2022-08-29
おうちで復習!避難訓練のおかしもち
Category:子育てにお役立ち情報
9月は台風シーズンです。今現在も九州に向けて台風が進行しています。
しかし近年の台風はトリッキーな動きをしており、福岡はよく上陸すると思われた台風が大きくそれたりと言うことがあります。しかし油断することなく子供たちと一緒に天気予報を確認することが大切です。
9月は防災の日もあり、避難訓練などに各地で力を入れられています。
避難訓練の言葉として「おかしもち」がありますが、小さなお子さんはなかなか覚えられません。ご家庭でも何度も繰り返すことでお子さんの耳に残るようになるでしょう。
避難訓練のおかしもち
なかなか耳慣れないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
もしくは「おかしも」までしかご存じない保護者の方もいらっしゃるでしょう。
災害時に子供たちに避難訓練のことをわかりやすく伝えられる便利な言葉になります。
押さない・駆けない・喋らない・戻らない・近づかない、で「おかしもち」です。
乳幼児には難しいかもしれませんが、言葉の響きとして残っていると小学校に上がってからもとっさに思い出すことができるでしょう。
お子さんの命を守る大切な言葉です。災害のニュースが起きた時などにご家庭でも話題にされたらお子さんの記憶に定着しやすいでしょう。
「おかしもち」の伝え方
災害時には落ち着いて保育士や先生の話をよく聞いて行動するということが大切になります。
人の話に耳を傾けると言うことを中心に伝えてください。
●お・・・おともだちをおさない
地震や火事、大雨など身を守ったり建物から逃げると言うことがありますが、周りのお友達や先生をしたりぶつかったりするとお子さん自身が転んで怪我をしてしまう可能性もあります。
逃げる時も他の人にぶつからないようにしようと伝えましょう。
●か・・・ひとりでかけない(はしらない)
災害の時に逃げるとなると、強くなってすぐに走り出してしまうこもいるかもしれません。
1人で駆け出してしまうと迷子になったり、避難する方向ではなく逆に危険のある場所に走っていってしまったりする可能性もあります。
走り出さないで、先生や園長先生の話を聞いてからみんなと動こうね、と伝えてください。
●し・・・おともだちとしゃべらない
災害時は、どうしよう!、こわいよーと大人でも喋りたくなってしまいます。
しかし、喋ってしまうとどのように動けばいいのか分からなくなることもあるでしょう。地域の放送やニュース、ラジオ、SNSなど聞き逃すと危険もあります。
火事で煙が出たときにおしゃべりしていると、口の中に煙が入って苦しくなることもお子さんにわかりやすい言葉で伝え、体を守ることの大切さを教えてあげてください。
●も・・・もとの場所にもどらない
災害によって炎症のお庭に逃げた時、ジャンパー忘れた、バックを取りに戻らなきゃ、〇〇君がいないから探さなきゃとお部屋に戻りたくなると言う子は少なくありません。
戻ったときにはまた怪我をする可能性があります。
先生たちのお話を聞いてから動くと言うことはもちろん、どうして戻ってはいけないのかを伝えるようにしましょう。
●ち・・・あぶないところにちかづかない
災害が起きると小さなお子さんたちは危険な場所がわからずに走り出してしまうことがあります。
ご家庭でも地震や災害が起きるとどのような場所が危ないのか具体的に説明してあげると良いでしょう。
みんなで怪我をしないように気をつけようと言うことを伝えてあげてください。