絵本の読み聞かせの取り組み|小規模認可保育園 安曇野市豊科【サンライズキッズ保育園 豊科園】【公式】

とよしなえん
豊科園
長野県安曇野市豊科332-1
050-5807-2409 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 豊科園のカリキュラム

絵本の読み聞かせの取り組み

絵本の読み聞かせは、子どもたちの心を豊かなものにしてくれます。そして、大人の心にも安らぎを与えるという効果も。
サンライズキッズ保育園 豊科園でも、たくさんの絵本を子どもたちと見て、触って楽しんでいます。
楽しい・悲しい・嬉しいという感情やドキドキ感が味わえる絵本の世界。子どもたちには、想像力を豊かにし、絵本のお話を通じて体験したことのない出会いを味わってほしいものです。

目次

絵本がもたらす良い効果

【気持ちが安定する】

読み聞かせは、コミュニケーション不足を解消してくれます。一対一でじっくり絵本を読むことで安心感を得ることができ、信頼関係も高まって気持ちが安定していくのです。

【集中力がつく】

読み手が気持ちを込めて絵本を読むと、子どもは絵本の世界に入り込みやすくなります。年齢に合った絵本を真剣に読んであげましょう。
はじめは、文章の繰り返しが多い簡単な絵本から、ゆくゆくはストーリーがある絵本に移行していきます。
また、お昼寝前や夜寝る前に読むなど習慣化することで、子どもにも時間の見通しがつき、落ち着いて絵本に集中できます。サンライズキッズ豊科園で絵本の読み聞かせを行うのは、お昼寝前だけでなく、活動の節目の時間にも。すると次の活動に移るきっかけになったり、気持ちを落ち着かせてから次の活動にも集中して取り組むことができるのです。

【言葉を習得する】

豊科園の様子

小さい子どもに絵本の読み聞かせをしていると、字は読めなくても、耳で聞いて言葉を覚えていきます。そして、真似をするところから徐々に自分の言葉になり、日常でも使えるように。楽しみながら、言葉を吸収していきます。
また、子どもにとって気持ちを言葉にして表現するということは簡単ではありません。相手の気持ちや自分の気持ちを分かりやすく表現している絵本もあるので、活用していくと良いでしょう。

絵本の選び方~0・1・2歳児向け~

【0歳児向けの絵本の選び方】

0歳児向けの絵本の中には、文字がなく絵だけの絵本も少なくありません。絵を見て言葉を考えながら子どもに語り掛けて読んでみると、子どもたちも喜ぶでしょう。色彩がはっきりとした色鮮やかな絵のある絵本の場合は、目で追うだけでも楽しめます。
文字がある絵本の場合は、繰り返し言葉の中でも「にゃんにゃん」「わんわん」など擬音が多いと子どもが真似しやすいようです。
また、手先が自由に使えるようになると、絵本を破ってしまうこともあるかもしれません。そんな時、サンライズキッズ豊科園では「びりびり痛かったね」「撫でてあげようか」など、保育士が絵本の気持ちを代弁。子どもたちにもわかりやすく伝えています。
一方で、子どもに触らせながら読み聞かせできるよう厚手の絵本を用意したり、薄手の絵本は保育士の読み聞かせ用として分けるなど、使い分けも行っています。

【1歳児向けの絵本の選び方】

日常会話を楽しむ絵本では、大人がふだん何気なく使っている言葉を絵と文字で見ることで、子どもたちは使い方を理解し、自然に覚えることができます。
また、1歳ころになると繰り返し言葉の絵本だけでなく、徐々に簡単なストーリー性のある絵本も楽しめるように。起承転結がある絵本を読むと、笑ったり指さしをしたり、子どたちの方から語り掛けてくれるでしょう。
ストーリーを楽しむ以外にも、ジャンプしたりしゃがんだり、体を動かしながら遊べる絵本もあります。大人も一緒に楽しむのがコツです。

