ママと赤ちゃんの快適な暮らしのために-2歳の頃|小規模保育園【サンライズキッズ保育園】

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ママと赤ちゃんの快適な暮らしのために 2歳の頃

2歳の赤ちゃんは「自我」が発達し、何かにつけて「イヤ、イヤ」と反応しがちです。また、この頃は好き嫌いがハッキリし、癇癪を起こすことも少なくありません。そんな「反抗期」の始まる2歳頃は、ママにとっては育児がちょっぴりハードになる時期。ここでは、ママが2歳の育児を明るく乗り切るためのコツを幾つかご紹介します。

卒乳は事前の予告でスムーズに

2歳になると卒乳や断乳が気になり始める頃。卒乳(断乳)は赤ちゃんから幼児への脱皮であり、赤ちゃんが親離れをする第一歩となる大切なステップです。またこれは、授乳にともなうママの身体への様々な負担の軽減にも繋がります。
そこで、2歳の誕生日を卒乳(断乳)の区切りにしてみてはどうでしょうか。「この日でおっぱいとはバイバイね」と知らせておくと赤ちゃんも心の準備が整いやすいでしょう。やめてから2、3日の間はグズルこともありますが、それを過ぎれば母乳を求めることも徐々に少なくなっていくことでしょう。

強い「イヤ、イヤ」も見守って

2歳は、赤ちゃんがママからのあらゆる提案を拒む、いわゆる「イヤイヤ期」が激しくなる時期です。
「第一次反抗期」とも呼ばれ、落ち着きがなくなったり、ぐずりがひどくなったり、時には強い癇癪を起こすことも。
でも、これは決して「わがまま病」ではありません、赤ちゃんの自立心が強くなり、自分でやりたいことが増えてくるために生じる、いわば成長のための通過儀礼なのです。ママも出来るだけ多くの選択肢を赤ちゃんに与えつつ、自分でやれることはひとりでさせて、何かが出来た時にはしっかり褒めてあげましょう。
赤ちゃんから強く拒まれたり、やりたいことを赤ちゃんが上手く出来なかったりしても決して頭ごなしには叱らないように。冷静な対応こそが、赤ちゃんの独り立ちのサポートに繋がるのです。

トイレトレーニングは日々の習慣づけから

朝は赤ちゃんの膀胱に尿が溜まっていますから、起きたらまずはトイレに連れていって、おまるや補助便座に座らせてあげて下さい。赤ちゃんがトイレに行きたいかどうかは、外見だけからだとなかなかわかりません。最初は「1時間おき」など、時間を決めてトイレに連れていってあげるようにしましょう。もし、おしっこなどが出なくても、まずはトイレが何をする場所なのかを理解させてあげ、その行動を習慣化させることがとても大切です。

またトレーニング中には、そそうをしてしまうなどの失敗があって当たり前。ママは「いつかは出来るようになる」と信じて、決して焦らないようにして下さい。

スキンシップでイライラ解消

急にママにまとわりついてくる、やめていたはずの指しゃぶりを始めるなどの行動は赤ちゃんからの「甘えたい」サインです。どれほど外見が成長しているように見えても、その心はまだ2歳の赤ちゃんです。「もう、2歳でしょ!」と叱るようなことは避け、しっかりと甘えさせてあげることも時には必要です。こうすることで赤ちゃんの心には余裕が生まれ、イライラしたり、奇声を上げたりすることも少なくなってきます。また、スキンシップや添い寝などには、普段からたっぷり時間を取ってあげましょう。

赤ちゃん返りした上の子にはさらに愛情を

2歳というと、そろそろ下の子が生まれることも。これまでは自分のためだけに時間を割いてくれていたママの意識が生まれたばかりの下の子に向くようになると上の子は、いわゆる「赤ちゃん返り」でママの関心を引こうとします。具体的には、以前より甘えてくる、それまでひとりで出来たことを「やって」とせがんでくる、一見わがままと思える言動が増える、突然お洩らしやおねしょをするようになる等です。これらは赤ちゃんの「寂しい」気持ちの裏返し。
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからしっかり!」等と叱るのではなく、今まで以上に話を聞いてあげる、小さなことでも褒めてあげる、上の子と一緒になる時間を作ってあげる等を丁寧にしてあげましょう。「下の子もあなたも両方大切」というママの気持ちをしっかりと示してあげて下さい。

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