ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い|小規模認可保育園 大津市萱野浦【サンライズキッズ保育園 大津園】【公式】

おおつえん
大津園
滋賀県大津市萱野浦24-50 ティアラ大津1階
JR東海道本線 瀬田駅 徒歩28分
(駐車場完備&バス停近く)
050-5807-2236 (平日10:00-17:00 )
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サンライズキッズ保育園 大津園のカリキュラム

ことばや集中力が身につく 絵本の読み合い

0歳児の赤ちゃんから小学生まで、年齢を問わず楽しむことができる絵本。もちろん、大人になってからも絵本を見て癒されることがあるでしょう。
そんな、あらゆる人々に楽しみや癒しを与えてくれる絵本ですが、幼い子に読み合いをすることで様々な効果をもたらすことがわかっています。

目次

絵本の読み合いの効果5つ

1.聞く力が高まる

大津園の様子

絵本に興味や関心を持って読み合いに夢中になると、集中力が身に付き聞く力も高まります。するとやがて、相手の話に耳を傾けながら会話ができるようになります。

2.読解力が身に付く

読み合いによって様々なお話を聞くことで、文章を読み取る力、つまり読解力が身に付きます。小学校に上がってからも、この読解力が国語の授業の際などに非常に役立つでしょう。
また、読解力は相手の気持ちを読み取る力にもつながるので、思いやりの心を持ったやさしい子に育つでしょう。

3.知的好奇心が育まれる

絵本には様々な人物や、いろいろな場面が登場します。「次はどのようなことが起きるのだろう」と、子どもたちは期待しながら聞いているのです。
登場人物がどのような気持ちか、次のページで話がどう進展するのか、といったこのときの「もっと知りたい」という気持ちから、知的好奇心が育まれます。

4.親子のコミュニケーションになる

親子で一緒の時間を過ごすことができる、読み合いの時間。お気に入りの絵本を親子で読みながら、絵本の内容や感想をお互いに話すことで、親子でのコミュニケーションが深まるでしょう。
また、ゆったりとした雰囲気の中で絵本に触れることで、子どもが安心感を持つこともできます。

5.言葉への興味が高まる

大津園の様子

文章はもちろん、音やリズムが協調された擬音語や擬態語など、いろいろな言葉で綴られている絵本。絵本得を読むことでたくさんの言葉に触れることができます。
子どもたちは絵本をきっかけに、言葉に対する興味や関心が高まるでしょう。そこから少しずつ言葉を覚え、話すことができる言葉も増えるのです。

乳幼児向け絵本の選び方

●0歳児向け:はっきりとした色彩が使われているものを選ぼう

0歳児ははっきりとした色合いのものを認識しやすいため、特に初めての絵本ははっきりとした色彩で描かれたものがおススメです。色に目が留まったら、そこから少しずつ形やイラスト、言葉などに興味を持ち始め、やがて絵本全体への関心も高まります。

●1歳児向け:身近なものが取り入れられているものを選ぼう

身の回りのものへの興味が高まる頃なので、身近なものが描かれている絵本を選ぶと良いでしょう。例えば、食べ物のイラストと名前が一緒に描かれていれば、見たことがある食べ物に興味を持ちながらその名前を覚えることができます。
絵本を通して、身の回りのものにもっと興味が湧いてくるでしょう。

●2歳児向け:子どもが好きなものをテーマにしたものを選ぼう

動物や乗り物をはじめてとして、特定のものに対する興味が高まったりお気に入りのものが出てきたりする頃です。子どもが好きなものをテーマにしている絵本を選びましょう。
好きなものや興味のあるものの知識を高めながら、絵本そのものも好きになるはず。

