豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック|小規模認可保育園 宇都宮市東浦町【サンライズキッズ保育園 宇都宮園】【公式】

うつのみやえん
宇都宮園
栃木県宇都宮市東浦町21-69
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サンライズキッズ保育園 宇都宮園のカリキュラム

豊かな感性や表現力を伸ばす リトミック

近年よく耳にするようになった「リトミック」。今ではさまざまな園で取り入れられています。元々はスイスの音楽教育家が考案した音楽を用いた教育法なのですが、ただの音楽教育とは違います。遊び感覚で子どものさまざまな能力を伸ばすことができ、日本でもかなり普及しています。

目次

そもそもリトミックってなに?

リトミックの取り組みとして、大きくは以下の3つが挙げられます。

①音をよく聴いて感じとる
②音に合わせて体を動かす
③楽器などを使って音を出す

宇都宮園の様子

実際には先生がピアノを弾いて、その音やリズム、強弱などに合わせて子どもたちが自由に体を動かしながら自分を表現します。
いろいろな方法があり、体操の要素を取り入れたり、手遊びを取り入れたりすることも。ボールやフープなどの用具を用いることもありますし、さらには1人で取り組む場合もあれば、チームになって取り組む場合もあります。
「こうやらなければならない」といった厳しい縛りはなく、基本的には子どもが楽しみながら音楽や楽器に触れられる機会を提供しつつ、表現力や想像力、意欲、基礎体力、社会性などを養うこととお考え下さい。

リトミックで身に付けられる効果とは?

①基礎的な運動能力が養われる

リトミックでは、歩く・走る・ジャンプする・スキップする、といった幼少期に徐々に身に付けていく基礎的な動きを取り入れています。さらに転がったり地面をはったりと、発展的な動きにもつなげていきます。
この動きは大人が教えるというよりも、子ども自身が経験しながら身に付けていくもの。時には失敗したり、ケガをしたりするかもしれません。でもこのような経験を経て、体の使い方や自分なりに加減を身に付けていきます。
近年は子どもが思い切り体を動かせる環境が減っていると言われており、リトミックを通じて様々な動きを体験できるのは貴重なことでしょう。

②リズム感や音楽的感覚が養われる

リトミックでは先生がピアノを弾きながら行うことが多いですが、その弾き方には多種多様なパターンを用いています。例えば、低い音と高い音、早いリズムと遅いリズム、力強く弾く音と弱く弾く音など、いろいろな要素を取り入れています。
子どもたちはそんな音を良く聴き分けながら、リズム感を養い、自然と音楽的な感覚を身に付けていきます。

③集中力や表現力が身に付く

音に合わせて動きを取り入れるには、集中して音を聴くことが大切。自分の五感を研ぎ澄ませながら音を聴くことで集中力が身に付いていきます。
また、音楽に合わせて体を動かすには、自分の創造力を働かせながら、アイデアを表現する力が必要。さらにお友達の動きをよく見ることで観察力も養われますし、それを真似しようとすることで記憶力にもアプローチできるでしょう。

④協調性、社会性、コミュニケーション能力が身に付く

宇都宮園の様子

少しずつ集団のルールが分かるようになってくる月齢では、お友達と一緒に活動する機会を与えていきます。みんなで一緒に動く楽しさや達成感を味わうことができますし、周りを見ながら自分の動きを合わせたり、お友達に動きを教えてあげたり、また教わったりすることで、自然と社会性や協調性、コミュニケーション能力が身に付いていきます。
保護者の方は、仕事を通してコミュニケーション能力の大切さは身を持って感じているはず。我が子に身に付けさせたい能力として常に上位に挙がっており、リトミックを通して幼少期から少しずつ身に付けられるといいですね。

何歳くらいから始められるの?

宇都宮園の様子

教室によっては、0歳児から入会できるところも多いですが、始めるなら歩き始める1歳ごろがおすすめと言われています。なぜなら、赤ちゃんは歩き始めると、運動能力が飛躍的に向上するからです。
それだけでなく、自分で自由に動いて興味のあるものに突進、手指を使って触りたいものに触ったり、珍しいものがあると大人に教えようとしたりと、知能の発達も著しく伸びる時期でもあります。
もしリトミック教室に通ってみたいと思っているのであれば、1歳ごろを目安にするといいでしょう。ですが、何歳から始めても、その月齢に合ったカリキュラムに沿って行うので、「早すぎる」「遅すぎる」ということはありません。

習う上で保護者の方に伝えたいこと

リトミックにはゴールがありません。ピアノであれば、「課題曲が弾けるようになった」、英語教室であれば「アルファベットが全て覚えられた」など、ある程度の目標やゴールがあるでしょう。
その点、リトミックはなかなか成果が見えにくいかもしれません。ですが、全く気にしないでOK。子どもが自分なりに工夫している姿が感じられ、楽しそうに取り組んでいればそれでよし、と考えましょう。

リトミックは、総合的に子どもの生きる力を育んでくれることがお分かりいただけたでしょうか。
サンライズキッズ宇都宮園では積極的にリトミックのカリキュラムを取り入れ、職員も一緒になって子どもたちと楽しんでいます。
目立ちたがり屋の子もいれば、ちょっと控えめな子もいたり、そんな個性あふれる子どもたちから日々笑顔をもらっています。
これからもリトミックを通じて、子供たちの成長に寄り添っていきたいと思っています。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

