ごあいさつ
ごあいさつ

赤ちゃんが大人に成長するまでの課程において、乳幼児期の環境が最も重要だといっても過言ではありません。
サンライズキッズ保育園 山形園が保育するのは、そんな0~2歳の子どもたち。小規模園という大人の目が行き届く環境を生かし、たくさんの愛情で一人ひとりの個性を大切にした保育を行っています。
■知能が発達する「臨界期」
視覚や聴覚など生物にはさまざまな機能がありますが、それぞれの成長に「臨界期」があることをご存知でしょうか?
臨界期というのは、脳内の神経回路が外部からの刺激により形成されたり、回路の組み変えが活発に起こったりする時期のこと。脳が急速に学習する期間ともいえます。この時期に脳内へのインプットが少ない(刺激を受けない)神経回路は脱落し、逆にインプットが多い(刺激をよく受ける)ほど回路が強化されるという仕組みです。
しかし残念なことに言語能力なら0~9歳くらい、絶対音感なら0歳〜4歳くらい、といった具合に人間が持つ各機能の臨界期は一生に一時期だけ。臨界期までに一度も使われなかった脳細胞はこの先も必要がないと判断され、以降は消滅してしまいます。
乳幼児の脳へのインップット(刺激)とは音や気温、食べることや触れること、誰かに話しかけられたり抱っこでゆらゆらされること、手から伝わる温もりなど、生活環境や人との関わりの全て。つまり乳幼児にとって家庭はもちろん、保育園や幼稚園といった外での日常をどのような環境で過ごすかというのが、その子の成長にとって非常に大切なのです。
■サンライズキッズの育脳教育
私どもサンライズキッズ保育園 山形園で保育するのは、臨界期真っただ中の乳幼児たちです。「視・聴・嗅・味・触」という五感をすべて刺激する育脳教育を取り入れ、園児一人ひとりの成長をサポート。
特に以下の4点を柱としたカリキュラムと、給食やおやつの時間を通じた「食育」で、子どもたちの生きる力を伸ばします。
●1日10冊以上の絵本の読み合い
絵本が子どもにもたらす効果は計り知れず、読解力はもちろん思考力や想像力、記憶力、集中力、他人への共感力といったあらゆる脳力を育むのに有効とされています。
識字能力や読解力は一般的に5歳くらいから発達するものなので、0~2歳の幼い子どもはまだ文字の認識すらできていません。しかし本を読んでもらった子の脳内では、「視覚」・「言語」・「認知」という3つの感覚が結びつくことがわかっています。
サンライズキッズでも「絵本読み合いプログラム」はもっとも力を入れている教育で、子どもの基礎学力や集中力を養うためにたくさんの絵本の読み合いを行っています。しかも、一般的な保育園の読み合い時間が1日せいぜい3冊ほどなのに対し、サンライズキッズ保育園の場合は1日10冊以上。これを週5日・12か月続けるため、年間でのべ2,400冊以上という数の絵本を読み合いしていることになります。
●英語
0歳児のうちから英語の音楽を聴くことで、自然と英語に親しんでいきます。曲に合わせて体を動かすことで、全身で英語独特のリズムを感じられるようになるのもポイントです。
1~2歳児になるとフラッシュカードをつかったかるた取りや、簡単な単語を発音したりして楽しく英語を学びます。
●体操
0歳児は保育士とのスキンシップや一緒に体を動かすのがメイン。無理なく楽しみます。
1歳以上になったら器具や音楽を使って楽しくのびのびと体を動かすことで、より運動に興味を持つようになります。
●リトミック
リトミックは音や楽曲に楽しく親しみながら、子どもたちの持つ潜在的な基礎能力を伸ばす教育法のことです。音楽の基礎力だけでなく、心身や感性、知性の発達にもつながります。
聞こえる音に合わせて体を揺らすところから始めて、やがては曲を聴いて感じたことを体で表現したり、楽器やリズム打ちに挑戦したりと、できることが徐々にレベルアップしていきます。
■山形市とともに子育てを
私どもサンライズキッズ保育園 山形園のある山形県山形市では、「山形市子ども・子育て支援事業計画」に基づき、子ども・子育て支援が推進されています。
全国的に少子化に歯止めがかからない状況が続いていますが、問題を少しでも食い止めるには子どもを安心して生み育てることができる環境が不可欠。山形市は、親御様だけではなく地域全体で子どもたちをあたたかく見守ることのできる街です。そんな山形市の思いを尊重し、私どもも周辺地域の皆さまとの連携やコミュニケーションを大切にした運営を心掛けてまいりたいと思います。
サンライズキッズ保育園
代表取締役・保育士
保育士登録番号:094494
