみのえん
安曇野園
長野県安曇野市三郷温3318-2
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サンライズキッズ保育園 安曇野園のカリキュラム

豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック

リトミックとは、音楽を取り入れた教育活動のことで、様々な音楽に合わせて体を動かしたり、楽器を使ってリズムをとったりすることが、主な内容となっています。
昔のお遊戯や創作ダンスに少し似ていますが、ちょっと違ったアプローチをしているのが特徴。乳幼児期の活動として、ほとんどの保育園や幼稚園、子育てサークルなどで普及しています。
ここではそんなリトミックのメリットについてご紹介していきましょう。

目次

リトミックから得られる効果

リトミックを継続的に行うとどんな効果があるのでしょうか。

1.音楽の感性が育つ

リトミックを行うことは、様々なリズムや音に触れる機会が多くなるということ。これにより、音感やリズム感が身に付いていきます。
またたくさんの音楽に触れると、高音や低音、音程、音の強弱を感じることができ、音楽の感性を養うことにもつながるでしょう。
このように、リトミックを通して音楽全般における感性が磨かれ、培われていくのです。

2.リズム感と基礎的な身体能力が高まる

リトミックは身体全体を動かして取り組むので、身体能力の高まりが期待できます。また手遊びとリトミックを掛け合わせる活動もあり、手指の発達を促すこともできます。
リトミックでは頭から手足の先まで全身を使って身体を動かすため、運動能力が発達しますし、同時に手指を使う練習もできるのです。

3.聴く力が育まれ、集中力が身に付く

リトミックは耳で音楽をしっかりと聴くことから始まります。そのため集中力が備わっていきます。
また、自分の五感を研ぎ澄まして集中することで、「内的集中力」が養われますし、自分の外にある音楽や友達の動き、順序物事などに注意を向けることで、「外的集中力」を身に付けるのにも役立ちます。

4.協調性や社会性が育まれる

安曇野園の様子

リトミックでは同年代の友だち数人で一緒に取り組むことが多く、同じ音やリズム、動きを共有しながら取り組むことが多いです。そのため、みんなで一緒に活動することの喜びや、共同作業を成し遂げることによる達成感が得られるでしょう。
また、友達の動きを見ることで、他者と自分との違いも理解できるようになってきます。これは、相手を思いやったり、相手の立場に立って物事を考えたりする思考の基礎となり、これにより協調性や社会性も身に付いていくのです。

5.「即時反応力」が高まる

リトミックは音楽に合わせて体をうごかすため、音楽が始まったら動く、音楽が止まったら止まる、という動作が多くあります。この動作を繰り返すことで、耳で聞いたことを瞬時に体で表現する「即時反応力」という力を身につけることができます。この即時反応力が身に付けば、瞬発力の向上にも繋がるでしょう。

乳幼児期からリトミックに取り組むことで得られる効果

乳幼児期からリトミック始めると様々なメリットがあります。

1.表現する楽しさが味わえる

安曇野園の様子

乳幼児期から表現する楽しさを体験していくと、音楽を通して養われる表現力が更に豊かになります。
音楽やリズムを聴き、自分なりにイメージを膨らませて体全体を動かすことや、自分で楽器を操って音を鳴らしたりすることで、さらに表現する楽しさを味わうことができるでしょう。

2.音やリズムを身近に感じる

乳児期からリトミックを行っていれば、いつも周りには音楽があり、音楽に触れて過ごすことが日常的となります。このような環境で生活していくと、音楽に親近感を持つようになります。
幼少期から音やリズムに親しみを持っていれば、学校に上がってから音楽の授業がより楽しめるようになるかもしれませんし、さらに音楽的感性を磨くことにもつながるでしょう。

年齢別で見た成長とリトミックの関わり

安曇野園の様子

0歳児にとって体を触れ合うことは大切なスキンシップ。心身の発達に欠かせません。五感の中で最初に発達するのは触覚と言われているので、手、足、体全体を遊びながらやさしく刺激してあげましょう。
また、体幹の平衡感覚が育ち、お座りができるようになると、視野も広がり、目の前に広がるものに興味が出てくるので、たくさん言葉がけをしながら行ってみてください。

