2022-06-09
赤ちゃんの歩きはじめを応援しよう
Category:子育てにお役立ち情報
保育園に入園し、寝返りをうって周りが確認できるようになると他の子がハイハイをしているのを見て赤ちゃんも気づき始めます。
こうすれば探索にいけるということに。
月齢が近い子が歩きだすと「自分の同じように歩きたい」と思い始めるので、保護者の方がその気付きに対して応援してあげると赤ちゃんは自分の興味があるもののところまで自分で歩いて行こうとするのです。
その前兆や応援の方法についてご紹介しましょう。
赤ちゃんが歩き出す前兆
赤ちゃんが歩きはじめるのは生後12ヶ月ごろです。
しかし個人差があるので保護者の方は焦る必要はありません。見守っていきましょう。
ハイハイが上手になったら、支えがなくても座れるようになり、リズムをとるように上下に揺れたり、つかまり立ちや伝い歩きをしたりといった段階を踏んで歩けるようになっていきます。
つかまらなくても立っていられるようになるときが歩き始める前兆です。
タイミングをみはからって応援してあげましょう。
赤ちゃんが歩き始めた時の準備
保護者にとっては嬉しい赤ちゃんの歩きはじめ。
しかしハイハイや伝え歩きでも後追いや一人遊びで目が離せなくなったのに、と心配事も増えます。
赤ちゃんが転倒したり危ない場所へ入っていかないようにおうちの安全対策が必要になるでしょう。
●家具の角
赤ちゃんが歩く範囲に尖った角をもつ家具はないでしょうか。
また、指をはさんでしまうような危険なものはないかチェックして対策を撮りましょう。
コーナーガードで角を覆ったり、ベビーガードで戸棚の扉が開かないようにしたりしてください。
センサーやタッチで開く扉はうっかり赤ちゃんが解除できないようにしておきましょう。
思っているより赤ちゃんは手が届きますし、力もあります。
●家具の固定
伝え歩きをしているときにつかまった本棚や戸棚が倒れてこないように固定しておきましょう。
体を伸ばして引っ張ったり、掴んだものが落ちてくると危険です。
小さな子は好奇心旺盛なので、気になったものはどうにかして手にとろうと大人の想像を上回る行動をしてきます。
●ベビーゲート設置
玄関の段差や階段などの手前にベビーゲートを取り付けましょう。
できればドアや部屋の出入り口に赤ちゃんを近づけさせない方が安全です。
思いもしなかった場所まで移動していることがあるからです。
赤ちゃんの歩きはじめを応援
歩行器が赤ちゃんの歩く意欲を妨げるものとして推奨されていないことをご存知ですか?
あまりにもサポートしすぎると「できた」「できる」という気持ちが阻害されてしまうのです。
●手をもって手伝う
一人で立てた赤ちゃんの手をもって、優しく声をかけながら歩くのを手伝ってあげてください。
●おもちゃを近くに置く
お気に入りのおもちゃを手が届くくらいの位置に置いてみます。
おもちゃに気づけば取りに行こうとするでしょう。
●たくさん動かす
立って歩くためには筋力が必要です。
筋力をつけるにはベビーカーやベビーベッドにいる時間を減らし、赤ちゃん自身がたくさん動く必要があります。
ベビーベッドに入れておくほうが保護者の方は安心でしょう。しかし、赤ちゃんのためにも見守るようにしてみてください。