2022-10-25“いい加減” 0件のいいね!
前回は『褒め効果』のありがたみが無くなってしまう問題点についてお話しました。
毎回毎回褒めていると、当たり前のようになってしまい、『快』の感情も薄れてしまいますね。
ここで、次の段階に移りましょう!
最初は毎度毎度、報酬を与えたり、褒めたりします。
しかし、“いい加減”なところで報酬を間引いていきましょう。
気が向いた時に褒めるくらいの適当さが、褒め効果を高め、結局は子どものやる気も維持されます。
何事も“いい加減”が1番ということですね。
前回は『褒め効果』のありがたみが無くなってしまう問題点についてお話しました。
毎回毎回褒めていると、当たり前のようになってしまい、『快』の感情も薄れてしまいますね。
ここで、次の段階に移りましょう!
最初は毎度毎度、報酬を与えたり、褒めたりします。
しかし、“いい加減”なところで報酬を間引いていきましょう。
気が向いた時に褒めるくらいの適当さが、褒め効果を高め、結局は子どものやる気も維持されます。
何事も“いい加減”が1番ということですね。
前回までお話した、褒め効果のように、模範となる教師的な存在に頼らず、試行錯誤しながら機械的に新しい環境に適応していくことを「強化学習」と言います。
この「強化学習」には、いくつかの問題点もあります。
最大の問題点は、報酬を与え続けなければならないことです。
いつも褒めてくれる親が、その日に限って褒めてくれないと、子どもの線条体は止まり、全くやる気が失せてしまいます。
もう1つの問題点は、報酬が報酬にならなということです。
つまり、小まめに褒めることは大切ですが、“勉強したら必ず褒めてもらえる”が当たり前になると、「褒め効果」のありがたみが無くなってしまうのです。
では、どうすればいいのでしょうか。
次回に続きます!強化学習
前回、やる気の主役は『線条体』というお話をしました。
子どもが勉強にハマる為の1つのキーは、いかにして「勉強に関する行動」と「快」を結びつけるか、ということです。
勉強が苦手なお子様が、勉強に関して“ワクワク”“ドキドキ”するのはどんな時でしょう?
この“ワクワク”“ドキドキ”が線条体の大好物です。
昔から、『子どもは褒めて育てましょう』と言われますが、勉強が苦手なお子様も、「頑張ったね!」「できたね!」と褒められると“ワクワク”“ドキドキ”の「快」が生じます。
子どもが勉強にハマる為に親ができる第一歩は、子どもがどんな時に「快」を感じているのか観察することです。
前回、褒められると「ワクワク」「ドキドキ」の「快」が生じるとお話しました。
“勉強したら褒める”、“勉強したら褒める”、を繰り返すと、“勉強しようかな”と思った時点で線条体が活動し、勉強に心が向かっていくようになります。
たとえ30分でも、お子様が勉強していたら褒めましょう。20分ではなく、30分も頑張ったのです!
普段机に向かうことのないお子様が珍しく机に向かっていたら、大いに褒めてあげましょう!
さらに勉強らしいことをしていたら、即座にべた褒めしてあげましょう!
親の理想とする我が子像と比較するのではなく、今までの我が子と目の前の我が子でプラスの変化を見つけて褒めてあげられるといいですね!
何かにハマっている時、脳ではドーパミン神経系が働いています。
このドーパミン神経系は報酬系とも呼ばれ、興奮したり、快を感じたり、達成感を得たりするときに働き、快感の主役であり、ハマリの主役でもあります。
しかし、快感の報酬系だけではゲームにハマるように勉強にハマることはできません。
勉強にハマる場合は、行動の開始や維持、コントロールにかかわるドーパミン神経系も思い描く必要があります。
この2つのドーパミン神経系が『線条体』で結びつき、それが繰り返されると、線条体は予測的に発火するようになります。
これが“ハマっている状態”です。
つまり、やる気の主役は線条体であり、線条体の発火がやる気なのです。
わかりやすく言うと、無意識にやっていて、しかもそれが心地良ければ、何となく続けてしまうということです。
子どものタイプ別やる気の出し方をお話してきましたが、そもそも『やる気』とは何でしょうか。
子どもが勉強を好きになって、自分から机に向かいだすようになることでしょうか。
では、子どもが勉強を好きになる為には?
ここで注目したいのが、“ハマるメカニズム”です。
SNSにハマったり、ゲームにハマったり、人は色々なモノや行為にハマりますが、浅いハマリから深いハマリまで、どのパターンも『ハマる脳のメカニズム』はおおむね共通しています。
そして、この『ハマりのメカニズム』『夢中になるメカニズム』を利用すれば、子どもが勉強にハマり『やる気』へとつながるのです。
前回までの続きです。
タイプ別やる気の引き出し方シリーズ、今回が最後になります。
【4.負けず嫌いの完璧タイプ】
いつでも完全、完璧を目指していて、1度始めたことはやりとげないと気がすまないタイプです。
“こうでないと!”という考え方にとらわれやすい面もあり、理想と現実の自分のギャップに苦しみ、自己評価が低くなりがちです。
複数の事を同時に行うことにストレスを感じるので、1つひとつ確実にこなす計画をたて、クリアさせていきましょう。
達成した実感を持たせる言葉かけも大切です。
子どものタイプ別やる気の出し方をお伝えしています。
お子様はどのタイプに当てはまるでしょうか。
【3.とにかくほめられたい!タイプ】
「愛着ホルモン」「絆ホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌が盛んで、つねに仲間とわいわい過ごしたいタイプです。
“認められた”という実感が必要なタイプですので、『すごいね!』『頑張ってるね!』と小さいことでもほめるとやる気につながります。
このタイプのお子様は個室よりも、家族が近くにいるリビング学習の方がはかどるでしょう。
学校などでの人間関係が悪くなると、成績も一気に下がってしまうので、普段からメンタル面で気をつけてあげましょう。
前回の続きです。
子どものタイプに合わせたやる気の引き出し方をお伝えします。
【2.心配性な堅実タイプ】
安定を好んでリスクを嫌うタイプです。
脳の安定装置と言われるセロトニン神経系の働きが強すぎる、または弱すぎる為、堅実な考え方を好み、過度な心配性になることも。
同じことをコツコツ続けることが苦にならないので、勉強を習慣化しやすいタイプです。
しかし、予定通りにいかなくなると、やる気を失いがちなので、あらかじめ余裕を持った計画を立てるといいでしょう。
疲れてやる気が落ちてきた時は、休憩をとることで、効率よく勉強を進められます。
やる気を出すきっかけには個人差があります。
お子様のタイプに合わせた関わりをして、やる気を引き出してあげましょう。
【1.熱しやすく冷めやすいタイプ】
新しいものや刺激のあるものが好きなタイプで、行動を促進するドーパミン神経系の活性化を求める傾向があります。
一方で次々に興味が移っていく飽きっぽい一面も。
このタイプの子どもにやる気を出させるには、次々に新しいことに挑戦させることです。
ポイントは、少しずつではなく一気に取り組むことです。
到達しやすいゴールを設定して、達成感を体験させることも、やる気の持続につながります。