●1歳児

様々な動きができるようになる時期。しかし、ある日突然できたということはなく、子ども自身が繰り返しながら学習し、徐々に身に付けていきます。
冒険心が芽生えたり、安心感を得たりと、子どもの心を育てる大切な時期なので、人と関わる楽しさや人との関わるのは幸せなことだと感じられるようにしていきましょう。豊かな感性を育む経験を積むことは、人格の形成においてとても重要なことです。

●2歳児

様々なことを吸収していき、同時に自立心が育つ時です。やってはいけないことやルールなど、少しずつ覚えていく時期。子どもは、周りの大人に見守られていると安心感を得ると、感情をコントロールしやすくなるとされています。
やってはいけないことを少しずつ理解しながらルールを守ることに興味を持てるようにして、心の成長を見守っていきましょう。

おうちで取り組むリトミック

おうちでも簡単にリトミックに取り組めます。

1.むすんでひらいて

むすんでひらいての音楽に合わせて身体を動かいしていきます。歌の最後に動物や乗り物に変身することで、表現力を付けていきましょう。両手を上にもってくると、うさぎやきらきら星、前に持ってくるとゾウや運転手さんになります。
変身するものに合わせて、ゆっくり歌ったり、声を大きくしたりして楽しんでみましょう。

2.幸せなら手をたたこう

歌に合わせて、手たたいたり、足を鳴らしたり、肩をたたいたりする動きが出てきます。一人でできるようになったら、親子で一緒に肩を叩いてみたり、お互いの手を合わせて拍手してみたりして、オリジナルの歌詞を加えてみましょう。
また、子どもに「次はどこを叩いて音を出してみようか?」とアイデアを聞いてもいいですね。

手作り楽器でリトミック

手作り楽器は、頑張って作って出来上がった時の達成感が味わえますし、自分で作ったものでリトミックを楽しめる喜びも感じられます。

ここでは牛乳パックとペットボトルを使ったカスタネットの作り方を説明します。
牛乳パック1個とペットボトルのふたを2個用意してください。まずは、牛乳パックを平面に切り、更に底と上部は切り離します。切ったものを今度は4等分にします。4等分の1つを半分に折りましょう。折ったら、両端にペットボトルのキャップを付け、手にくくれるように輪ゴムを通したらカスタネットの出来上がり。
カスタネットはリズム遊びに最適。親子で行うときは、同じカスタネットをもう一つ作り、大人がやったリズムを、子どもが真似してリズムを楽しんでみましょう。

安曇野市で開催されている活動やイベント情報

安曇野市の児童館では、各児童館で定期的にイベントや企画をおこなっています。広報誌の「広報あずみの」やホームページも参考にしてください。
https://www.city.azumino.nagano.jp/site/kohoshi/89315.html

  • ・豊科中央児童館
  • ・高家児童館
  • ・南穂高児童館
  • ・穂高中央児童館
  • ・穂高西部児童館
  • ・穂高北部児童館
  • ・三郷児童館
  • ・堀金児童館
  • ・明科児童館

リトミックは、さまざまな音楽に触れながら全身を使って動いたり、歌や踊りを取り入れたり、楽器を鳴らしたりと、工夫次第でいろいろな活動に発展できます。音楽を全身で感じることで、心身の成長・発達も促されるでしょう。
サンライズキッズ安曇野園では、リトミックを通して、音楽の楽しさを味わいながら、音楽的感性を養い、子どもたちの可能性を引き出せるような取り組みを心がけています。ぜひお家でも普段の遊びにリトミックを取り入れてみてください。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

リトミックを取り入れることで、リトミックカリキュラム研修を通して、
子どもたちに変化が見られたか。また、変化が見られた場合
どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

安曇野園の保育士回答

  • 音楽を聴いて楽しそうに反応するようになりました。音の高低やリズムを感じられるようになりました。
  • 歌に合わせて手拍子をしたり、首をふったりするようになりました。
  • みんなでリズムに合わせて楽しむような雰囲気をもち、自由な表現を楽しんでいるようになってきたと思います。
  • ピアノを使って取り組むことで興味をもち、音をよく聞こうとしていました。
  • 音楽が流れたり、保育士の手拍子などに自然に反応して身体を動かしたりする姿が見られるようになりました。

