2023-07-03
新型コロナウイルスの感染拡大とマスクによる熱中症に警戒を
Category:子育てにお役立ち情報
インフルエンザと同じ扱いの5類になった新型コロナウイルス感染症。
今、第9波の感染がひろがっています。
地域によっては子どもたちにインフルエンザとの同時流行がでているというニュースも。
マスクの着用が今年度に入って不要となっていた小学校の中には、着用を推奨するケースもでてきました。
そんななか、マスクによる熱中症に警鐘が鳴らされています。
熱中症リスクはあるけれど感染症対策も怠れない
夏の熱中症予防に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにも基本的な感染対策を継続する必要があります。
マスクの着用や手洗い、人混みの回避など、適切な対策をとりましょう。
特に、屋内や密集した場所では注意が必要です。
安全な夏を過ごすために、感染予防に努めなければいけません。
とはいえ小さなお子さんは感染予防の対策をするのは難しいものです。
マスクをしていては熱中症の症状に気づきにくいということもあります。
厚生労働省では
令和4年度、熱中症リスクを回避するために厚労省が作成したリーフレットには以下の記載がありました。
マスクについて
マスクは飛沫の拡散防止に効果がある一方で、高温・多湿な環境では、熱中症のリスクが高くなります。
熱中症を防ぐために、近距離(2メートル以内を目安)で会話するような場合を除いて、屋外ではマスクをはずしましょう。例えば、徒歩や自転車での通勤・通学時や、散歩やランニングといった運動時など、屋外での活動においては、マスクをはずしましょう。
屋内においてもエアコン、扇風機や換気により暑さを避けながら、感染症対策をお願いします。屋内でも人との距離が確保できて、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着ける必要はありません。
令和5年度に感染上の2類から5類にリスクダウンしたとはいえ、徐々に医療機関にも支障を与えている新型コロナウイルス。
インフルエンザのように特効薬はなく、処方されるのは対処療法である解熱剤です。
0歳から12歳向けの日本製のワクチンも開発されていますが、公費で接種できない今、控える方も少なくないでしょう。
マスク熱中症による熱中症とは
マスクを着用することで、体内の熱がこもりやすく感じることがあります。
また、マスクの着用により湿度が上がり、喉の渇きを感じにくくなることもあります。そのため、マスクを着用しながら十分な水分摂取を心掛けることが重要です。
適度な休憩や水分補給を行い、熱中症のリスクを低くするようにしましょう。
現在医療機関や高齢者施設などでは着用を呼びかけられますが、基本的にマスクの着用は任意です。
子どもたちも嫌がるので、うがいと手洗い、それにワクチン接種で感染予防していくことが大切でしょう。