2022-02-10
バレンタインはなんの日?
Category:子育てにお役立ち情報
小さなお子さんも街の様子が違うということや、大人がソワソワしていることは感じ取ります。
テレビもインターネットでもバレンタインデーの話題で溢れているので「バレンタインデーがなにか」に興味をもつこともあるでしょう。
日本では女性が男性にチョコレートやプレゼントを渡して想いを伝える日とされていますが、本来のバレンタインデーの由来はどういったものなのでしょうか。
お子さんが興味を持ったときに伝えられるようにしてみませんか。
バレンタインデーの歴史
ローマ帝国の時代まで遡るバレンタインデーの歴史。
本来2月14日は女神ユノの祝日で、翌日2月15日はルペカリアの祭りが行われる日でした。
ルペカリアのお祭りは男性が女性の名前が描かれたくじを引いて、引いた名前の女性をお祭り期間中パートナーとして一緒に過ごすことになっていました。
パートナーとなった男女はそのお祭りがきっかけでお付き合いをするようになり、結婚したと言われています。
当時のローマ皇帝クラウディウス2世は若者が戦争に行きたがらない理由を家族や恋人と離れることを躊躇する気持ちにあると思い込んで、結婚を禁止していました。
これを受けたキリスト教司祭のウァレンティヌスが、兵士たちのことをかわいそうに思って内緒で結婚式を行っていたのです。
そのことが皇帝にバレてしまい、皇帝の法を無視したウァレンティヌスに謝罪し、結婚式を二度と行わないように命令しました。
しかし、ウァレンティヌスはそれに従わなかったために処刑されてしまいます。
女神ユノの祝日かつ、男女の出会いのお祭りであるルペカリアのお祭りの前日である2月14日にウァレンティヌスのをあえて処刑しました。
それ以降ウァレンティヌスが処刑された日として2月14日は毎年国民でお祈りをすることになったそうです。
ウァレンティヌスは英語で発音したときに「バレンタイン」と聞こえるため「聖バレンタイン」として今では知られています。
お子さんにバレンタインデーを伝えるなら
日本や韓国では女性が男性にチョコレートを贈る日と言われており、子どもたちもお菓子をもらえる日と認識しています。
なので、興味をもっているお子さんにはバレンタインデーの歴史を簡単な言葉で教えてあげましょう。
ウァレンティヌス司祭のことは「バレンタインさん」、ローマ皇帝は「えらい人」といった感じです。
昔々、遠い国にバレンタインさんという人がいました。
バレンタインさんが住んでいる国のえらい人は若い人に戦争に行ってほしかったので
「好きな人と結婚しちゃいけません、結婚なんかしないで戦争にいきなさい」という決まりを作りました。
バレンタインさんは優しいのdえ、えらい人に見つからないようにこっそり好きな人同士を結婚させてあげていました。
ところがある日そのことがえらい人にみつかってしまったのです。
えらい人はバレンタインさんを捕まえて「決まりを守れなくてごめんなさい」させようとしました。
でもバレンタイさんは最後まで好きな人同士で仲良くなってほしいと願っていたのです。
2月14日はバレンタインさんがみんな好きな人と仲良くできますようにと最期まで祈った日なので、バレンタインデーは好きな人やお友達に大好きなチョコレートやクッキーをあげるようになりました。
昔話のように話してみたらお子さんも楽しく聞いてくれるでしょう。