年齢別0・1・2歳児向けおススメの絵本紹介

●0歳児向け

「いっしょにあそぼしましまぐるぐる」

はっきりとした形や明るくカラフルな色で描かれているので、お子さんの目線が釘付けになるでしょう。

「まるさんかくぞう」

まるさんかくしかくといった、それぞれの形を知ることができる1冊。また簡単な単語が繰り返されているため、言葉の音やリズムを楽しむこともできます。

●1歳児向け

「ノンタンおしっこしーしー」

トイレトレーニングを始める時期におススメ。この絵本を読み合いすることで、子どものトイレトレーニングへの意欲が高まります。

「おいし~い」

ごはんを食べる赤ちゃんが主人公です。食べた後に見せるかわいい笑顔に親近感が湧くでしょう。

●2歳児向け

「いろいろばあ」

赤・青・黄色などはっきりとした色合いで描かれています。3色のあとにそれぞれの色と色を合わせると違う色に変化する様子も描かれているため、色の性質を楽しく覚えることができるでしょう。

「サンドイッチサンドイッチ」

パンや野菜などを使ってサンドイッチを作る様子が描かれており、完成するまで期待しながら見ることができます。

読み合いするときのポイント

大津園の様子

読み合いしている絵本が上下や左右に動いてしまうと、子どもはなかなか絵本に集中することができなくなってしまいます。パパやママは絵本を動かさないように持ちましょう。
また、絵を手で隠してしまわないように注意してください。子どもたちは言葉より絵を見ています。
絵本に対する子どもの興味をより高めていけるよう、持ち方にも意識をしながら読み合いをしてあげましょう。

たくさんの絵本に出会える滋賀県内・大津市内の公共施設

●滋賀県立図書館

●大津市立図書館

https://www.library.otsu.shiga.jp

  • ・本館(大津市浜大津)
  • ・北館(大津市堅田)
  • ・和邇館(大津市和邇)
  • ・南郷分館(大津市南郷)
  • ・移動図書館さざなみ号
  • ・移動図書館ミッケル号

サンライズキッズ保育園では、1日10冊の絵本の読み合いを行なっています。大津園でも、声のトーンや強弱を意識しながら、毎日子どもたちが楽しく絵本に触れることができるよう工夫しています。
読み合いの時間は、子どもたちだけでなく私たち大人にとっても楽しいひとときです。
ぜひご家庭でも、保育園で今日はどんな絵本を読んだのかお子さんに尋ねてみてはいかがでしょうか。好きな絵本について、いきいきと話してくれるでしょう。

令和4年度 保育士の振り返りアンケート結果

「絵本の読み聞かせ」を通して、子どもたちに変化が見られたか。
また、変化が見られた場合どのような変化が見られたか具体的に記載してください。

保育士の振り返りアンケート結果

大津園の保育士回答

  • 絵本に出てくる簡単な言葉や音を覚えたり、絵本の読み聞かせの時間を繰り返すことで集中してお話を聞けるようになったりしています。また、落ち着いて静の時間を過ごせるようになりました。
  • とくに2歳児では、戸外遊びの時に見たものが絵本に出てきたものと似ていたり同じだったりすると、知らせたり、それに対してイメージをふくらませてみたり、また会話や遊びの中でお話と同じ内容を取り入れてみたりするなど、遊びの中で絵本のストーリーを取り入れ、より想像力豊かに遊ぶ姿が見られました。
  • 散歩中や戸外遊び時に「絵本に出てきた〇〇だね」と話して発見を楽しむ姿が見られました。
  • 絵本に興味を持つ子どもが増えたと感じました。また、語彙が増えたことに成長を感じます。
  • 絵本の展開を覚えて発語したり、一緒に笑ったり驚いたりするようになりました。
  • 絵本が好きになり、お気に入りの絵本を保育士と一緒に楽しもうとしたり、さまざまな興味や疑問を持ったりしながら絵本を見るようになりました。