安曇野園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 遊びの中でカリキュラムごっこをしたり、ピアノに親しみを持ったりしていました。
  • カリキュラム活動に積極的に取り組むようになったと感じました。
  • 楽器を使った際、初めは自由に楽器を鳴らしていたが、今では保育士やピアノの音に合わせて楽器を鳴らす姿がみられるようになりました。
  • 音楽を聞いてリズムを取れるようになってきました。
  • 音楽や音など、耳で聞こえたものに合わせて動く姿が見られ始めました。
  • 音楽に興味をもち、耳を傾けてよく聞くようになりました。
  • 符号を覚えるようになりました。符号の区別を理解し、声に出しながら手合わせを積極的に行うようになりました。リズム感を養うことができ、ピアノの音に耳を傾けながら表現することができるようになりました。
  • さまざまな音の聴き分けができるようになりました。
  • 音を聞いて、それに合わせて動くことができるようになりました。
  • 以前より物事に取り組む際の集中力がつきました。
  • 初めは乗り気でなかった子どもも、友達や保育士が楽しんでいる様子を見て「一緒にやってみよう」と言う気持ちで取り組む様になったため、変化を感じました。また音符カードを取り入れた当初は、見たままの音符を覚えているだけなように感じましたが、しっかりとリズムを理解して表現するようになってきています。
  • 研修で学んだことを実践すると、子どもたちが積極的に取り組んでくれたと感じました。
  • リトミックを通じてさまざまなことに対する自己表現が豊かになったと感じます。
  • 四拍子の手拍子の最後の休符を待てるようになり、成長を感じて良かったと思いました。
  • はじめは保育士と同じ事をする姿が多かった子ども達ですが、保育士も自由に身体を動かす事によって正解、不正解がない事を子どもたちなりに理解して、自由に動く姿が増えてきました。
  • 保育士の真似をしてリズムを取ったり、音楽に合わせて身体を動かしたりすることが上手になりました。
  • 毎回の研修で実践的なものを見せて頂けたので、子ども達にも伝えやすかったです。特に音を聞いて身体を動かす即興的なリトミックにおいては、ピアノの音をよく聞いて身体で感じられるようになったと思います。
  • 保育士自身も楽しみながらリトミックに参加したことで、子どもたちも興味や関心を持ってできました。遊びの中で自然と子どもたち同士で楽しんでいました。家庭でも子どもが披露をし、保護者にもリトミックを知ってもらい一緒に楽しむ機会につながっているようで良かったです。
  • 音楽に興味を持って楽しく取り組んでいたと感じました。
  • 楽器の音を止めたり、鳴らしたりのメリハリがついて成長したと思います。
  • 「ストップ&ゴー」などを通して音を聴きながら動きを判断する力がついたり、活動中の集中力が高くなったりといった成長を感じました。
  • リズムの拍を意識する姿が見られるようになりました。2 歳児になると音の強弱、早さの変化など、自分で気づき、動作につなげられるようになったと感じます。
  • 楽しく取り組むことによって楽器を使うのが上手になったと思います。
  • 音や言葉を聞いて、静と動の動きが出来るようになってきました。
  • 最近では短調と長調をとりいれると『、寒そうだね...』と言いながら音の変化に耳を傾けることができるようになっていました。
  • ピアノに合わせて表現遊びを楽しんでいたことに成長を感じました。
  • 具体的に実践を見ることで保育士が意図を理解して行うため、子どもたちにスムーズに実践して楽しむ様子を見ることができました。
  • 音楽が聞こえるとリズムに合わせて身体を揺らしたり、リトミックで使用している曲だと「○○だ!」と動きで表現する姿が見られたりするようになりました。
  • 子どもたちが音楽やリズムに親しむ経験を重ねたことで、新しい曲や活動にも積極的になったり、朝の会などでの季節の歌を楽しんだりする姿が増えました。
  • 音楽が好きになり、自由表現やリズム打ちを楽しめるようになりました。

リトミックカリキュラム活動を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • カリキュラムの時間を設けていることで園児たちの集中力が増したり、表現の幅が広がったことが良かったと思う
  • 来年も子どもたちに合わせたカリキュラムを楽しんでいきたい
  • リトミックに関してはとにかく初心者だったので、前半の研修内容は難しく感じました。
    後半の0〜2歳児向けの内容(実践例)を実演していただくことによって、自園にあった内容に落としていけたと思います。保育者が恥ずかしがることなく、自信を持って行うことを心がけていきたいです。
  • 楽しみながらカリキュラムに取り組むことができた。子どもたちも積極的に参加できるカリキュラムになった
  • 子どもたちの興味に合わせながら工夫もしていきたいです