ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い|小規模認可保育園 山形市元木【サンライズキッズ保育園 山形園】【公式】

山形県山形市元木1丁目10-43
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サンライズキッズ保育園 山形園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い

サンライズキッズ保育園 山形園では、毎日10冊以上の絵本の読み合いを行っています。
このページでは、絵本の読み合いで得られる効果やサンライズキッズ保育園 山形園での絵本の選び方、山形で絵本を楽しめる施設などについてご紹介します。
子どもにも大人にも良い効果を与えてくれる絵本。読む声が安心感を与え、聞く力や想像力、感受性を育てます。
楽しい・悲しい・嬉しいという感情や、ドキドキ感を味わってほしいですね。

目次

絵本の読み合いで得られる効果4つ

1.気持ちが安定する

山形園の様子

読み合い中は、読み手と聞き手が時間を共有することができます。
一対一で絵本を読んであげると、子どもの心は落ち着き安定するはず。短い間でも一緒の時間を過ごすことが、気持ちの安定に繋がるのです。
また、子どもたちは保育園に通い始めの頃はとても緊張していますが、絵本の読み合いをすると、子どもの緊張感がやわらぎます。

2.集中力が身に付く

大人が気持ちを込めて絵本を読むことで、子どもも絵本の世界に入り込みます。
初めは、文字の少ない絵本から。徐々に物語の絵本に移行していくことで、夢中になって絵本を見るようになり、集中力が養われます。
絵本を読む時間を習慣化するのもよいでしょう。例えば、お昼寝前や夜寝る前など、習慣化することで子どもも見通しがつき、落ち着いて絵本に集中できるはず。
サンライズキッズ山形園ではお昼寝前だけでなく、活動の合間に絵本の読み合いをしています。こうすることで、子どもたちはいったん気持ちを落ち着かせてから、次の活動に取り組むことができるのです。

3.言葉の習得

同じ絵本を繰り返し読み合いすることで、まだ字の読めない子どもたちも、聞いた言葉を覚えていきます。真似をするところから徐々に自分の言葉にしていき、日常でも使えるように。
また、子どもにとって気持ちを言葉にして表現するということはとても難しいことです。自分の気持ちを分かりやすく表現している絵本もあるので、活用していくとよいでしょう。

4.コミュニケーション力がつく

山形園の様子

絵本の読み合いには、コミュニケーションが必要です。特に一対一でじっくりと絵本を読むことで、信頼関係や愛着関係が育まれます。
サンライズキッズ山形園では、クラス全体での読み合いだけでなく、子どもをひざに乗せて一対一の読み合いも行っています。スキンシップをとりながら絵本を見ると子どもは安心感をおぼえ、保育士への信頼も高まります。

0~2歳児向け絵本の選び方

0歳児向け絵本の選び方

■色彩がはっきりしているもの

初めて絵本に触れる0歳児は、文字よりも色鮮やかな絵に興味を持ちます。色彩がはっきりした絵本だと興味を持って見てくれるでしょう。

■語りかけて読めるもの

絵本の中には、文字がなく絵だけの絵本もあります。絵を見て言葉を考えながら子どもに語り掛けて読んであげると、子どもたちも喜びます。

■繰り返し言葉があるもの

繰り返しのある絵本では、「ブーブー」「わんわん」など擬音を楽しみます。子どもにとって覚えやすいので、真似をして楽しんでくれるはず。

■絵本を破ってしまうときは

0歳児は、絵本を破ることもあります。サンライズキッズ山形園では、子どもが絵本を破ってしまったら「ビリビリ痛かったね。なでてあげようか。」など、保育士が絵本の気持ちを代弁します。すると、小さい子どもたちにもわかりやすく伝わるようです。
また、子どもに触らせながら読み合いできるよう厚手の絵本を用意して、保育士が扱う薄手の絵本と使い分けています。