大津園以外のサンライズキッズ他園の保育士回答

  • お気に入りの絵本を繰り返し「読んで」、と持ってくるようになりました。
  • 以前より集中して絵本を見られるようになりました。
  • 物事に集中することに対する強弱の付け方などを学び、子どもの集中する時間が長くなったように感じます。
  • 落ち着いて最後まで絵本に集中して見られるようになりました。
  • お話を楽しみにしたり、お話に集中したりする力がつきました。
  • 毎日読み聞かせを行うことで、子どもたちの絵本への興味が出てきたり、集中力が高まったりしてきたと感じます。
  • お話を覚えていたり、楽しみにしていたり、興味関心や集中してみる力が育まれたように思います。
  • 絵本に対して以前より集中して見られるようになってきていると感じます。
  • 繰り返し絵本の読み聞かせを行うことに対して、子どもたちの反応が大きかったです。
  • 絵本の中に登場するものを、現実に存在するものの中から見つけたり、言葉を繰り返しているうちに覚えたりしました。
  • 集中力が高まり、座ってじっと絵本の話を聞く姿が増えました。
  • 登場人物の心情を想像することで他者の気持ちを考えてみる想像力が養われたり、語彙を身に付けたりすることができました。
  • 集中力がつき、全体の読み聞かせを静かに聞けるようになりました。
  • 年度終わりでは長めの絵本 ( 内容によるが年中向き ) の絵本を静かに聞けるようになるほど集中力がつきました。
  • 物事に対する集中力が高まり、言葉からの想像力も育まれたと感じます。
  • 子ども達の言葉や発声が日を増すごとに増えていると感じました。
  • 絵本の読み聞かせを通して、集中力の持続が感じられました。最初は短い絵本でも立ってしまったり飽きてしまったりする園児もいましたが、年度後半に差し掛かるにつれて長い絵本が聞ける様になりました。職員の話もしっかり聞くことができるようになったと思います。
  • 絵本に興味を示すようになり、絵本をよく見るようになりました。
  • 集中が続くようになり、座って絵本を読んだり、じっと見たりすることができるようになりました。
  • 絵本に出てくる単語を覚え、そこから発語につながっていったと感じます。
  • 楽しそうに読む姿が見られ、何度も繰り返し読むことで自分で内容を覚えて読んでいく姿も見られました。
  • 絵本を読むことについてイメージを膨らませて発展させて楽しむ姿が見られました。
  • より絵本が好きになり、少しの時間でも絵本を読みたいと子どもたちから言ってくるようになりました。
  • 毎日読み聞かせる時間があり、子どもたちも興味を持って見ることができていたと思います。
  • 絵本をじっくりみて楽しむ姿が多くなりました。「絵本をみたい」と、手に取る姿が増えたと感じています。
  • 語彙が増えたり、絵本への興味を持ったりするようになりました。
  • 絵本が大好きになり、始まると静かに耳を傾けている子が増えました。
  • 絵本を集中してみる時間が増え、少しずつ長い話も聞けるようになっています。
  • 繰り返し読み聞かせることにより絵本への関心や興味を持つことができるようになりました。絵本を楽しみにするようになりましたし、言葉の模倣も楽しむことができるようになりました。
  • お気に入りの絵本ができ、読み聞かせの時間を喜ぶ姿が見られました。また絵本の中の言葉を覚え、一緒に読む子どももいました。
  • 絵本で描かれている絵の色づかいやお話の展開に興味関心が広がり、想像力が高まっていました。

絵本の読み聞かせを振り返り、良かった点や反省点、
来年度につなげたい点がございましたらご記入ください。

  • 実際の絵本を読み聞かせていただいて、わかりやすかったです。
  • さまざまな絵本を知れて良かった。毎月の絵本の読み方も教えていただき実践できた。
  • 好きな絵本が子どもたちの中でうまれていったことがよかった。
    年度の後半には長い物語も楽しめるようにしていきたい。
  • 季節感や発達によりあった絵本を読んでいきたいた。
  • 子どもたちの反応が大きかったり、集中して絵本の世界へ入り込むことができるようになったので良かった。