リトミックを取り入れることで、リトミックカリキュラム研修を通して、
子どもたちに変化が見られたか。また、変化が見られた場合
どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

宇都宮園の保育士回答

  • 音楽を聴いて楽しそうに反応するようになりました。音の高低やリズムを感じられるようになりました。
  • 歌に合わせて手拍子をしたり、首をふったりするようになりました。
  • 楽器を使った際、初めは自由に楽器を鳴らしていたが、今では保育士やピアノの音に合わせて楽器を鳴らす姿がみられるようになりました。
  • 音楽を聞いてリズムを取れるようになってきました。
  • 保育士の真似をしてリズムを取ったり、音楽に合わせて身体を動かしたりすることが上手になりました。
  • ピアノに合わせて表現遊びを楽しんでいたことに成長を感じました。

宇都宮園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • みんなでリズムに合わせて楽しむような雰囲気をもち、自由な表現を楽しんでいるようになってきたと思います。
  • ピアノを使って取り組むことで興味をもち、音をよく聞こうとしていました。
  • 遊びの中でカリキュラムごっこをしたり、ピアノに親しみを持ったりしていました。
  • カリキュラム活動に積極的に取り組むようになったと感じました。
  • 音楽が流れたり、保育士の手拍子などに自然に反応して身体を動かしたりする姿が見られるようになりました。
  • 音楽や音など、耳で聞こえたものに合わせて動く姿が見られ始めました。
  • 音楽に興味をもち、耳を傾けてよく聞くようになりました。
  • 符号を覚えるようになりました。符号の区別を理解し、声に出しながら手合わせを積極的に行うようになりました。リズム感を養うことができ、ピアノの音に耳を傾けながら表現することができるようになりました。
  • さまざまな音の聴き分けができるようになりました。
  • 音を聞いて、それに合わせて動くことができるようになりました。
  • 以前より物事に取り組む際の集中力がつきました。
  • 初めは乗り気でなかった子どもも、友達や保育士が楽しんでいる様子を見て「一緒にやってみよう」と言う気持ちで取り組む様になったため、変化を感じました。また音符カードを取り入れた当初は、見たままの音符を覚えているだけなように感じましたが、しっかりとリズムを理解して表現するようになってきています。
  • 研修で学んだことを実践すると、子どもたちが積極的に取り組んでくれたと感じました。
  • リトミックを通じてさまざまなことに対する自己表現が豊かになったと感じます。
  • 四拍子の手拍子の最後の休符を待てるようになり、成長を感じて良かったと思いました。
  • はじめは保育士と同じ事をする姿が多かった子ども達ですが、保育士も自由に身体を動かす事によって正解、不正解がない事を子どもたちなりに理解して、自由に動く姿が増えてきました。
  • 毎回の研修で実践的なものを見せて頂けたので、子ども達にも伝えやすかったです。特に音を聞いて身体を動かす即興的なリトミックにおいては、ピアノの音をよく聞いて身体で感じられるようになったと思います。
  • 保育士自身も楽しみながらリトミックに参加したことで、子どもたちも興味や関心を持ってできました。遊びの中で自然と子どもたち同士で楽しんでいました。家庭でも子どもが披露をし、保護者にもリトミックを知ってもらい一緒に楽しむ機会につながっているようで良かったです。
  • 音楽に興味を持って楽しく取り組んでいたと感じました。
  • 楽器の音を止めたり、鳴らしたりのメリハリがついて成長したと思います。
  • 「ストップ&ゴー」などを通して音を聴きながら動きを判断する力がついたり、活動中の集中力が高くなったりといった成長を感じました。
  • リズムの拍を意識する姿が見られるようになりました。2 歳児になると音の強弱、早さの変化など、自分で気づき、動作につなげられるようになったと感じます。
  • 楽しく取り組むことによって楽器を使うのが上手になったと思います。
  • 音や言葉を聞いて、静と動の動きが出来るようになってきました。
  • 最近では短調と長調をとりいれると『、寒そうだね...』と言いながら音の変化に耳を傾けることができるようになっていました。
  • 具体的に実践を見ることで保育士が意図を理解して行うため、子どもたちにスムーズに実践して楽しむ様子を見ることができました。
  • 音楽が聞こえるとリズムに合わせて身体を揺らしたり、リトミックで使用している曲だと「○○だ!」と動きで表現する姿が見られたりするようになりました。
  • 子どもたちが音楽やリズムに親しむ経験を重ねたことで、新しい曲や活動にも積極的になったり、朝の会などでの季節の歌を楽しんだりする姿が増えました。
  • 音楽が好きになり、自由表現やリズム打ちを楽しめるようになりました。

リトミックカリキュラム活動を振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • カリキュラムの時間を設けていることで園児たちの集中力が増したり、表現の幅が広がったことが良かったと思う
  • 来年も子どもたちに合わせたカリキュラムを楽しんでいきたい
  • リトミックに関してはとにかく初心者だったので、前半の研修内容は難しく感じました。
    後半の0〜2歳児向けの内容(実践例)を実演していただくことによって、自園にあった内容に落としていけたと思います。保育者が恥ずかしがることなく、自信を持って行うことを心がけていきたいです。
  • 楽しみながらカリキュラムに取り組むことができた。子どもたちも積極的に参加できるカリキュラムになった
  • 子どもたちの興味に合わせながら工夫もしていきたいです