2023-08-24
夏バテを予防して元気に夏を乗り越えよう
Category:子育てにお役立ち情報
「夏バテ」になっていませんか?
今年は猛暑続きで食欲が落ちたり、睡眠不足になったりと不調を抱えた方も少なくないでしょう。
「夏バテ」自体は医学的な用語ではありませんが、日本の高温多湿な気候では、暑い季節に体温の変化についていけず、自律神経のバランスが崩れることによって、さまざまな症状が現れることがあります。
お子さんが夏バテにならないよう、その症状を知って対策をとりましょう。
一般的な夏バテの症状とは
疲れやだるさ、発熱感、イライラ、立ちくらみ、めまい、食欲不振など、これらの症状が当てはまる場合、夏バテが疑われます。
お子さんが夏バテになっていないかしっかりと観察してみましょう。
夏バテの原因とは
夏の暑さ、高温によって、体内の温度調節を司る神経の機能が乱れる可能性があります。
また、消化器の機能も影響を受け、食欲が低下することもあるでしょう。
さらに、必要な栄養素が不足することで体調が悪化することがあります。
暑さによって体力が奪われ、疲労が蓄積することも体調不良につながるでしょう。
加えて、暑い場所と冷房の効いた場所などの温度差が体温の調節を難しくすることがあります。
これらの要因が重なることで、夏バテといわれる体調不良が引き起こされることになるのです。
特にお子さんは大人と比べて体温調節が難しく、熱中症や疲労が起こりやすく、体力を消耗しやすい傾向があります。
つまり夏バテになりやすいのです。
夏バテの対策
お子さんが夏から秋になる季節のかわりめに体調を崩さないよう、夏バテの対策を取っていきましょう。
栄養摂取
バランスのとれた食事を規則正しく摂ることが重要です。
タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルを適切に摂取しましょう。
特にタンパク質は細胞の構成要素として重要であり、クエン酸、ビタミンB1、ビタミンCを含む食品は疲労回復に役立ちます。
ただし、冷たい飲食物や甘いものの摂り過ぎには注意が必要です。
運動
涼しい時間帯に軽い運動を行い、汗をかくよう心掛けましょう。
朝の早い時間や、日が落ちてからのお散歩がオススメです。
水分補給
水や麦茶、経口補水液などを十分に摂ることを忘れずに。
睡眠
十分な睡眠を確保し、疲労が溜まらないよう気をつけましょう。
ぬるめのお風呂でゆっくりしてから就寝するのも良い方法です。
環境
扇風機をうまく活用し、冷房の設定温度に気をつけましょう。
室内外の温度差を5℃以内に保つことで、自律神経の調整がスムーズに行われます。
クーラーの設定温度は25~28℃がオススメです。