2023-08-22
浴衣をきて日本文化にふれよう
Category:子育てにお役立ち情報
8月も終わりに近づいていますが、まだまだ猛暑が続いています。
今年の夏は甚平や豊かをお子さんに着せてあげましたか?浴衣や甚平はお子さんの成長がサイズを追い抜いてしまうので、できるだけたくさん着せてあげたいですね。
夏祭り気分を楽しみながら日本の伝統文化に触れることができる浴衣や甚平を夏の終わりに着せて過ごしませんか。
日本の伝統的な衣装・浴衣と甚平
気軽に日本の伝統文化に触れることができる浴衣と甚平。
浴衣は、夏に着る軽やかな着物の一種で、涼しい素材で作られています。
お祭りや夏祭りなどのイベントで着ることが多く、鮮やかな柄や色が特徴です。
また、浴衣を着るときには、帯を締めてウエストを引き締めることがポイントです。
小さなお子さんにも、浴衣を着せて可愛らしい兵児帯でイベントやお出かけを楽しむことができます。
一方、甚平は夏に涼しく過ごすための着物で、男性や男女問わず小さなお子さんにも人気です。
甚平は上下がセットになっており、ゆったりとしたデザインとなっています。
夏の暑い日に涼しく過ごすために着ることが多いですが、最近ではリラックスウェアとしても人気です。
甚平であれば小さなお子さんに着せても着崩れをさほど心配することなく着せることができるでしょう。
浴衣の着せ方
男の子でも女の子でも着せるとかわいいので、ぜひ夏祭り気分を楽しみつつ日本の伝統文化に触れましょう。
●衿を合わせる
最初に浴衣を羽織り、背中の中央のラインを合わせます。
次に、首にぴったりとフィットさせ、右から左の順に衿をクロスさせて、「y」の字のように合わせます。
喉元がちょうど隠れるくらいに調整するのが大切です。子ども用の浴衣は後ろの衣紋抜きは必要ありません。
●脇の穴から紐を通す
右身ごろに縫い付けられた紐を、左の脇の下の穴(身八つ口)から通しましょう。
表に出てきた紐を背中に回し、左身ごろの付け紐はそのまま右脇から背中に回し、両方の付け紐を胸の下でクロスさせて結びます。
余った部分は紐の結び目周りに隠すようにします。
背中のシワがないように気をつけて引きしめる際には、左右の身八つ口から手を入れて引っ張ると良いでしょう。
●兵児帯に帯芯を入れる
兵児帯をしっかりと巻き、ちょうちょ結びをして可愛らしさを出します。
しかし、このままだとすぐに解けたり着崩れしやすくなることがあります。
着崩れを防ぎつつ美しく見せるため、兵児帯に帯板などを入れて芯を作りましょう。
お子さんの快適さを考え、帯のお腹に当たる部分に手ぬぐいなどを挟んで芯として使います。
●兵児帯を巻きつけて結ぶ
帯の芯をお腹に当てて、反時計回りに2回巻きつけます。
後ろから見て左側を下にして巻きつけ、背中でちょうちょ結びをしてから、余ったタレがあれば結び目の下から通して隠すようにします。
これで着付けは完了です。
意外と簡単ではありませんか?まだまだ暑いのでぜひ着付けに挑戦してみてくださいね。