2023-08-17
夏の季節に注意したい、虫刺されトラブル
Category：子育てにお役立ち情報
夏は、子どもたちが外で元気いっぱい遊ぶ季節ですね。その一方で、気になるのが蚊に刺されること。
虫刺されといえば、ほとんどが蚊によるもの。
子どものお肌はデリケート。かゆいからといって、がりがり掻いてしまうとお肌が傷ついたり、赤く腫れたりしてしまうことがあります。
それに、細菌が入ってしまって感染症になったり、「とびひ」のように患部がひろがったりするのでしっかりと対処が必要です。
「かゆい！」をなるべくシャットアウト
虫刺されのかゆみは、私たちの体が蚊の唾液に反応して起こります。
だから、かゆみどめを使うなら、かゆみが出る前に塗るのが大事です。
かゆみがでて、手でたくさんかいたり時間がたったりした後で塗ってもあまり効果がないでしょう。
オススメの虫刺され対策
薬局で手に入る虫刺されの薬は安心です。
特に小さなお子さんの場合は、メントール成分が少なめで優しいクリームやローションがオススメ。
お肌にやさしく使えますよ。お肌が心配なら、薬のパッチを貼ってみるのもいいかもしれません。
ただし、お子さんが1歳未満の場合は、肌がまけてしまうことがありますし、パッチをはがしてしまうことも注意が必要です。
うっかり口に入れてしまわないように注意しましょう。
また、「ディート」と呼ばれる成分が入っている薬は、年齢制限があるので、成分表をチェックして購入してください。
ちょっぴり大きく腫れたらどうする？
たまに、虫刺されが大きく腫れてしまったり、熱を持ったりすることがあります。
特に1〜2歳のお子さんに多いですね。
そんなときは、冷やすために保冷剤をタオルで包んで当てるのも有効ですが、小児科や皮膚科に相談してみるのがオススメです。
お医者さんがステロイドの塗り薬を処方してくれる可能性があります。
また、必要に応じて抗ヒスタミン薬の飲み薬が処方されることもあるでしょう。
他の虫に刺されたらどうすればいい？
もしも他の虫に刺されたり、お肌が腫れてかゆくなったりしたら、皮膚科を受診してみましょう。
基本的な対処法は上記の通り、冷やすことやステロイドの塗り薬を使うこと。
しかし、お子さんのお肌の状態に合ったケア方法をお医者さんに相談すると保護者の方も安心でしょう。
たんなる虫刺されと簡単に考えずに、お子さんの様子をみてしっかりと対処してください。