2023-09-07
静岡3歳女児園バス置き去り事件から1年、子どもたちに教えられること
Category:子育てにお役立ち情報
通常、夏季には高温となり、熱中症による救急搬送が増加する傾向があります。
そして、9月に入っても、地域や気象条件によって真夏のような暑さが持続することがあります。
このような状況下で、冷房の利かない車内に取り残された幼い子どもたちが亡くなる事件は、極めて悲しい現実です。
しかし、こうした事態に子どもたち自身が危機を伝える方法がSNSで拡散されました。
自衛手段として伝えたい車内に取り残された際の対処法
ある保護者が提案する「車内に取り残された際の対処法」は以下の通りです。
まず第一に、子どもたちには周囲に助けを求める手段として、クラクションを鳴らす方法を教えます。
クラクションが何度も鳴らされると、周囲の人々は異変に気付き、確認に向かうことでしょう。
ところが、小さい子がいくら手でおしてもなかなかクラクションを連続して鳴らすことが難しいです。
そんなときは水筒を利用してクラクションを鳴らす方法が有効です。
水筒を使ってテコの原理で押す
水筒を使った方法は、水筒をクラクションに押し付け、手を挟んで胸で押すことで、比較的少ない力でクラクションを鳴らすことができます。
水筒が使用できない場合には、他の道具を代用することも可能です。
手が滑りやすい場合には、太めの物を使うことが役立ちます。
身体を使って全体重で押す
身長が95cmの子供の場合、腰を使ってクラクションを鳴らす方法も考えられます。
腰をハンドルにかけ、体重を預けておしりでクラクションを押すと、有効な手段となります。
いかがでしょうか。
この提案はSNSなどで広まり、子どもたちにクラクションの鳴らし方を教える必要性について多くの支持を受けました。
提案した保護者も以前はクラクションを鳴らすことを避けるようにお子さんに伝えてきたそうです。
しかし、置き去り事件を未然に防ぐために、子どもたちにはさまざまな状況に対応できる能力を備えるべきという考えが広まっています。
残念ながら、置き去り事件の再発が報告されている現状からも分かるように、適切な対処法が政府主導のもとでもきちんと撮られていないことがわかります。
保護者が我が子を忘れてしまうということも報道されていないだけでヒヤリハットとして記録されているのが現状です。
お子さんが自衛手段をとれるように、伝えていきたいですね。