丈夫な体と心をつくる 体操
体を動かすことは成長に欠かせないもの。乳児期は、1年で身長が10センチ以上も伸びることもあるそうです。 成長発達が著しい乳児期に体操を通して、丈夫な体と強い心を育んでいきましょう。 サンライズキッズ保育園 矢吹町園では、子どもたちが、安心・安全に体を動かせる環境作りから力を入れています。
目次
体操がもたらす効果5つ
1.丈夫で健康的な体
体操は丈夫でバランスの良い体を作ります。風邪をひきづらくなるだけでなく、将来的に生活習慣病になるリスクが低くなるといわれています。
2.認知能力アップ
体操をしている最中は脳の多くの領域を使っています。
状況に合わせた判断を素早くする必要があるため、運動制御機能や知的機能といった脳の認知的能力の発達も促されます。
3.コミュニケーション能力向上
集団で体操をすると協調性や社会性が身に付きます。また、お友だちと触れ合ったり同じ体操をしたりすることによって、コミュニケーション能力向上という効果も。
4.運動能力・体力向上
矢吹町園の様子
体力は生きるために重要であるのはもちろん、健康維持や意欲・気力アップといった精神的な面にも大きく影響します。
乳幼児期は、神経機能の発達が著しい時期。その場に適した動きや、力の入れ方などの運動を調整する能力が少しずつ備わってきます。これらを身に付けることで、けが防止につながったり今までできなかった動きを習得したりと、乳幼児期以降の重要な基礎となるのです。
また、日ごろ体を動かしていると持久力もアップします。
5.心の成長
十分に体を動かすことは、心の成長に繋がります。
様々なことに挑戦し成功体験を重ねることで自信が持てるようになるので、自己肯定感も育まれるでしょう。
0～2歳児の体操とは
矢吹町園の様子
0～2歳ごろまでは運動をつかさどる中枢神経の発達が未熟。運動能力を育てたり土台を作ったりしている最中の大切な時期です。
0歳児の体操の中には、ベビー体操やベビービクスと呼ばれるものがあり、自分で思うように動けない時期からでもスタートできます。
おうちでも、お父さんお母さんとスキンシップをとりながら、体を動かす楽しさを味わってもらえると良いですね。
乳児体操で体を動かそう
0～1か月
握ったままの赤ちゃんの手を開いて、お父さん・お母さんの指を握ってもらいましょう。握り返してくる、原始反射も楽しんでみてください。
足の裏も刺激します。優しくなでたり、ツンツンしてみるのもおススメです。
2～4か月
腹ばい運動をさせてみましょう。このとき、子どもが息を詰まらせないように注意してください。首の下に、折りたたんだタオルを入れてもいいです。
赤ちゃんの目線でお父さん・お母さんが話しかけてあげたり、前進する先におもちゃを置いてあげたりすると、喜びますよ。
足の体操もさせてみましょう。仰向けになった赤ちゃんの両足を持って、上げずにそのまま曲げて・伸ばしてを繰り返します。
5～7か月
寝返りが楽しくなる時期です。
赤ちゃんを仰向けに寝かし、足首を持ちましょう。片足ずつお腹にくっつくように、左右交互に動かします。
そこから両足を一緒に上げて腰からひねると、寝返りの練習にもなります。
8～12か月
わらべ歌に合わせて体を動かします。赤ちゃんをひざに座らせ、手をとって一緒に動かしてください。
1歳
矢吹町園の様子
好きな音楽に合わせて、体を自由に動かしましょう。手をつないでジャンプしり横に揺れたりして楽しんでみてください。
0歳児の体操の中には、ベビー体操やベビービクスと呼ばれるものがあり、自分で思うように動けない時期からでもスタートできます。
おうちでも、お父さんお母さんとスキンシップをとりながら、体を動かす楽しさを味わってもらえると良いですね。
1歳半
歩くことに興味を持ち始めたら。平面の道だけでなく高低差のある道も歩かせてみましょう。できるようになったら一本道やでこぼこ道、階段の上り下りなどにも挑戦させてください。平衡感覚を養うことができます。
※年齢月齢は目安です。その子に合わせた体操を取り入れてください。
サンライズキッズ保育園矢吹町園で行っている体操
音楽に合わせて体を動かす体操は子どもたちに人気です。
簡単にできるものからちょっと難しいものまでありますが、難しい体操も何度も行ううちにできるようになり、達成感を味わうことができます。
そんな体操の中から、いくつかご紹介します。
らららぞうきん
まず、子どもを仰向けに寝かせます。歌いながら体を触ったりゆらしたりくすぐったりする触れ合い遊びです。
ひよこ音頭
ひよこになって体を動かします。ゆったりした音楽に合わせて、0歳児のみんなも座りながら参加。
にんじゃたいそう
音楽に合わせて行う忍者修行。準備体操にもなりますよ。
ディズニー体操
明るくてリズムが楽しい体操。ディズニーの曲がいくつも出てくるので大人気です。
サンサン体操
耳なじみの曲に、子どもたちは大よろこび。
手作りボールで遊ぼう
風船を使ったボール
