2024-01-31
絵本プログラム
Category:お知らせ・イベント
こんにちは!
小規模認可保育園サンライズキッズ保育園厚木園です✨
️もうそろそろ節分ですね。節分とは本来季節の変わり目に邪気を祓うために豆まきを行い、心の中や外的要因の悪いもの(これを鬼に置き変えています)をやっつけ、無病息災などの健康を祈るものとされています💪
節分は鬼が来て怖いものと認識してしまっている子どももいるかもしれませんが、節分の本当の意味を知って節分を過ごしてくれたらいいなと思います🫘
今回は『オニじゃないよ おにぎりだよ』という絵本の読み聞かせの様子をお伝えします📚
ある山におにぎりが大好きな鬼がおり、鬼たちはおにぎりのことばかり考えて過ごしていました。そこに椎茸取りに来た人間が鬼にびっくりして、お弁当のおにぎりを落として逃げて行ってしまいました。
でも、鬼がおにぎりのお弁当に気付いたのがそれから何日も経ってからでした。鬼たちは「あいつら中々気が合うな」「ちょっと味見をしてみよう」と人間たちのおにぎりを食べてみると、何日も経っているのでカチカチになって酸っぱい匂いもして、とても食べられたものではありません😱
でも鬼たちは人間たちが毎日こんなおにぎりを食べていたのではあまりにも可哀想と勘違いし、おにぎりを作って持って行ってあげました。
しかし人間は鬼が来たものだから大パニックで逃げ出してしまいました👣
そのことにショックを受けた鬼たちは自分たちのツノが怖いんだと思い、おにぎりのかぶりものをして山を降りました。そこで「僕たちオニじゃないよおにぎりだよ」「おにぎりの美味しさを伝えに来たんだよ」と伝えるとみんな大笑い!鬼たちの美味しいおにぎりをみんなで食べるというお話しでした🍙
ちょっとクスリと笑える内容の絵本だったので、雰囲気を読み取ったのかオチが来る前にケラケラ笑っているお友だちもおり、みんなニコニコで見ていました🤭
お話しが進むにつれて鬼たちの面白いような優しいような、おにぎりファーストな姿を見て鬼にも親しみを持っているように楽しそうに見ている姿が印象的でした🎶
このお話のように話しや相手を知らずに怖がったり、勝手なイメージを想像してしまうと、その相手の良さが見えて来ないこともありますよね。そんな勿体無さをなくしてもっとじっくり相手を知らなければならないと思える絵本でした✨
今回はここまでとします🌈