2022-11-21
勤労感謝の日ってなにをするの?
Category:子育てにお役立ち情報
もうすぐ「勤労感謝の日」。働く人をねぎらい、その働きや仕事に感謝をする日です。
いつもなら保育園に行くのにお休みということで、何の日なのか興味を示すお子さんもいるでしょう。
その由来や意味、何をする日なのかお子さんに伝えていきたいですね。
勤労感謝の日の意味や過ごし方についてご紹介しましょう。
勤労感謝の日の由来や意味
内閣府が発表している「国民の祝日について」では、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。」と勤労感謝の日を定めています。
「たっとび」とは尊ぶ、敬うということです。
そんな「国民の祝日」である勤労感謝の日は、もともとは「新嘗祭(にいなめさい)」という皇室の伝統行事が由来とされています。
農作物の収穫を祝うお祭りが行われていたのです。現在も皇室ではもちろん、全国各地の神社で行われています。
昔は食べ物ができるとみんなでお祝いしていたこと。
働く人がいるから美味しいご飯が食べられること。
生活していくにはいろいろな働く人にお世話になっていること。
勤労感謝の日は「働く人みんなにありがとうを伝える日」であることをお子さんに伝えてあげてください。
勤労感謝の日は何をする?
一般的に勤労感謝の日はその名の通り働く人に感謝してねぎらう日です。
・プレゼントをする
身近な人に感謝を伝えるためプレゼントをするのもオススメです。
折り紙やシールでつくった花束や、シンプルなフォトフレームにお子さんとデコレーションしたものでも良いですね。
・お手伝いをする
家事や育児も労働ととらえると、お手伝いをしたり、おいしいものを食べたり、マッサージや肩たたきをしたりとお互いに日頃の感謝を伝え合うのも良いでしょう。この機会にお子さんと洗濯物を一緒に畳んでみたり、お部屋の片付けや掃除を手伝ってもらったりしてはいかがでしょうか。
・お手紙を書く
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんなど家族だけでなく、駅員さんやスーパーの店員さんにも感謝の気持ちをお手紙にしたいですね。文字が書けないのでシールを貼ったり、手形や指でデコレーションしたりした用紙にお母さんが文字を書いてあげるのはいかがでしょうか。
・新嘗祭に倣う
勤労感謝の日の由来となった新嘗祭は農作物に感謝をする日。
いつもは白米だけの食事に麦や粟、大豆や小豆などの穀物を入れて食べ、感謝するのも良いでしょう。
また、新嘗祭が行われている神社に足を運ぶのもオススメ。お子さんと日本の伝統文化に触れましょう。