ごあいさつ
ごあいさつ
私たち人は、常に日々の生活の中で自然と学び、考え、物事を判断をしながら生活を送っています。
この普段意識しなくとも何気なく行なっている行動に対して、「知性」が大きく関与しているのをご存知でしょうか。
人の知性は大脳皮質といって、ものを知覚(予想・計算・推理)したり、運動を制御したりと、脳の高次機能を司る器官があります。
この知性を司るといっていい大脳皮質が他の動物よりも発達しているため、人は人類において高い知性を持つことができる存在なのです。
■子どもの成長には「臨界期」が重要
人が生まれた時、脳重量は平均して約300〜400gと言われています。
そこから、3年後には約3倍と爆発的に大きくなることに比べ、大人になってからでは脳重量はほとんど変わりません。
この脳が急速に成長する時期に、知性を司る大脳皮質が与えられる影響により、人の感受性や学力に大きく差がでます。
この時、ニューロンという脳の中にある情報処理と情報伝達のための神経回路が、外部からの刺激によって作られたり盛んに組み替えられたりする乳幼児の最も感性の豊かな時期を「臨界期」といい、0歳〜3歳までの間の臨界期における教育が脳に与える影響は、計り知れません。
この適正な「臨界期」に適切な刺激を与え、脳を育むことを「育脳」といい、当園において大切なお子さまが将来立派な人格者になれるよう、「育脳」を意識したカリキュラムで運営しております。
■サンライズキッズ保育園の育脳とは
「育脳」を意識したカリキュラムとは具体的にどういったものかと言いますと、大きく分けて「1日10冊以上の絵本読み聞かせ」「体操」「リトミック」「英語教育」という以降の4つの軸に分類し実施しています。
①1日10冊の絵本の読み聞かせ
「1日10冊の絵本読み聞かせ」を行っています。
0~2歳のうちから絵本を読み聞かせることは、子どもの成長に計り知れない効果をもたらすと知られています。
読み聞かせにおいては、お子さまが本に興味を持つように、保育士は声のトーンや強弱、時には園児と一緒に体を動かし動きをつけて楽しく読み聞かせを行なっています。
また、お昼寝前への読み聞かせは、暗記力や集中力を自然と高めることができます。
当園では、教育に良い影響をもたらす絵本の他、地域性を重視した絵本なども取り入れ、1日10冊以上、年間にして約2,400冊の読み聞かせを実現しています。
②体操
次に、体操について。体操は、生きるために必要な「食べる」「寝る」「呼吸する」といった機能を司る脳幹・大脳辺縁系を刺激します。
丈夫な体を形成するためには、この体操が非常に重要な役割を担います。
幼児期から適度な時間に適度な体操をすることにより、空腹を促し、きちんとした時間に空腹を満たすことで、生活リズムが正されます。
また、当園では、給食やおやつはどんなメニューだったのか写真付きでブログへ掲載したり、園児には芋掘りなどで自分たちで収穫したものを感謝の気持ちを持って食べる「食育」を取り入れてます。
③リトミック
リズム遊びやいろいろな楽器に触れることにより、聴覚や音感の発達に役立つリトミック。
リトミックでは、それぞれの年齢やお子さまのその日の調子を保育士が敏感に察知し、楽しく活動できるよう取り組んでいます。
④英語教育
最後に、近年では多くの保育園や幼稚園で行われている英語教育については、歌やジェスチャーと連動させてまず、英語に興味を持ってもらうことからスタートし、楽しく学習させることを心掛けています。
以上の「育脳」を意識したカリキュラムで、臨界期にお預かりする大切なお子さまのそれぞれの能力を安心・安全に伸ばしていけるよう、
スタッフ一同、一丸となってひとりひとりの成長を見守る園がサンライズキッズ保育園です。
なお、サンライズキッズ保育園大津園のある大津市でも、近年を取り巻く「核家族化」「地域のつながりの希薄化」「体験を通して学ぶ機会の少なさ」といった社会現象を懸念しています。
子どもにとって質の高い教育と保育が重点と置かれる現代、登園の「育脳」の方針は、未来ある夢と希望に輝く子どもたちを送り出すことで、大津市に明るい地域性をもたらすことだと信じています。
■サンライズキッズ保育園は小規模保育
小規模保育ゆえに、ひとりひとりに注げられる愛情の時間は多いです。
お子さまの明るい将来を夢見て、親御さんと一緒に我々スタッフも成長を見守ることが一同の楽しみであります。
お子さまが素敵な人物になるように、サンライズキッズ保育園で保護者の、そして“結”で繋がる地域の皆さまへのお力添えができたら幸いです。
サンライズキッズ保育園
代表取締役・保育士
保育士登録番号:094494