1歳児向け絵本の選び方

■簡単なストーリーがあるもの

1歳になると繰り返しの絵本だけでなく、徐々に簡単なストーリー性のある絵本も楽しめるようになってきます。起承転結がある絵本を読むと、笑ったり指さしをしたり、子どもの方から語り掛けてきてくれるでしょう。

■絵本に合わせて体を動かせるもの

ストーリーを楽しむ以外にも、ジャンプしたりしゃがんだり、登場人物の真似をして体を動かしながら遊べる絵本もあります。大人が一緒に楽しむことで、子どもたちはさらに喜んでくれます。

2歳児向け絵本の選び方

■簡単な図鑑

天気の良い日に散歩や公園に出かけると、動植物に触れる機会があるでしょう。外で見つけた植物を図鑑でも見つけてみたり、図鑑で見つけたものを外に探しに行ってみたりすると、外遊びに期待感を持って出かけられます。

■生活習慣に関連したもの

2歳児は身の回りのことに興味を持ったり、トイレにも興味が出てくる時期。絵本を見ながら、楽しく生活習慣を身につけられます。

■サンライズキッズ山形園では

そのほか行事に関する絵本や季節感のある絵本も、積極的に取り入れています。また、絵本にかぎらず紙芝居の時間も、子どもたちに人気です。

おうちで絵本を読み合いするときのポイント

声に抑揚をつける

絵本を読むときは淡々とそのまま文字を読んでも、楽しさや世界観は子どもたちに伝わりません。ストーリーやキャラクターに合わせて抑揚をつけましょう。
ゆっくり読んだり早く読んだり、小さい声や大きい声で読んだりすると、さらに絵本が楽しくなります。
また、うまく「間」を作ることで世界観が広がり、ドキドキしながら絵本を楽しんでもらえます。

絵本は見えやすいように

山形園の様子

手で絵を隠さないように気を付けて、子どもが見やすい位置に絵本を持ちましょう。
園でもクラス全体で読み合いを行う際は、全員から絵本が見えるよう座る場所や絵本の高さに注意しています。
また、初めて読む絵本は子どもと読み合いする前に、保育士同士で練習を行うこともあります。

表紙・裏表紙も見せる

表紙や裏表紙にも、小さな物語が隠れていたり絵がつながっていたりします。
絵本を読む前や後は、表紙と裏表紙を広げて子どもたちに見せてあげましょう。

山形で絵本を探すなら

市立図書館や県立図書館には様々な絵本があります。
子どもを連れて行ったらうるさくて迷惑になるのではないか、走り回ったりするのではないか、と心配で行けないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、絵本コーナーは他の本とは少し離れているところにあったり、しっかりと分かれていたりするので大丈夫です。小さい椅子やテーブルがあり、その場で読み合いができるようになっているところも少なくありません。
本屋さんで絵本を選ぶ前に、まずは図書館などで子どもが興味の持ちそうな絵本を調べてみてはいかがでしょうか。
子どもが選んだ絵本を読んであげたり、大人が「楽しそうだな」「読んであげたいな」と思う絵本を読んであげるのもいいですね。

山形市立図書館

https://lib.city.yamagata.yamagata.jp/
・本館
・中央分館
・霞城分館
・東部分館
・北分館

山形県立図書館

https://www.lib.pref.yamagata.jp/

読み合いで一番大事なことは、大人も絵本を楽しむことです。
最初はおうちの人が読みたい、読んであげたいと思う絵本から始めてみてください。短い時間でもいいので、子どもと一緒に楽しみましょう。
サンライズキッズ山形園では、毎日たくさんの絵本を子どもたちと楽しんでいます。
子どもの興味のある絵本や読み合いのコツなど、わからないことがあればお気軽にご質問ください。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み合い」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

山形園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • 毎日読み合いを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • お気に入りの絵本ができ、読み合いの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。

山形園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み合いの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 繰り返し絵本の読み合いを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 集中力がつき、全体の読み合いを静かに聞けるようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み合いを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • 毎日読み合いする時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 繰り返し読み合いすることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み合いを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み合いしていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。