小さなお子さんの熱中症対策|小規模認可保育園【サンライズキッズ保育園 矢吹町本園】

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小さなお子さんの熱中症対策

2022-08-09

小さなお子さんの熱中症対策

熱中症で0才児が亡くなるといういたましいニュースを耳にするこの時期。
熱中症になりやすい小さなお子さんの熱中症対策はばんぜんでしょうか。
ちょっとした油断から重症化してしまうためお子さんから目を離さないようにしましょう。
こちらでは熱中症になる原因とその対策についてご紹介します。

小さなお子さんが熱中症になりやすい原因

●具合が悪いことをうまく伝えられない

小さなお子さんは自分の体調が良くないことを上手に大人に伝えることができません。
特に赤ちゃんは泣くことでしか伝えられないため、授乳してもオムツを替えても泣き止まない赤ちゃんに困ってしまうでしょう。
そのためお子さんがぐったりしていたり、呼吸が荒くなったりと症状が進行してから保護者の方が気づく事が多いのです。
簡単に考えて油断していると重症化してしまうので注意しましょう。

●体温調節がうまくできない

汗の通り道である汗腺が大人と同じ数ある赤ちゃんは、小さな身体に汗腺が密集しており、新陳代謝も高いため汗っかきです。
しかし、汗腺が細く、一度に大量の汗をかくことができないので体温調節機能が未発達。
身体の中に熱がこもり、気づいたときには脱水症状をおこしていたり、体温がかなり上昇していたりというケースがあります。

●地面からの距離が近く大人より熱さを感じやすい

身長が低いお子さんは建物や地面からの照り返しをうけています。
そのたえ大人より暑さを感じている可能性があるでしょう。
ベビーカーやサンシェードをつけたバギーででも道返しの熱はなかなかふせげません。
日中は日が高くなるまえか、日が落ちてから近くを散歩しようと伝えてください。
できるだけ日差しが強い日中は長時間の外出を控えめにしましょう。

小さなお子さんの基本的な熱中症対策とは

●日中の外出を控える

上記でお伝えした通り、暑い日の日中のお散歩はできるだけ避けましょう。
お散歩など外出するときには日中冷暖房を入れるほど時間帯を選ぶことも必要ではないでそうか。
暑い日はエアコンや扇風機を駆使して涼しい環境をつくり、過ごすように整えてください。

●水分補給と塩分補給

楽しく遊んでいると喉の乾きも暑さも気にならなくなります。
小さなお子さんは大人より必要な水分量が多いので、定期的に水分補給、塩分補給が必要です。
熱中症は屋内で発症する方が多いので、水分をしっかり補給して涼しく過ごせる環境を整えましょう。

●こまめな休憩を入れる

上記でもお伝えしましたが、楽しく遊んでいると夢中になって時間の経過も体調の変化も気づきにくくなります。
もともと体調の変化を伝えることができなかったり、汗をたくさんかいてしまって脱水がすすんで喉の乾きがわかりにくくなっていたりすると重症化してからしかお子さんの変化にきづけません。
遊んでいるときにはこまめに休憩に誘って、涼しい環境で水分補給をしてから身体を休めさせましょう。
お子さんが汗を書いていないか、水分をきちんと摂っているか、身体を休めているかどうかもしっかりと観察します。
必要であれば着替えをさせたり涼しい場所で遊ばせるようにしたり熱中症にならないように配慮しましょう。