風船に布ガムテープをすき間なく貼っていくと、あっという間にボールのできあがり。いろんな方向に飛んだり跳ねたりするボールを追いかけて、楽しく体を動かすことができますよ。
いろんな色の布ガムテープを貼って作ってみるのも楽しいですね。
大きなポリ袋ボール
大きいポリ袋に空気を入れて口をしっかり結べば、それだけで大きなボールの完成です。フワフワしているので、小さなお子さんでも安心して遊べると思います。
※誤飲には十分注意してください。
矢吹町で体を動かそう
未来くるやぶき(矢吹町室内外運動場)
- ・開館時間…午前10時から午前11時30分、午後1時から午後2時30分、午後3時から午後4時30分(入れ替え制)
- ・休館日…月曜日(祝日の場合は翌日が休み)と年末年始
※ベビーゾーン(0歳から2歳)あり
※詳しくは、矢吹町ホームページをご覧ください。http://www.town.yabuki.fukushima.jp/page/dir000219.html
サンライズキッズ矢吹町園のおススメ公園
- ・四季のプロムナード
- ・大池公園
- ・新町公園
- ・小池公園
歩いたり走ったり、ジャンプしたり、体を自由に動かせるようになると、子どもは運動するのが楽しくなるものです。
サンライズキッズ保育園矢吹町園では、子どもたちの柔軟な体づくりのために体操の時間を設けています。そのなかで豊かな創造性を育み、お友だちと体を動かす楽しさも感じてもらえるよう、日々の工夫も欠かせません。
保護者の方々が安心してわが子を預けられる環境作りにも、引き続き力を注いでいきたいと考えています。
おうちでの体操のやり方など、わからないことがあればお気軽に保育士までご質問ください。
令和４年度 保育士の振り返りアンケート結果
「体操カリキュラム」のねらい・活動内容は園児たちの年齢や発達に合っていたか。
矢吹町園の保育士回答
- 体操を何度もするうちに馴染みのある曲を踊るようになりました。
- 保育士が大きく動くと子どもたちも保育士の模倣をして大きな動きになります。
- 体操に興味がなかった子どもが、少しずつ音楽に合わせて身体を動かすようになり成長を感じました。
- 初めは部屋の隅っこで様子見をしている子もいましたが、体操の音楽が流れると楽しみながら体を動かす姿がみられました。
- 新しい体操も毎週することで覚えていき、進んで体操をしてくれています。
矢吹町園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答
- 個々に体力がつき、自ら身体を動かそうとする姿が見られるようになりました。
- マット運動の際に前転が上手くなる子どもが多数見られました。
- カリキュラムの時間外にも歌を歌ったり踊ったりする姿がみられました。
- 初めの頃よりボールなどの扱い方、マットの上での身体の動かし方などが上手になってきたと思います。
- 音楽に合わせた体操が特に好きで、体操カリキュラム外でもよく行っていました。
- 研修の内容をサーキット遊びに取り入れることで、いつもとは違った運動に興味を示し、楽しみながら参加している姿が見られました。
- 年齢にあった身体の動かし方に挑戦しようとする姿が見られました。
- 研修を参考に体操をしたことで、マットやフープを取り入れると楽しそうにしている様子がみられました。
- 体の動きが活発になったり、身体機能が向上したりしたように感じました。
- 保育士や他児の模倣をしながら、身体のさまざまな部位を動かせるようになりました。
- 最初はあまり乗り気でなかった子も、周りが楽しそうに活動しているのを見て積極的に参加するようになりました。
- 運動能力はもちろんですが、順番に並んだり、保育士の言葉をしっかり聞いて行動したりすることができるようになりました。
- 身体を動かすことが好きな子どもたちなので、積極的に楽しそうに取り組むようになりました。
- 繰り返し同じ内容の体操を何度か行うことで体の動きを覚えたのか、以前よりもジャンプ力やバランス感覚か向上していることを実感しました。
- 覚えた体操を楽しむように体を動かすようになりました。
- 教えていただいた動きを楽しく取り入れることで、身体を動かすことが楽しいと思ってくれるようになったと思います。
- 以前より、公園の遊具にも積極的に挑戦するようになりました。
体操を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。
- 子どもがもっと楽しめる体操を考えていきたい。
- 決められた時間でやるより、子どもの様子に合わせて取り組めたえらもっと向上すると思う。
- いろんな体操やカリキュラムに沿った内容を無理なく実践でき、子どもも喜んで取り組めていたので、来年度も楽しみながらやっていきたい。
- 教えて頂いた体操を取り組む機会がなかったので、来年度は時間を取れるようにしていければ良いと思います。
- 体を動かすことが好きな園児が多いので、体操のカリキュラムの時間は生き生きとしているように感じられた。保育者の連携で、大きな怪我なくカリキュラムができた。