2018-10-18評価できなければ「達成感」という報酬が得られない 0件のいいね!
ゴールは抽象的ではなく具体的に、
評価可能な(できれば数的評価が可能な)行動の形で
記述されるほうが望ましい
「勉強ができるようになりたい」では評価できないが
「九九が言えるようになる」
「問題集を〇〇ページまでやる」
「机に座ったら、まず今日習った英単語を10回書く」
はできたのかできなかったのかが簡単に評価できる
ゴールは抽象的ではなく具体的に、
評価可能な(できれば数的評価が可能な)行動の形で
記述されるほうが望ましい
「勉強ができるようになりたい」では評価できないが
「九九が言えるようになる」
「問題集を〇〇ページまでやる」
「机に座ったら、まず今日習った英単語を10回書く」
はできたのかできなかったのかが簡単に評価できる
人は、「〜しなければ」「〜すべきだ」という思いから
行動を変えることはほとんどありません。
「人が行動を変えるのは、具体的で実行可能な行動の形で
未来が見えた時だ」と言います。
「〜したい」、そんな気持ちを聞くと、
明日から変わりそうに見えるけれど変わらない。
「〜」の中身が具体的で実行可能でないと、
なかなか変わらない。
「明日はきっと、〜しているだろう」
「この後、必ず〜するに違いない」、と
具体的で実行可能な行動の形でゴールが描けると
人は勝手に変わる。
子どもの「やる気」はどのように育てるのか。
「褒めて待つ」のが基本!!!
勉強にせよ、スポーツにせよ、音楽にせよ、
その行動をいかにして「快」のタグを貼るかが
ポイントになる。
望ましいことをしたら、ほめる。
「やる気」を見せたら、ほめる。
「努力」したら、ほめる。
これが鉄則です。
ある動作や手順と快の結びつき、これこそ「やる気」の正体
羽生名人とプロ棋士、アマチュアが
「一局面を見て、次の一手を考える」ときの脳を調べてみました。
「問題提示1分、答えも1分」のレベルだと、
三者とも前頭葉が活発に働いたそうです。
「問題提示も答えも1秒」とすると、
前頭葉は鎮静化し、線条体の一部、尾状核が活性化したそう。
「やる気」とはそれをするといい感じ、と直感的に感じられること。
直感的にそう思わなければ、それをしようとは思わないわけですから。
無意識的な行動と手順と、快感が結びつく
「やる気」には、脳の奥にある「線条体」という部位が関わっています。
?非常に細かな動作コントロールをする
?動作や手順のプログラムを無意識下に保存する
線条体の下側は快感に関わるところで、ここからのドーパミン放出量が
おおむね「快」の大きさを決めています。
子どもの学習を一生懸命見ているだけでも、親の脳が活性化する
子どもに学習させているときに、子どもの脳より親の脳のほうが、
実ははるかに活性化していることも多々ある。
子育ては大変、つらい、と思ってしまうこともありますが、
その時は「子育ても一種の脳トレ!」と
考えればいかがでしょうか?
きっと、ポジティブな気持ちになれますよ!!
親子関係では、目標を共有することが大事なポイントになる
巨大液晶タッチパネルの各所に白丸が次々に表示され、
すばやくそこに立ちするゲームを使い、その反応時間や位置の正確さから
得点を出すという実験をしました。
ゲームを何度か行い、そこで目標を立ててもらいました。
おもしろいことに、あらかじめ目標の共有が
行われた時だけこの違いが出たのです。
自分を奮い立たせ、つねに全力を尽くすことが必要と
いうことがわかります。
私たちの脳は優れものでどんなことにも素早く慣れていきます。
慣れるまでの間は、前頭葉がしゃしゃり出てきて補助的に
働きますが、慣れてしまうと線条体や小脳など、
無意識的・習慣的な脳が自動的に処理してくれるようになる。
すると、前頭葉は鎮静化しまう。
子どもをほめることが大切ということは、脳科学的にも正しい
人の脳は悲しい性を持っています。
自分が出来て人ができないとすごく嬉しい。
この時、脳の奥の腹側被蓋から前頭葉に向かうドーパミン(神経伝達物資の一種)
神経系がやたらと活性化します。
この神経系がはたらくと、前頭葉のはたらきも促進されるし
海馬で脳を育てる物資と連動して記憶の定着も促すのです。
人に勝ったときの優越感や、できたという達成感も、
やはり脳を育てるうえでは、重要ということになります。
【鼻耳チェンジ】
右手で鼻をつまんでください。
左手は右耳にかぶせてください。
相手が「チェンジ」と言ったら、左手で鼻をつまみ、
右手を左耳にかぶせてください。
どうですか?
ちょっと難しくしてみましょう。
相手が「チェンジ」と言ったら、今度は一拍たたいて
手を入れ替えてください。
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「んっ?こう??」と言いながらするのが脳トレ。
楽勝にできたら脳トレになりません。