【2歳児の絵本の選び方】

豊科園の様子

2歳児は身の回りのことに興味を持ったり、トイレにも興味が出てくる時期ですが、絵本を見せることで、分かりやすく楽しく生活習慣を身につけられます。
また、図鑑には様々な動植物が載っています。散歩で見つけた植物を図鑑でも見つけると楽しいでしょう。
雨の日に図鑑で動植物を調べておいて、後日晴れた日に散歩でみつけるのもおススメ。ワクワクしながら外遊びを楽しめるはず。
サンライズキッズ豊科園でも季節感のある絵本や食育に関する絵本、行事にまつわる絵本を積極的に取り入れています。

読み聞かせをするときに気を付けること

【絵本は見えやすいように】

子どもが見えやすい高さで、絵を手で隠さないように絵本を持ちます。
保育園のように大勢に読み聞かせを行う場合は、子どもたちが座る位置にも注意が必要です。いすを使って子どもが座る位置の高低差をつけたり、読み聞かせながら絵本を動かして全員に見えやすくしたりしています。
また読み聞かせをする前に、保育士同士で練習を行うこともあります。

【声の抑揚】

絵本に書いてある文字をたんたんとそのまま読んでも、楽しさや世界観は子どもたちに伝わりません。ストーリーやキャラクターに合わせて抑揚をつけましょう。 ゆっくり読んだり早く読んだり、小さい声や大きい声で読んだりすると、さらに絵本が楽しくなります。 また、上手に「間」を作ることで世界観が広がるので、子どもたちもドキドキしながらお話を聞くことができるでしょう。

【表紙・裏表紙も見せる】

豊科園の様子

表紙や裏表紙にも小さな物語が隠れていたり、絵がつながっていたりします。絵本を読み終わったら、子どもたちに表紙と裏表紙を広げて見せてあげてください。

安曇野市で絵本に親しむなら

図書館には絵本がたくさん並んでいます。
でも、子どもを連れて行ったらうるさくて迷惑になるのではないか、走り回ったりするのではないか、と心配するパパ・ママもいるかもしれません。が、絵本コーナーは他の本とは少し離れているところにあったり、コーナーでしっかりと分かれていたりするので大丈夫。中には、小さい椅子やテーブルがあり、その場で読み聞かせができるようになっているところも。
おススメの絵本の紹介があったりもするので、本屋さんで絵本を選ぶ前に、まずは図書館などでお子さんが興味を持ちそうな絵本を調べてみるのも良いと思います。
お子さんが自分で選んだ絵本を読んであげたり、パパ・ママが「楽しそう」「読んであげたい」と思う絵本を選ぶのもいいですね。

【中央図書館】

・開館時間…(平日)午前9時から午後8時(土日祝日)午前9時から午後6時
・休館日…月曜日・祝日の翌日(土日は除く)・毎月最終金曜日・年末年始・特別整理期間

【豊科・三郷・堀金・明科図書館】

・開館時間…午前10時から午後6時
・休館日…月曜日・祝日の翌日(土日は除く)・毎月最終金曜日・年末年始・特別整理期間
※おはなし会等の、子ども向けイベントも行っているようです。詳しくは、市のホームページをご覧ください。

おうちでも、1日1冊お子さんに絵本を読んであげてください。
サンライズキッズ豊科園では保育士たちが、さまざまな絵本の読み聞かせを行っています。同じ絵本でも、違う保育士が読むとまた違った世界観が味わえるようです。絵本には沢山の可能性が秘められているのですね。
お子さんが興味のある絵本や読み聞かせのコツなど、わからないことがあれば気軽に保育士にご質問ください。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み聞かせ」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

豊科園の保育士回答

  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み聞かせの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 繰り返し読み聞かせることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。

豊科園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 毎日読み聞かせを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み聞かせを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 集中力がつき、全体の読み聞かせを静かに聞けるようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み聞かせを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み聞かせる時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • お気に入りの絵本ができ、読み聞かせの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み聞かせを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み聞かせていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。